5日目の午後は、午前中の重い雰囲気のアウシュビッツから一転、ヴィエリチカ岩塩抗の観光です。まずは、アウシュビッツから、1時間ほどかけて、クラクフに戻り、自由行動の方と合流し、昼食です。翌日の観光場所となるヴァヴェル城のすぐそばにあるレストランです。
ヴァヴェル城が見えたり大きな公園があるところですが、大きな交差点のすぐそばです。
ポーランドのレストランは、雰囲気のいいところが多かったです。
サラダとロールキャベツ。やはり、もう一品(スープかデザート)が欲しい気分になります。
昼食後は、ヴィエリチカに移動し、世界遺産岩塩鉱山ヴィエリチカの観光です。
駐車場から10分ほど歩きますが、道路沿いには売店が並んでいます。
ここは、たくさんの子供が見に来る観光場所ですね。14時過ぎですが、あとからどんどんやってきます。中に入るには、必ず、ここの専任のガイドさんがつくことになります。
入り口近辺は、あまり広くないですが、きれいに整備されています。
入り口が、この扉だというのが笑えます。順番になると、この狭い扉を開けて、中に入っていきます。
いまでは、観光地となっていて、岩塩採掘は細々と行っているだけのようです。観光で見ることができるのは地下135mまでで、実際には、350mの深さまであるそうです。そして、公開されているのは、多くても3%程度ということでした。アウシュビッツには、小さな子供たちは少なかったです(やはり、もう少し大きくなってから勉強すべき場所ということなのでしょう)が、ヴィエリチカは、小さな子供たちがいっぱい来ています。
この牢屋みたいのがエレベーターです。一台に8名乗りますが、ギュウギュウです。
しばらく並んで、待っていたのですが、混んでいるときは、下りも上りも階段を使うということでしたが、今回は、どちらもエレベーター利用になりました。添乗員さんが、登るのは地獄だから、絶対嫌だといっていたので、結構きついんですかね。そして、100mくらいまで降りますが、真っ暗な中を降りていきます。
この岩塩採掘で、かつては、王家の収入の3分の1を依存していたようです。降りると、観光用の通路が出来上がっています。世界遺産になった当時は、換気装置に問題があり、危険遺産リストに加えられたこともあったようですが、改善されて、湿度調節も行われているため、内部が溶けることはなさそうです。
通路には、塩の結晶が固まっているところもあります。
ところどころに、教会が設けられています。
当時の様子を再現しているところや壁に出来ている塩の結晶等の変化を見ながら、岩塩抗のメインとなる聖キンガ姫の礼拝堂(地下100m)に到着。地下にこれだけの礼拝堂を作ったというのは驚きですが、地上の礼拝堂とそん色ありません。子の礼拝堂の壁に掘られている彫像の中には、今まで掘った人の彫像もあり、今でも掘っているそうです。この岩塩坑のハイライトです。
地上に出ると、売店の中。買い物は、お決まりの塩でした。量り売りもありますが、そんなにいらないので、パック物を。ハーブ等が混ざっている塩も売っていました。外の売店と売っているものは変わらず、値段も同じくらいです。
2時間ほどかけて、岩塩坑を見た後は、再度、クラクフに戻り、夕食です。
夕食とはいえ、まだ、外は明るいので、夕食気分ではありません。でも、19時くらいです。
茹で卵にビーツ。酸味のあるスープです。
コロッケ、チキンレッグ、そして、デザートは、レモンタルト。
ホテルのロビーでは、3名による演奏が行われていました。ホテルに戻った後、添乗員さんの案内で、スーパーに。ここのスーパーは、ヴロツワフのスーパーとは違って、お酒はないし、品物の陳列もきれいではないという話でした。住宅街に建っているスーパー(ポーランドのチェーン店なのか、テントウムシのマークのお店が目立ちます)に行きましたが、ホントに品物を陳列というよりも、そのまま置いてあるという感じです。品物の値段と陳列があってないので、いくらかもわかりません。それでも、お菓子類や缶詰等を、またも購入しました。ポーランドのスーパーは、それにしても安いです。買いすぎたかと思っても、2,000円にもなりません。