ゆうくんの徒然日記 

旅行と食べ歩き中心です。
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今年のクリスマス ~九十九里のイタリアン~ Ushimaru 2019年12月23日

2019年12月30日 14時15分55秒 | 千葉県
今年のクリスマスは、クルマでちょっぴり遠出をしてきました。そのため、アルコールはなしで我慢しました。千葉県山武市にあるイタリアンレストランです。HPには、「貴方の知らない千葉がここにあります」と書かれていますが。私の中では、九十九里や南房総というと、お刺身やお寿司を中心とした和食の魚介料理を食べに行くところです。イタリアンやフレンチも見かけますが、なんだかなぁという感じで、食べに行くことはありませんでした。いろいろなサイトでの評判の良さから、思い切って、クリスマスに行くことにしました。
クリスマス時期は、一種類のお任せメニューのみです。事前に予約確認の電話をもらい11時45分頃からのスタートということでした。お店につくと、外までお迎えいただき、中に案内されました。テーブル4人掛け5つと奥の個室4人掛け2つのうち、6テーブルが埋まりました。平日の昼間に、これだけ埋まるというのも驚きです。
飲み物は、各料理に合わせたペアリングコース(アルコールとノンアルコールともに)もありましたが、初めてのお店なので、飲み物は、一種類のみノンアルコールをオーダーしました。
こちらは、ワイン用のブドウ果汁100%のスパークリングジュース

アメジストの雫(三年熟成の山葡萄ドリンク)
コースのスタートです。
サツマイモとムチュリ(チーズ) サツマイモからというのは驚きですが、とろけるような甘さです。

白くて丸いのがマガモのポルベッティーニ、上にはふかひれ、見えませんが、その下には、蕎麦がきがありました。出汁の味が、秀逸でした。こちらは、出汁まで飲み干すことことができる美味しさです。

マサバの藁焼き。脂ののった新鮮なマサバがさっぱりとしています。

アカムツ。黒っぽいのは、はばのり。上には、山山葵がのっていましたが、結構、山葵がピリッと効いていました。

ダイヤモンドポークのパンチェッタと赤貝。ダイヤモンドポークは、千葉県産銘柄の豚です。赤貝が、意外と大きくて、食べ甲斐がありました。

この後に出てくる食材のホウボウを持ってきて見せてくれました。驚いたのは、生きていることです。漁港から仕入れてくるので、新鮮を通り越してますね。

ホウボウを待つ間にも、出てきます。伊勢海老です。脚の部分も食べられるようにカットされていまっした。これだけ?と思うかもしれませんが、少しづつ、いろいろな食材を提供してくれる、手の込んだイタリアンですね。伊勢海老のプリプリ感は、今まで味わったことがないかのような気がします。

プンタレッラとロマネスコにハマグリ。プンタレッラは、シャキシャキ。ロマネスコは、ふわっと柔らかく、ハマグリのプリプリ感が合いました。このハマグリも、結構大きな貝だっただろうことがわかります。

ここで、フォカッチャの登場。焼き立てです。取り分けるところを、よく見ててくださいと言われました。

切り分けるときに、中から湯気が出てきました。

外は、カリッと、中は、ふわっと。見えませんが、上に乗っている塩は、自家製の塩だそうです。九十九里の海の水から精製しているとのこと。

メバチマグロ。左は、シラスのせ。右は、自家製粒マスタードのせ。部位ごとに、ソースを変えています。

ここで、先ほどのホウボウの登場。魚のメインになります。フキノトウにオリーブオイルとホウボウの出汁を入荷させたソース。食材は、できる限り手を加えず、ソースにこだわりを持って、食材を生かすべく作られています。

10種類以上の野菜のサラダ。大豆ソース。自家農園で栽培したものだそうです。

ジャージー牛の登場。でかい骨です。ジャージー牛というと、高級牛乳のイメージしかありませんが、食用でも使われるそうです。

下はコガモ。ソースは、左に少し映っていますが、ナツハゼのジャム。上がジャージー牛。ソースは、黄色っぽく見える山葡萄柚子胡椒です。

コガモは、トリュフ添え。コガモの脚は、驚きです、モモの部分は、歯ごたえ十分で美味しい。

こちらが、ジャージー牛。二口くらいで食べられますが、じわっと、ゆっくり火を通した感じで、熟成牛のようなイメージです。

ミカンと柚子のシャーベット。口の中に入れると、ふわっと解けます。シャーベットというよりも、上質のかき氷のようなものでしょうか。

パスタは、白子産青のりをたっぷりかけた地粉パスタ。わかりづらいですが、麺が太めで、食感がもちもちっとしていて、面白い。青のりの香りも、よかったですね。

セミフレッド。北イタリアの伝統的なお菓子だそうです。

コーヒーのセットの横には、セミドライトマトの揚げたもの(?)

最後は、ヨーグルトの上に、アイスクリーム。
ここまでで、11時45分スタートで、14時ころの終了です。のんびりと食事を楽しめるお店です。食後にお店の方と話しをしましたが、オリーブオイル以外は、ほとんど地産地消だということです。自家製の野菜や塩、新鮮な魚に、お肉。こういうイタリアンは、東京では、食べることができないだろうなと思います。お酒は飲めなくとも、満足度は、トップレベルかなと思いました。

お店の外観です。駐車場は、広いので、心配はありません。事前の電話で、ナビだと誤案内することもあるので、グーグルマップで確認してくださいと言われましたが、ナビでも正確に地図は出るものの、音声は、右ではなく、左に曲がれと言うところが不思議でした(笑)。地図通りに行けば、到着します。
通常でも、メニューは、価格の違いのみ2種類で、仕入れた食材によってメニューが変わるそうです。いつ行っても、楽しめそうなお店です。



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