おととしは、秋田県の大曲花火大会。昨年は、青森県ねぶた祭りの最終日の水上花火大会。そして、今年は、念願の新潟県の長岡花火大会。どこの花火大会も、たくさんの人が集まり、宿泊や移動等のことを考えると個人で行くのは大変なので、毎年ツアーで参加。長岡も、2日間で100万人集まるとか。行く前に、長岡花火大会のことを調べると、昭和21年8月1日の長岡大空襲でたくさんの人が犠牲になり、その1年後から開催された「長岡復興祭」が原点にあるそうです(花火大会の起源は、明治12年だそうです)。
詳しくは、下記のページを見てください。(2017年の案内が出ると消えてしまうと思いますが、長岡の花火大会で検索すると出てくると思います)
http://nagaokamatsuri.com/omoi.html
http://nagaokamatsuri.com/
当日は、バスで、松戸から出発。花火目的なので、出発は、11時40分。出発前に、松戸は大雨と雷。新潟では、雨が降らないことを祈り、出発。お昼は、自分たちで買ったお弁当を車中で。お酒も飲みながら、のんびりとした旅です。渋滞しても、眠くなっても、目的地に連れて行ってくれるバスの旅は楽しいものです。途中、新潟県に入ってからのSAでは、土砂降りの雨だったのに、長岡では、雨の降った様子もなく、天気も上々。花火大会は、19時30分からですが、渋滞もほとんどなかったため、17時30分頃には、現地に到着。もらった夕食のお弁当を食べて、出店をみたり、ボーっとしながら、ひまつぶし。
会場を見渡すと、かなりの人が集まってきています。一日あたり50万人?長岡市長が開始前に挨拶をしましたが、昨年8月に真珠湾で、長岡の花火が打ち上げられたそうです。そして、この日は、ケネディ駐日大使が、花火大会を見に来ているという紹介がありました。市長が、戦争の火花はいけないけれど、花火は平和を祈るものだというようなことを言ってました。
そして、私たちの前は、誰もいません(笑)。シート席ですが、最前列、そのうえ、サッカーゴールの向こう側が打ち上げ場所というラッキーな場所でした。最初は、いす席にしようか迷っていたんですが、いす席は、はるか後ろでした。
待っている間に、3本は飲みました。
そして、打ち上げ開始。まずは、慰霊と世界平和への願いをこめた、白菊で開始。
2016年8月2日 長岡花火大会 白菊
そのあとは、大型スターマインを中心として、どんどん続きます。
2016年8月2日 長岡花火大会 「故郷はひとつ」
2016年8月2日 長岡花火大会 復興祈願花火「フェニックス」
2016年8月2日 長岡花火大会 「この空の花」
2016年8月2日 長岡花火大会 「米百俵花火・尺玉100連発」
花火を見るのに、上を向きすぎて、首が痛くなるというくらい、真上に上がっているので、音と花火の迫力がすごかったです。周囲の人も、横になって見上げているというくらい。そして、カメラに花火が収まりません。ズームもしないで撮影しました。
2016年8月2日 長岡花火大会 (ビデオ)-ほとんどの花火をつなげたものです。
2016年8月2日 長岡花火大会(写真)-ブレブレの写真もありますが、撮影した花火全部です。
花火大会は、21時30分頃終了。そして、バスの駐車場まで、15分ほどだったので、すぐに到着。しかし、周辺の道路は大混雑で、バスが駐車場を出るのは、23時ころでした。自家用車で行けば、停めるのにも苦労するし、渋滞の中運転するのは苦痛なので、出待ちするくらい、なんてことありません。お祭りや花火のツアーは、大体こんな感じです。そして、宿泊先は、新潟ではなく、長野です。
長岡の花火大会は、ほんとに素晴らしいものでした。また、来年も行きたいと思わせてくれます。翌日は、テレビ中継もありましたが、花火大会は、実際に見ないとよさはわからないし、この長岡の花火大会は、カメラに収まり切れません。ぜひ、機会があれば、皆さんも行ってみてください。