3日目 3つ目は、バガン遺跡群の夕景
ヤンゴン→バガン 国内線で1時間20分
今日は、バガンまで、国内線で移動なので、5時出発です。そのため、朝食は、お弁当(パン4つと果物多数、ジュースにお水)。6時10分出発、1時間20分ですが、100人乗りくらいのプロペラ機でした。
空港で使っている移動用のバスも日本車。こんな押しボタンがついていて、懐かしい。
飛行機は、席は自由席で、ミャンマーの3つの都市を循環するバス替わりです。
荷物は、こんなカートで運んでくれます。
バガンに到着すると、ちょっとした市場見学。
スポンジで、ハエを払っています。鶏肉についている黒い点々は、はえ(苦笑)
生もの等は買えないので、ロンジというミャンマーの人が着る民族衣装を、購入しました。安いこともあり、ほとんどみんなが、数枚購入です。いわゆる腰巻ですが、男性と女性用があります。夏に日本ではくと気持ちいいですが、外に出るのはどうかなと。
そして、世界三大仏教遺跡で、約3,000基の仏教遺跡が林立する仏教の聖地バガン遺跡群の中に入っていきます。
まず最初に、シュエジゴン・パゴダですが、ここは、大きな寺院です。1059年に建設をはじめ、完成まで30年かかったとか。
ここでも長い通路を歩いて中に入ります。
上のほうは、修復中です。
修復をしている場所の土台は、竹で組み立てられています。円形になっているので、鉄の棒では組み立てられないそうです。驚くのは、高い場所に裸足で昇り、作業をしているところです。見る限り、安全ベルト等はつけていなそうです。
朝、早かったせいか、ほとんど人はいませんでした。金箔でおおわれたきれいな建物ですが、近くで見えるところは、すこしづつ剥がれています。
このおおわれている所にたまっている水をのぞくと、大きなパゴダが、映り込んでいます。角度が難しいんですが、ガイドさんが教えてくれました。
これは、展示されていた写真です。
次なる場所は、ティーロー・ミンロー・パゴダです。
この寺院は、46mと大きいうえに、四方に、異なる大きな仏像があります。
お供え物です。観光客以外にも、お祈りに来ている方もたくさんいました。
壁画もあります。
その後、子供たちが僧侶になるための修行をしているところに行きました。ここでは、托鉢(たくはつ)と呼ばれる僧が修行のため、鉢(はち)を持って、家の前に立ち、経文を唱えて米や金銭の施しを受けて回ることの体験をさせてもらいました。
並べてあるものの中から、好きなものを取って、鉢の中に入れてあげるのですが、ルールとしては、前の人とは違うものをあげることだけでした。
この時間は、10時でしたが、ミャンマーのテーラワーダ仏教では、6時と10時の2回しか食事を取ってはいけないそうで、この後、部屋に戻り、食事をしたようです。
この日、3つ目の寺院は、アーナンダー・パゴダです。1091年建設の大きな寺院。ビルマのウェストミンスター寺院ともいわれているとか。
このパゴダも修復中ですが、以前の写真に比べると、塗装により非常にきれいになった印象があります。一番上の修復中で囲われているところは、金箔のようです。
ここにも、狛犬らしきものが、建物の四方にありました。
一番高いところは、やはり金の飾りがあります。
ここにも、四方にそれぞれ異なる仏像があります。それぞれ、10mくらいの高さです。
そして、ここにも壁画がありました。
仏像への入り口の前に、このようにお賽銭入れのようなものがありますが、日本とは違い、手を伸ばせば、お金を取れてしまうというかたちです。
午前中、最後の寺院は、マヌーハ寺院です。
階段を上り、この中にお賽銭をいれるようですが、中を見ることはできませんでした。
狭いスペースに、寝仏が寝ています。
こちらの仏像も、大きいのですが、狭いところに閉じ込められている感じです。捕らわれの王が、不満とストレスを表現する為に作った寺院だそう。
その後、川幅の広いエーヤワージ川そばのレストランで昼食。
川に面したテラスで食事ですが、屋根もあるので、気持ちのいい場所でした。
天ぷらのような感じです。
カレー味のスープ
野菜炒め
鶏肉とひょうたんのカレー
豚肉とじゃが芋のカレー
各自、取り分けて、こんな感じです。量は、たっぷりあるので、お替わりができます。加えて、コーヒーに果物。
昼食後は、漆作りの見学と買い物。
見学の後は、お店で買い物です。少しだけ買いました。少し割高だったかも。
昼間は暑すぎて、観光というわけにはいかないので、いったん、ホテルにチェックインし、休憩です。外に出ましたが、歩いていられるレベルではありません。湿度も高いし、日差しの強さも半端じゃありません。
ホテルは、2階建てのきれいなホテルです。
夕方になり、観光開始です。まずは、シュエサンドー・パゴダの前に、ひとつ寺院に寄りましたが、名前を失念しました。確か、すごく古いパゴダで、ぜひ見てほしいということだったような。
夕陽が、仏像のところに差し込んできて、きれいでした。
そして、この後、一番高いパゴダを見ました。そして、シュエサンドー・パゴダまで、夕焼けを見に行きます。見るためには、裸足になり、急な石の階段を上っていかなければいけないのですが、一番上まで行くと、3,000基ともいわれる大小の仏教遺跡の一部を360度見渡すことができます。
ここを登るときも、当然、裸足です。
夕日が沈む場所は、早くから場所取りをしているようですが、この日は、夕陽が沈む前に、地平線上は、雲が出てきたため、沈むところは見えませんでした。それでも、幻想的な景色を見ることができました。
この辺のパゴダは、ほとんど森に隠れていたそうです。
見学の後は、夕食です。中華風ミャンマー料理。ここでは、操り人形のショーと4人の女性が歌うショーを見ながら食べることができました。
お店の中は、かなり暗めです。18時過ぎですが、まだ、他にお客さんはいませんでした。店内では、民族楽器の生演奏も行われています。
食事は、ここでもとりわけですが、かなりの種類が出てきました。
ショーを見ながらとはいえ、おなか一杯になりました。
4人の女性の歌と踊りがあります。頬の白いのは、日焼け止めとして塗っているものが、お化粧代わりになり、いつでも塗っています。男性も塗っている人がいました。
操り人形の劇は、歌と一緒ですが、何を意味しているのかは分かりません。
夕食も終わり、ホテルに戻りましたが、ホテルはバガン遺跡群の中にあるホテルなので、周辺には何もないので、早めの就寝となりました。