元妻が買ったのは覚醒剤ではなく氷砂糖だった?「ドン・ファン事件」無罪の訳
朝日新聞出版, 2010/9/7
seminar book『放火殺人~日本人の親子関係がつくるパニック障害』
著者 心理カウンセラー坂口由美
出版日 2024.12.13
「いじめるのが、なぜ悪い?」「子どものしつけで叩くのが、なぜ悪い?」「子どもが働きにいけないのがなぜ悪い?」というのが、今の日本の総ての心の病いの状況です。これらは「全般性不安障害」といいます。また、暴力をふるう、キレて怒鳴る、自殺するなどは、「パニック障害」といいます。現在、私たちの脳の働き方は「発達」か、もしくは「退行化」のどちらかに向かって働いています。「退行化」の場合は、「幸福のボタン押し」といわれる中隔核で脳内最強の快感のドーパミンが分泌します。「努力して進歩するのは苦しい。しかし、悪くなって、破滅するのは一瞬。しかも解放感や高揚感がある、といわれているのは、「脳の働き方」の快感報酬の原則にもとづいているのです。「全般性不安障害」の特徴は、自分の言葉、行動が「危機」をつくり出していることに全く気がつかないというものです。
今回のゼミブック「seminar book」では、「危機的な状態」とはどういうものか?をくわしくレクチュア致しました。
このアプリケーションを活用して「物忘れ・記憶障害・健忘症」を早期に改善・回復させるイメージ療法プログラムをご案内致します。
Guidance by counselors 1
「しばしば忘れる、覚えようと思っているのにまた忘れる、という状況を、自分自身の問題として考えてください」
client 1
「はい」
自分自身の問題として考えたら「はい」と答えてください。
Guidance by counselors 2
「その場面はどんなものか?を私に教えて下さい。明るいですか?それとも暗いですか?覚えたいものは、どのように見えていますか?ご自分の身体の状態も教えてください。イライラする、ソワソワする、ゾッとするなどの気分障害がありますか?」
client 2
「はい」「いいえ」
自分自身の問題として考えたら「はい」か「いいえ」と答えてください。
Guidance by counselors 3
「今の場面は、脳の記憶のゾーンの画面に保存されました。そのままにしましょう。」
「次に、よく覚えていることを考えてください。この場面はどんなものか?を私に教えて下さい。明るいですか?それとも暗いですか?覚えていることは、どのように見えていますか?ご自分の身体の状態も教えてください。」
client 3
「はい」
自分自身の問題として考えたら「はい」と答えてください。
Guidance by counselors 4
「今の場面も、脳の記憶のゾーンの画面に保存されました。そのままにしましょう。」
「しばしば忘れる、覚えようと思っているのにまた忘れる、という状況を、自分自身の問題として考えてください」
「まだ、忘れてしまうという不安はありますか?」
client 4
「まだ不安がある」 「不安が消えた」
自分自身の問題として考えたら「不安がある」か「不安が消えた」と、本当の気持ちを答えてください。
Guidance by counselors 5
まだ忘れる不安がある場合は、イメージ療法プログラムを修正しましょう。
よく覚えていることを考えて、この場面はどんなものか?を私に教えて下さい。
client 5
「はい」
自分自身の問題として考えたら「はい」と答えてください。
このイメージ療法プログラムは、指示性のカウンセリングと性格プロファイリングを活用して、「物忘れ・記憶障害・健忘症」を早期に改善・回復させるために、ご相談者様とカウンセラーが二人三脚で力を合わせて修正を繰り返します。
おわりに
社会の皆さま、こんにちは。
全日本カウンセラー協会の坂口由美です。
日本人は、近いもののことを「内輪の話」「うちの会社」「うちの人」という認識の仕方で、自分の居る「空間の存在」と考えています。日本人は、遠い所にあるものと、親しくするために自分の気持ちと融合させました。遠い位置にあるものは、恐ろしいものではあるが、自分の生存を左右するものなので、「恐れ」を「尊敬」の気持ちに変えました。日本人は、自分の近いものを、親しんでいるから、バカにしてもいいと認識しています。親しい関係になると、自分の感情と同化しているのだから、自分の感情のその時々の状態に見合って、感情中心の言い方になってもいいはずだと認識しています。日本人は、近いものは、大きく、自分に向かって近づいて来るように見えます。脳の言語野の「ウェルニッケ言語野」の触覚の認知の機能が働いています。今回のゼミブック「seminar book」では、日本人の対人関係で、近くにいる人をバカにし、侮蔑の対象にするということと、その対策についてご案内しました。対策は、相手の人や物事をクローズ・アップするのではなく、上や下や横や、そして遠くからも見るという視線の切り替え方によるイメージ作りだということをご案内しました。
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精神科・心療内科受診の前に、全日本カウンセラー協会の「性格プロファイリング・自己診断表」チェックシートを、ぜひご活用ください。
ご利用料金
坂口由美/心理カウンセラー
三田文学会
社会学者 慶應義塾大学名誉教授「岡原 正幸ゼミ会」
全日本カウンセラー協会