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2024-12-05 | 日記

「アメリカだけに頼れない」韓国で広がる核武装論

日韓同時の核武装を訴える書籍が日本でも出版

 

「アメリカだけに頼れない」韓国で広がる核武装論

「アメリカだけに頼れない」韓国で広がる核武装論

「韓国の核武装は時間の問題、早ければ10年以内、遅くとも20年以内」。韓国独自の核武装を提唱し、その世論・国際的支持獲得をリードする書籍が日本でも翻訳出版された。筆...

東洋経済オンライン

 

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本の題名『田舎暮らし幻想離婚』

著者 坂口由美

出版日 2024.12.

ハンナ・アレントの「やり直す行為」と「赦しの道」を探り求めて行く

モラル‐ハラスメント【moral harassment】の改善のための習慣

ハーバード流交渉術の次の「4つの基本要素」は「立場ではなくて利害に焦点を合わせよ」です。

対立する両者のそれぞれの「立場」と「利害」、そして「互いに共通する利害」とは何か?を考えてみましょう。

ここでは、「結婚生活」を送っている両者を対象にします。

それぞれの「記述文」の中からもっとも適当であると思われるものを選んでみましょう。

妻の立場で「言いたい事。主張したい事。不平に思うこと」

  1. 私は、自然食を食べたり、自然の中で生活をすることに憧れていました。夫との会話では、「自然観」がぴったり一致したので、14歳年上の、田舎で大工の仕事をしている男性と結婚しました。
  2. 私は、自然の中で生活をすることに憧れて、(田舎の高度の高い地に住んでいる、それは、冬は極寒冷地になるということですが、)男性と結婚しました。経済生活は極貧でとても厳しかったのですが、望みどおりに自然の中で生活しました。ただ、想像以上に「自然」の環境は、「住環境が整備された都会」の環境よりも過酷で、試練のようだと感じました。
  3. 私は、自然の中で生活をすることを愉しみにして結婚しました。ふたりの子どもが生まれました。「自然観」はぴったり一致した男性でしたが、借金の返済や生活費もなんでも親まかせで、ぐうたらで、だらしない経済生活を改善する意思を持てない男性でしたので、憧れの田舎の生活を続けることができませんでした。

  人間はある行いを、それを行うこと自体に意味があると判断し、実行することができる。生存のためでもなく、生活の利便のためでもなく、行い自体を目的とする活動をアレントは「行為」(action)と呼んだ。人は自ら行為を始めることができる。しかし行為は決まり切った標準的な行動とは異なるため、その結果は予測できない。行為は他者の思いがけない反応(re-action)を呼び起こし、場合によっては他者を傷つけ、不幸にするかもしれない。しかし一度為された行為は取り返しが付かない。

ハンナ・アーレントは、行為の不可逆性を補うものとして「赦す能力」(culty of fbrgiving)を挙げる。

 自分の行いから生じる結果から解放され、赦されることがなければ、わたしたちの行為能力は一つの行いに
閉じ込められ、そこから立ち直ることはできないだろう。


夫の立場で「言いたい事。主張したい事。不平に思うこと」

  1. 私は「自然が大好き。自然の中で生活したい」という14歳年下の女性と恋愛結婚しました。「自然さえあれば喜んでくれるだろう」と思ったので築90年の老朽化したボロ家を改修して、嫁に迎えたのですが、なぜか不満を持たれてしまいました。
  2. 恋愛期間中の6年間も「自然の良さ」を語り合って来た14歳年下の女性と結婚しました。夫婦二人だけで暮らせたら、うまくいったと思いますが、子どもが二人も生まれたので生活費が無くて困窮しました。好きなイワナ釣りも出来なくなり、私だって「自然の良さ」が目に入らなくなりました。
  3. 「自然が好き」という14歳年下の女性を喜ばせようと、「自然の良いところ」だけを話しを膨らませて、いっぱい話しました。すると結婚しようと迫られました。結婚の費用は弟に借りて、家の修理費は借金して「新居」を用意するなど頑張ったつもりです。しかし、何かが足らなかったせいで、どうしても独身時代のように「楽しい」と喜んでもらえませんでした。

妻の利害とは?

  1. 私は「自然が大好き」で憧れの田舎の人と結婚しました。結婚してみると、土地の風習、村の人との付き合いは古いままでした。生活費の支出も毎月50万円は必要でした。おかげで、快適な生活の見通しが立たなくなりました。それなのに、夫は、貧しい田舎暮らしの利害を改善しようとしないので、「憧れ」が消えました。
  2. 私は独身時代にあれほど憧れていた「田舎の生活」に入りました。結婚生活には毎日、現金が必要です。しかも、食費が夫の収集だけでは賄えません。義父の援助で6年間が保てましたが、夫には収入を増やすという考えがないので、「この収入では家族4人が食べてはいけない」ということを理解しない夫とは、いくら好きな田舎でも住んでいられません。

夫の利害とは?

  1. 私が「自然が好き」な理由は、「イワナ釣り」や空気のいいところで仕事もせずに「昼寝」ができるからです。ところが結婚してみると、「お金を頂戴」「お金がない」と止め処なく言われるようになりました。こんなに楽しみの少ない結婚生活なんてばかばかしい、つまらないと思いました。
  2. 私は働いていないと父にも弟にも言われます。ですが、そんなことはありません。数百万円分くらいの釣り道具とかカメラを所有しているのですから、私はよく働いていると思います。私自身は今の働き方で充分なのです。お金がないのは、妻が東京育ちで浪費家のせいだと思います。住まいの借金さえ終われば、何とかなると思っていたところ、今度は、妻が子どもの進学資金のために貯蓄を始めました。だから、我が家には現金がないのです。「無理してでも働け」と、私を責める妻は欲張りなのです。

 

夫婦に共通する利害は?

  1. ふたりとも「自然が好き」という考え方は一致しています。すると、「田舎の生活」を楽しむことが共通の利害です。この「自然を楽しむ」という利害を成り立たせるには、「自然の中の楽しめない部分は何か?」をリストアップして一覧表を作ってみます。1.自然の厳しさ 2. 自然の危険なところ 3.自然の不自由なところ…この一覧表を確認して、利害をクリアするには何が必要かを考えてみます。夫婦に共通する利害をクリアするための対策案1.冬の暖房 2. 凍りつく水道管 3. 食料の入手の困難 4. 車や暖房費などの経費  等々が、夫婦で意見が一致している状態で、必要なものを確実に手に入れることが、「共通の利害」です。
  2. 夫婦それぞれが「自然が好き」という気持ちがあって、それは一致していました。ところが、「好き」という気持ちのもとになる理由や判断の根拠は夫婦それぞれが違っていました。夫のひろしは、まともに働かないで、好きな釣りや写真の享楽の世界に心を奪われ、そこから抜け出せないという人間社会からの逃避の考えが土台をなし、よりどころとなっています。一方、妻は、「田舎も都会も人間のものの考え方は同じ」と考えていました。ところが、都会人は個人のプライベートを中心にした個人主義の考え方を持っています。田舎の人は、相互助け合いの人間関係の考え方を持っています。それなのに、妻は。都会人も田舎の人も同じ考え方をする、という認識の上で「自然が好き」でした。夫も妻も、双方とも「人間についての何かを理解する」ということが不足しています。このような人間理解力の不足や未熟が、互いの不満、内面の理解の不足になっています。都会にいると心のトラブルはたちどころに表れるから分かりやすいのですが、田舎にいると、自然とのかかわりが先立っていて分かりにくいのです。妻が分かる「人間観」を夫も


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