深雪は婚約者の俊亜貴を連れ故郷の雪之島を訪れる。結婚をしてありふれた幸せを手にいれるはずだった。ところが祝宴の席で深雪は思いもよらないことを島民たちから知らされ、状況は一変する。やがて俊亜貴は行方不明に…。この島、何かがおかしい―。人間の奥底にある執着心と狂気を描いた傑作サスペンス。
秋吉理香子の書いたヒューマンホラーサスペンス。
感想にも書いたことだけど、人間の持つ狂気ほど恐ろしいものはないのだと思った。
また、地方特有の雰囲気を忠実に描いていたため、他人事ではない身近な問題として読めたことが面白かった。
追伸 最後のシーンは誰もがゾッとするでしょう。
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