凶悪化する“闇バイト”による強盗事件。“闇名簿”の流出により誰もがターゲットになる可能性がある。
「逃げ場ない」日本が「戦場」になったら…中国の「台湾侵攻」まさかの「死者数」予測
Psychiatric Assessment from the Perspective of Personality Profiling
ケーススタディ(case study) 事例研究とはなにか?
現実に起こった具体的事例を分析、検討し、その積み重ねによって帰納的に一般的な原理、法則を引き出す研究法のことである。
坂口由美の研究エッセイ Research Essay by Yumi Sakaguchi
社会の皆さま、こんにちは。
全日本カウンセラー協会の坂口由美です。
私は、性格プロファイラーという研究活動によって、デジタル社会デビューに乗り込んでいくことができましたことを、大変光栄に思います。職業や仕事は、すべて価値のあるものですが、とりわけ、研究を仕事にできるということは、とても生き甲斐のある、やりがいのある、夢中で取り組めるもの、他に類を見ない、掛け替えのない仕事です。
性格プロフィリングという、全日本カウンセラー協会独自の研究方法をご説明しながら、私独自の視点で研究エッセイを書いていく、この作業を交互に繰り返しながら、私にしか書けないオリジナルの電子書籍を完成させるつもりです。
ケーススタディ(case study) 事例研究 ノンフィクション小説「大学助教授の不完全犯罪」を書いた 松田 美智子の視点では、 立教大学の外国語科目助教授の川添邦夫の最終的な夢は、教授に昇格することだけではなく、文士の生活を送ることでした。英米の名作と呼ばれる古今の文学作品を新しい解釈で翻訳し、名を残したかったのです。
しかし、結局のところ、僕は夢を果たせずに終わるのか。夢を持続させる方法は、もはや残されていないのだろうか?事件の内容を知っているのは自分しかいない。警察に調べられても、証拠不十分で無罪になる可能性がある。愛人の遺体は見つかりっこない。これは完全犯罪なのだと考えたのです。
自分で埋めた遺体が見つからない限りは、犯罪ではない。このように考えたのです。
ところが、夫から愛人殺害を告白された妻の喬子は、何が何でも死ななければならない、と云い募ります。妻の喬子も、立教大学のゼミの教え子のひとりでした。立教大学のキャンパスを行きかう女子大生はおしゃれで美人ぞろいでした。川添邦夫助教授の目には、教え子の女子大生たちは、風景なのでした。その風景のなかから、次々に手を付けた女子大生は、やがて飽きると、消耗品という「物」と見做して捨てました。妻の喬子に飽きると、生活必需品という「物」として扱います。しかし、愛人の女子大学院生・倉重侑子に飽きると、目障りで、不快な、「危険物」と見做します。こうして、殺害して遺体を愛のかけらもないやり方で遺棄します。
ノンフィクション作家・松田 美智子の視点で研究すると、男性には、もともと、愛というものは存在していないことが分かります。愛人の侑子が、「愛」だと錯覚して、執拗に憑りついたものの正体は、男の気の弱さと男のだらしなさ、でした。愛人の侑子は、本妻の喬子よりも、若くてきれいで、すべてにおいて優れているから、私のほうが愛されて当然と思い込みますが、愛と呼ばれる「幻想を纏う妄想」の本体は、そんなところにはなくて、ただ、男の気の弱さと男のだらしなさ、そこにだけ存在していたのです。それにもかかわらず、この事件の真骨頂、真の凄さは、「愛」ではなくて、「神への恐れ」にあるのです。と云いますのも、愛人の侑子が、殺害された理由は、「妊娠」を盾に離婚を要求したからです。気持ちは決まっていました。すべては、川添邦夫と云う男の弱さ、身勝手さから生じた結末なのです。彼がどんなに拒もうと、責任をとってもらわなければならない。そして、愛人は殺害されたのですが、この死者の魂、すなわち怨恨から生まれた悪霊には、一つの強烈な意志が芽生えていました。川添の家系が続くのは許さない。凄まじいばかりの情念に囚われ、悪霊は、本妻の喬子に取り憑いて、終末へ向かって走り出していたのです。社会性のレベルの高い皆さまは、お気づきかと思いますが、愛人の侑子は、愛する男に「目障りで不快な危険物扱いされて、殺害という処理方法で、葬られたのですが、すると、この死者の魂、すなわち怨恨から生まれた悪霊は、恋敵である本妻の喬子に取り憑いたのです。一つの強烈な意志が芽生えていました。川添の家系が続くのは許さない。凄まじいばかりの情念に囚われたのは、本来ならば、妊娠を告白し、拒絶されたばかりか、殺害された愛人の侑子の強烈な意志であるべきなのです。それがなぜか、恋敵である本妻の喬子に取り憑いたのですから、これほど凄まじい憑りつきがあるでしょうか?まさに「世間の目を恐れるよりの、神を恐れよ」聖書の言葉さながら、です。一家心中と云う形で、家族全員を死に至らしめ川添の家系を断絶させた女性の目は見開いたまま息絶えていました。この女の身体を支配して蠢かしていたものは、果たして本妻の喬子自身であったのでしょうか?愛人の侑子ではなかったのでしょうか?
川添助教授の本妻・喬子の実母は、義理の息子である川添助教授を激しく憎悪し、あの男が、娘と孫、そして喬子の父親、家族全員を奪ってしまった殺人鬼であると激しく嗚咽する。しかし、川添助教授はまだ死にたくなかったし、幼い二人の娘を道ずれにしたくはなかった。では、家族全員を奪ってしまった殺人鬼とは誰の事なのでしょうか?
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