お越しいただきありがとうございます。(^-^)
創作でラストを考えてみました。
妄想の世界を
お楽しみ下さい。
******************************
「社長,お届け物です。」
秘書の言葉に はっと我に返った。
姉妹のわだかまりは 春の雪のように
穏やかに溶け始めていた。
しかし,気がかりなことは幾つも残っていた。
それが 現実だ。
私の受けるべき罰なのだ。
秘書が机の上に置いた小包に
目をやった。
ピンクの箱に丁寧にリボンがかけてある。
「…?」
そっとリボンをほどき 蓋を開けると
見覚えのあるDVDが現れた。『Dirty Dancing』
「!」
慌てて添えてあるメッセージカードを開いた。
『 ソダム、きれいなお姫様に なろうとするなら
一日に 100回は 笑わなくちゃいけないってさ
できるだろ?とくに お母さんの 前では もっと
たくさん 笑わないとね。
そうしたら お母さんみたいに きれいになるんだよ。
ソダムを愛する叔父さんより。』
「…テソン。」
間違いなくテソン=ゴヌクが送ってきたものだ。
テラは電話をとり小包を持ってきた秘書を呼び出した。
慌ててやって来た秘書は,宅配業者が届けてきたと
告げた。
「悪いけど,宅配業者に連絡して送り主と
住所を聞いてもらえる?」
秘書はすぐ調べますと言い,部屋から出て行った。
午後の会議が終わった頃にようやく秘書が
現れた。宅配業者は送り主は教えられないと
言ったらしいが,秘書は粘って聞き出してく
れたらしい。
送り主の名前は,シム・チョルス。
住所はミリャン。
秘書が出て行った後,長い間テラは
身じろぎもせず 名前と住所の書かれた
小さな紙片を見続けた。
間違いない。テソン=ゴヌクだ。
どうしよう。
自ら姿をくらましたのだ。
ホン家から距離を置きたかったのかもしれない。
時間が必要だったのだろう。
テラ自身にもモネにも時間が必要だったように。
会いに行くべきか。
しかし…。
どれくらい時間が経っただろうか。
秘書が報告に来たとき
運んできてくれたお茶はすっかり冷たくなっていた。
テラは決心したように
電話をかけ始めた。
***********************************
勝手気ままに妄想していますが
できるだけ ドラマのラストシーンを
生かして行こうと考えています。
次回をお楽しみに~(^_^)
創作でラストを考えてみました。
妄想の世界を
お楽しみ下さい。
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「社長,お届け物です。」
秘書の言葉に はっと我に返った。
姉妹のわだかまりは 春の雪のように
穏やかに溶け始めていた。
しかし,気がかりなことは幾つも残っていた。
それが 現実だ。
私の受けるべき罰なのだ。
秘書が机の上に置いた小包に
目をやった。
ピンクの箱に丁寧にリボンがかけてある。
「…?」
そっとリボンをほどき 蓋を開けると
見覚えのあるDVDが現れた。『Dirty Dancing』
「!」
慌てて添えてあるメッセージカードを開いた。
『 ソダム、きれいなお姫様に なろうとするなら
一日に 100回は 笑わなくちゃいけないってさ
できるだろ?とくに お母さんの 前では もっと
たくさん 笑わないとね。
そうしたら お母さんみたいに きれいになるんだよ。
ソダムを愛する叔父さんより。』
「…テソン。」
間違いなくテソン=ゴヌクが送ってきたものだ。
テラは電話をとり小包を持ってきた秘書を呼び出した。
慌ててやって来た秘書は,宅配業者が届けてきたと
告げた。
「悪いけど,宅配業者に連絡して送り主と
住所を聞いてもらえる?」
秘書はすぐ調べますと言い,部屋から出て行った。
午後の会議が終わった頃にようやく秘書が
現れた。宅配業者は送り主は教えられないと
言ったらしいが,秘書は粘って聞き出してく
れたらしい。
送り主の名前は,シム・チョルス。
住所はミリャン。
秘書が出て行った後,長い間テラは
身じろぎもせず 名前と住所の書かれた
小さな紙片を見続けた。
間違いない。テソン=ゴヌクだ。
どうしよう。
自ら姿をくらましたのだ。
ホン家から距離を置きたかったのかもしれない。
時間が必要だったのだろう。
テラ自身にもモネにも時間が必要だったように。
会いに行くべきか。
しかし…。
どれくらい時間が経っただろうか。
秘書が報告に来たとき
運んできてくれたお茶はすっかり冷たくなっていた。
テラは決心したように
電話をかけ始めた。
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勝手気ままに妄想していますが
できるだけ ドラマのラストシーンを
生かして行こうと考えています。
次回をお楽しみに~(^_^)