サッカー女子のワールドカップ(W杯)は9日、当地で準々決勝の日本-ドイツが行われ、日本は30分間の延長戦の末に1-0で勝ち、初の4強入りを決めた。
13日にフランクフルトで行われる準決勝では、スウェーデンと対戦する。
大会開催国のドイツはW杯3連覇を逃した。国際試合で日本がドイツに勝ったのは初めて。
日本は高さと展開力のあるドイツに苦戦したが、好守で耐え抜いて90分間を0-0でしのいだ。30分間の延長戦では後半3分、途中出場の丸山(千葉)が沢(INAC)のパスを受けて均衡を破るゴールを決め、そのまま逃げ切った。
スウェーデンは10日の準々決勝でオーストラリアに3-1で快勝した。
この他の準々決勝は、9日にフランスがイングランドに勝利。1-1で終えた延長戦後のPK戦を制した。もう1試合は、前回準優勝のブラジルと世界ランキング1位の米国が対戦。