2016年6月26日、前日、リッチー・ブラックモアを観たことで、今回の旅行の目的は、ほぼ達成した気もするが、実は、ある意味では、これからが本番と言える旅行。まずは、バーミンガムからリバプールまで、電車で移動です。
事前に、日本で、チケットは購入していたものの、発見は駅の自販機で行うので、25日にチケットは受け取り、乗る場所を確認。ところが、時刻表を見ても、その電車がない。よく調べてみると、リバプール駅に行くのは、バーミンガム・インターナショナル駅ではなく、バーミンガム・ニュー・ストリートという前日に行った街中の駅だとわかり、まずは、そこまで移動。ニュー・ストリートからリバプールまで。それにしても、日本の駅の親切さを実感する。なにしろ、ボードはあるものの、ホームでは、案内の放送はないし、駅員もいないので、乗っていいのかどうかもわからない。電車にも、何も書いてないし。そのうえ、ホームが長くて、前のほうに止まっている電車と、後ろのほうに止まっている電車で、行先が違うし。中に乗っている人に確認して、何とか乗りこめた。1等の席で予約したが、中はガラガラだった。
上りも下りも関係なく、一つのボードに書いてありました。
切符は、磁気式です。
途中の駅は、あまり大きな駅はなく、静かです。
のどかな田園風景
もしくは、工場が並んでいる感じの風景
2時間弱で、リバプールに到着
乗ってきた電車です
バーミンガムに比べると、洗練された感じの街です。まずは、荷物を預けるために、ホテルまで移動。駅から歩いて15分ほどなので、地図を見ながら歩くと、結構坂道なのと、石畳なので、スーツケースを持って歩くのはつらかったです。
比較的大きな交差点のところに、宿泊先のハードデイズナイトホテルが!反対側の歩道から撮っても全体は撮れませんでした。
こんな感じで、外の壁には4人が迎えてくれます。なぜか、3人しか撮ってない(泣)
部屋の中も、ビートルズ。「起こさないでください」は、Let it be. 「掃除してください」は、I need you.
アメニティの音楽
部屋は、リンゴの部屋でした。
ホテルの中は、ビートルズだらけです。らせん状の階段も、ビートルズ4人の歴史になっているので、歩かなければいけません。下から登るべきところ、上から降りてきたので、歴史をさかのぼる感じになってしまいました。(苦笑)
ホテルは、部屋が空いているので、13時にチェックインさせてくれたので、部屋に荷物を置き、たった半日のリバプール観光です。
何となく、横浜の赤レンガ倉庫あたりを思い起こす感じの街です。まずは、海のそばにあるThe Beatles Storyから。恥ずかしい話、ビートルズについて、詳しくないこともあり、中を見ても、表面的にしかわからない自分が悔しかったです。学生時代に、もっとビートルズをまじめに聞いておけばよかったと反省。
観に来てる人たちも、10代から20代前半と若い人が多く、ビートルズ現役世代は、見当たりません。急いでみたせいもあり、1時間弱で見終わってしまいましたが、本来ならば、2時間くらいは必要かなという感じです。大ファンならば、もっと時間がかかるでしょうね。
その後、ショップによって買い物をし、15時から、ビートルズゆかりの地を回るMagical Mystery Tour(バスツアー)に参加です。
バスの中は、オーストラリア人、若い10代のロシア人(?)と私たち。どうみても、ビートルズ後追い世代です。が、案内のおじさんとともに、盛り上がってスタート。
リンゴのファーストアルバムのジャケット写真
ペニーレイン。通りの名前だったと、初めて知りました。
リンゴの住んでいた家だったような
ジョージの生家
ストロベリーフィールズ
ポールの住んでいた家。等々、いろいろと回りましたが、やはり、もっとビートルズの歴史を知っていれば、より楽しめたかなぁと反省しきりです。
バスツアーの最後は、Cavern Clubのそばで終了。といっても、ホテルもすぐそばなんです。2時間半ほどのツアーでしたが、レンタカーでもないと自分では回れないし、駐車も難しい場所が多いので、バスツアーか、タクシーチャーターが無難なようです。
17時半過ぎに終わり、お昼が食べられなかったので、夕食。結構強い雨が降ってきたので、リバプールでは有名だというモールの中で探したものの、あまり食べたくなるようなお店は見つかりませんでした。イギリスで2回目のフィッシュ&チップスとカレー。フィッシュ&チップスは、バーミンガムよりも小ぶりでしたが、タルタルソースがあったので、一安心。カレーは、結構スパイシーです。
食後、いったんホテルに戻り、再度外出。雨もほとんど上がってきたので、ホテル周辺を散策。
19時過ぎでも、まだ明るいです。
ホテルのすぐ裏通りが、有名なCavern Club。
Cavern Clubの入り口。
この日は、昼間から、30分くらいづつ、いろいろなバンドが出ているようです。夜は、1人4.5ポンドくらいだったと思います。
ここでは、このTシャツを購入しました
演奏したバンドの名前が飾ってあります。奥のほうには、別の特別ステージがあり(普段は入れません)、200名程度のキャパみたいですが、そこで、著名アーティストがライブをやっていたようです。
ビートルズのカバーバンドが出てました。想像以上に狭いです。両脇には、テーブルがありますが、座っていると、ステージは見えません。見たバンドは、3人で、ビートルズを演奏してましたが、それでも、狭そうでした。
翌朝、9時過ぎには出発なので、ホテルで、朝食に7時オープンと同時に入ったら、ガラガラ。1名だけいましたが、すぐに出ていきました。
レストランの中にも、ビートルズがいっぱい
サージェントペパーズのジャケに出ている人たちの写真
レストラン風景
これは、なんだかよくわかりません。特別美味しいものではなかったです。
バーミンガムのホテルに比べれば、量的には多かったですが、すごく美味しいというものがあるわけではなく、それなりに満足したというくらいです。イギリスらしい朝食。。。
出発まで時間があるので、朝の散策です
ホテルのショップ
Cavern Clubの通りも、朝早くは、人通りもなく、お店もやっていないので、静かなもんです
通りにあるレンガには、たくさんのバンド名が書いてありました
どこもかしこも、ビートルズ。やはり聖地です。にわかファンでも、聖地巡礼をした気になりました。
エリノア・リグビー
前日は、ホテルを探すのに夢中で、周囲を見る時間がなかったので、駅周辺を見て回りました。
リバプールは、再開発で、海の周辺は、赤レンガ倉庫やモール等で、横浜のようになってますが、駅の周辺は、歴史的建造物がたくさんあります。また、ビートルズゆかりの場所は、どちらかといえば、少しすさんだ感じでもあり、新旧入り混じった街というところでしょうか。どうせならば、2泊すれば、もう少しゆっくりとビートルズを勉強できたかもしれませんが、よほど余裕のある旅行でもなければ、それ以上滞在する必要はないかなと思いました。