てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#252(街道をゆく⑧泉編)

2018年03月17日 20時53分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
街道をゆく⑧です。

オイラこのシリーズ気に入ってます
ちゃんと進むべく目標があって、
今回はここからここまでときちっとしてるところがいいのかも。


さて、
今日は犀川大橋からですね。

今日は晴天だけど風が少し冷たい朝です。

あそこに犀川沿いにある雨宝院が見えます。

行ってみよう

とくれば室生犀星ですよね。


金沢三文豪の一人の室生犀星は三文豪の中では一番若く1889年~1962年の生涯でした。犀星の犀は当然、犀川からとってます。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」が有名ですね。

「性に眼覚める頃」(大正八年十月)の一節。

雨宝院。

里子に出された室生犀星が幼少時代を過ごした寺です。犀星の作品によく登場するあんずの樹もここで見ることができるそうです。

近くには、

室生犀星記念館があります。

ここは

室生犀星生誕地でもあります。


さて加賀藩では浅野川大橋と犀川大橋に橋番を置いたとのことです。
この犀川大橋の前にある犀川大橋交番は現在の橋番かな。

思えばオイラこの交番には嫌な思い出がある。
免許取りたての時、最初の交通違反は、
ここの交番のお巡りさんに朝のバス専用レーン違反で停められたことだった。

この交番の下に面白いものがあった。

犀川の川べりに降りることができる階段だ。

わくわく!


ほう、


大橋の底部を工事していました。


少し上流へ


この木造三階(もしかして四階)建ての建物がかっこいい。


さて旧北陸道(旧北国街道)を進みましょうか。



早速、大きいのが出ました!


神明宮にある、


この巨木は、


御神木である神明の大けやきです。


樹齢千年超の県内最大の大けやきで史跡名勝天然記念物。

ここはパワースポットです。

野町広小路交差点です。


おっ!ビルングですな

ビルヂングってたしか名古屋にもあるよね。

この近くには、

にし茶屋街があります。


金沢三茶屋街のひとつで、

ひがし茶屋街と主計町茶屋街に比べると少し地味で観光客も少なめです。

交差点に戻って進もう。



ご存知の方も多いと思うが、この森紙店さんの屋根には石がいっぱい乗ってんだよね。


街道につながっているこういう雰囲気のよい小道に入ってみると、


忍者寺で有名な妙立寺の裏口に着いた。


寺町と接してるからね。

表に周る

今度入ってみたいな。

裏へ戻り裏口から出て、


今日一番来たかったお寺に来た。


願念寺である。


オイラが街道を歩く際に携帯するこの味方の本。

まつお出版の北陸街道紀行ですが、
サブタイトルに、芭蕉「おくのほそ道」を織り込んで-となってます。

この本は旧街道を紹介するだけでなく、松尾芭蕉ゆかりの場所も紹介している。

こう書いてあります。
芭蕉と曽良は、七月一五日から二三日まで金沢に滞在した。ここで若き愛弟子の一笑の死を聞かされ追悼供養では句を手を向ける。
「塚も動け我が泣く声は秋の風」を詠んだ。

そう三百年以上も前にこの寺で追悼会が行われ、松尾芭蕉が詠んだのだ。


小杉一笑。

芭蕉は一笑の死を相当悲しんだらしく、知らされたときに慟哭したとある。
※慟哭=悲しみの為に声を上げて激しく泣く。

一笑塚。


味方の本にも掲載されていました。


オイラ芭蕉ゆかりのこの寺に一度訪れたかったのだ。


街道を進もう。



らくがんで有名な諸江屋さん


親鸞聖人御廟所とあるね、有名な場所かな?


ここは野町。





おや?陽平アートとある。

認知障害(強度の自閉症)アーティストである陽平さんか。

そして旧街道は、


ここで右の細い道へ逸れていくのだ。


このあたりに上口一里塚があったらしい。


旧街道らしく古民家が残っています。


ここは泉ですが、


ここにある案内柱が、


隣との塀の距離が近すぎて読めましぇん


緩やかな左カーブ。


まだまだ歩くぞ。





氷屋さんだ。


そして、

左前方のシャッター車庫の裏側を見てみると、

案内板があった。


上口松門跡の解説です。

春日町にあった下口松門跡は名残が残ってましたが、こちらは何もありません。
ちなみに上口と下口ですが、当時は京都方向が上となります。

こんな感じだったのかな。


進みますと、千代尼遺跡


あぁ念西寺さんか・・・


たしかにここは千代尼のゆかりの寺でもありますが、


その隅にひっそりとあるのは、昭和の悲しい証。


ジェット機墜落事故慰霊の碑です。


そうです、前にも紹介しましたが(#177戦闘機が落ちた町編)、

昭和44年にこの付近に戦闘機が落ちたんです。


そしてまさにここが現場です。


新聞記事から抜粋。


こんな感じで落ちてきたかと考えるとほんと怖ろしい出来事だ。




この辺りは旧街道の名残が残ってますね。


この国造神社には、


全国でも珍しい逆さ狛犬があります。


さてそろそろ、


今日の終着点が見えてきました


はい、国道157号線に出た今日はここまで。


今回はこれだけ進みました。


次回の横川編に続く。
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橋が出来ていく様を

2018年03月17日 16時00分00秒 | 【ヒゲ親父】地元のこと
天気が良いので、


オイラお気に入りの場所の一つである
北陸新幹線手取川橋梁工事現場へ、


ずいぶん進んできております。


早くできるといいね。

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