PAZ CHURCH 通読箇所
2024年1月17日
マルコの福音書7:14-30
14 イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「みな、わたしの言うことを聞いて、悟りなさい。
15 外から入って、人を汚すことのできるものは何もありません。人の中から出て来るものが、人を汚すのです。」※
《16 聞く耳があるなら、聞きなさい。」》割愛
17 イエスが群衆を離れて家に入られると、弟子たちは、このたとえについて尋ねた。
18 イエスは彼らに言われた。「あなたがたまで、そんなにも物分かりが悪いのですか。分からないのですか。外から人に入って来るどんなものも、人を汚すことはできません。
19 それは人の心には入らず、腹に入り排泄されます。」こうしてイエスは、すべての食物をきよいとされた。
20 イエスはまた言われた。「人から出て来るもの、それが人を汚すのです。
21 内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、
22 姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、
23 これらの悪は、みな内側から出て来て、人を汚すのです。」
24 イエスは立ち上がり、そこからツロの地方へ行かれた。家に入って、だれにも知られたくないと思っておられたが、隠れていることはできなかった。
25 ある女の人が、すぐにイエスのことを聞き、やって来てその足もとにひれ伏した。彼女の幼い娘は、汚れた霊につかれていた。
26 彼女はギリシア人で、シリア・フェニキアの生まれであったが、自分の娘から悪霊を追い出してくださるようイエスに願った。
27 するとイエスは言われた。「まず子どもたちを満腹にさせなけれなばなりません。子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのは良くないことです。」
28 彼女は答えた。「主よ。食卓の下の小犬でも、子どもたちのパン屑はいただきます。」
29 そこでイエスは言われた。「そこまで言うのなら、家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘から出て行きました。」
30 彼女が家に帰ると、その子は床の上に伏していたが、悪霊はすでに出ていた。
・7:24~ シリア・フェニキアの女の信仰
詩篇8篇1-9
指揮者のために。ギテトの調べにのせて。ダビデの賛歌。
1 主よ 私たちの主よ あなたの御名は全地にわたり なんと力に満ちていることでしょう。 あなたのご威光は天でたたえられています。
2 幼子たち 乳飲み子たちの口を通して あなたは御力を打ち立てられました。 あなたに敵対する者に応えるため 復讐する敵を鎮めるために。
3 あなたの指のわざである あなたの天 あなたが整えられた月や星を見るに
4 人とは何ものなのでしょう。 あなたが心に留められるとは。 人の子とはいったい何ものなのでしょう。 あなたが顧みてくださるとは。
5 あなたは 人を御使いより わずかに欠けだあるものとし これに栄光と誉れの冠を かぶらせてくださいました。
6 あなたの御手のわざを人に治めさせ 万物を彼の足の下に置かれました。
7 羊も牛もすべてまた野の獣も
8 空の鳥 海の魚 海路を通うものも。
9 主よ 私たちの主よ あなたの御名は全地にわたり なんと力に満ちていることでしょう。