先日買った何冊かの本のなかで、一番興味深く読んでいるのが
この「司馬遼太郎全講演[1]」です。

オイラが生まれる前からの司馬さんの発言した講演記録が載っている。

戦争を体験された方の言葉は重い。
司馬さんは戦死率の高い戦車隊に配属され、まず生きて帰れないと戦地に赴いた体験談からくる発言だ。

まず何のために死ぬのかと思ったら、腹が立ちました。
いくら考えても、自分がいま急に引きずり出され、死ぬことがよくわからなかった。
自分は死にたくないのです。ところが国家は死ねという。
国家とは何だと思いました。
死ねというような国家は、国家であるはずがない。
おれのところは三代ほど国家に税金を払ってきたが、死ねというために国家は税金を取ってきたのか。
そんな国家ならつぶすべきだ。
そんな国家は不必要だと思いましたね。
・・・・・・・・・。
司馬さんが戦地から生きて帰られたから、
多くの方が、司馬文学や司馬史観を得ることができた。
平成8年2月の逝去、もう20年以上経つのですね。
司馬さんが今の時代を見たら、
なにを感じてどんな言葉を語るだろうかと、
オイラは大変興味があるのだ。
【ヒゲ親父】
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この「司馬遼太郎全講演[1]」です。

オイラが生まれる前からの司馬さんの発言した講演記録が載っている。

戦争を体験された方の言葉は重い。
司馬さんは戦死率の高い戦車隊に配属され、まず生きて帰れないと戦地に赴いた体験談からくる発言だ。

まず何のために死ぬのかと思ったら、腹が立ちました。
いくら考えても、自分がいま急に引きずり出され、死ぬことがよくわからなかった。
自分は死にたくないのです。ところが国家は死ねという。
国家とは何だと思いました。
死ねというような国家は、国家であるはずがない。
おれのところは三代ほど国家に税金を払ってきたが、死ねというために国家は税金を取ってきたのか。
そんな国家ならつぶすべきだ。
そんな国家は不必要だと思いましたね。
・・・・・・・・・。
司馬さんが戦地から生きて帰られたから、
多くの方が、司馬文学や司馬史観を得ることができた。
平成8年2月の逝去、もう20年以上経つのですね。
司馬さんが今の時代を見たら、
なにを感じてどんな言葉を語るだろうかと、
オイラは大変興味があるのだ。
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