NIMOの部屋

何気ない日々の幸せを語ります。

二十世紀とラ・フランス

2015-09-11 13:04:57 | 日記

 

     東日本では考えられないような大雨で、宮城県でも堤防が決壊して水が流れ込んでいます。

 

     こちらは申し訳ないような青空が広がり、気持ちのいい秋の日です。

 

     セミの声から虫の音に変わり、朝方は肌寒さを感じ、季節が進んでいることを教えられています。

 

     昨日、鳥取から二十世紀が届きました

 

                             

 

     梨の中でも青梨の代表格だそうです。   生産量は、やはり鳥取県が一番多いそうですが…

 

     二十世紀梨が発見されたのは、千葉県の松戸だそうです

 

     鳥取には明治37年、北脇永治さんが松戸から苗木を購入し、自分の果樹園に植えられたのが始まりだとの事。

 

     100年以上経った現在も、当時の木が3本残っていて、敬老の日の贈答用に収穫されているそうです。

 

     二十世紀は、栽培途中袋を被せて栽培されますが(傷や病害虫から守るため)

 

     袋を被せないで、太陽光に当てて栽培された梨が「サンセーキ梨」と言われるそうです。

 

     太陽をいっぱい浴びて、糖度が上がり甘くなるようです。

 

     そう言えば二十世紀はあっさりしてるかな?

 

 

 

     梨のなかにも洋ナシ、ラ・フランスがありますよね。   今朝はラ・フランスを頂きました。

 

                          一個だけお買い上げ

 

 

     ラ・フランスはフランス原産、クロード・ブランシェが発見した品種だそうです。

 

     日本へは、明治36年授粉用に導入されたそうですよ。

 

     外観はよくない   (そうは思わないけれどなあ)

 

     香り・良い    甘み・濃厚   なめらかな舌触り  上品な味   食感は、リンゴやももに似ている

 

     今朝頂いたものも凄く美味しかったです。

 

     ラ・フランスは追熟が必要な果実です。  追熟前はかたくて、甘みもなく まずいそうです。

 

     常温で10日から2週間追熟させると、デンプンが分解され、果糖・ショ糖・ブドウ糖などの糖となり

 

     甘みが増し、ペクチンのゲル化により舌触りの滑らかさが増すそうです。

 

     

     ちなみに…   原産国のフランスやヨーロッパ各国では、なんと!

 

     気候が合わなく、ほとんど生産はされていないそうです  仕方ないけれど残念なことですね。

 

     これも今が旬、一度ですが食べてみました