映画『アイデンティティー』

おはようございます。エルです。

このところ動物病院通いもあり、もっぱら映画館ではなく有料放送の録画を観ています


さて最近面白いなと思ったのが『アイデンティティー』。

数人の男女がそれぞれの用事で土砂降りの雨の中一軒のモーテルに泊まり合わせる。

前も見えない土砂降りの中人をはねてしまった運転手と乗っていた女優、はねられた奥さんと車の修理をしていた男と奥さんの連れ子の男の子。

犯罪者を護送中の刑事、足を洗ってオレンジ農園経営を夢見る元売春婦、婚約中のカップル。そしてモーテルの主。

彼らが一人また一人と殺されてゆき、事態が混迷を極める中、彼ら全員が同じ4誕生日だとわかり…


そうして同時進行で進むもう一つのストーリーでは多重人格の連続殺人犯が死刑執行直前に刑が白紙に戻り…

終盤ではこんぐらかった話がなかなかすっきりしていくのだけれど、ラストがこれ？という衝撃。


今回は実験的な手法？が面白かったので良しとしました。


何処かで名前を聞いたジョン・キューザックの不安定な含みのある演技、アマンダ・ピートの感情移入したくなる直情径行、レイ・リオッタの食えない感じが豪華だなあと思いました。


今日の良いこと・色々目まぐるしかった（個人的に）週末をひきずりながらも、風邪に効くハーブティーとローズヒップのはちみつ漬けが届き、
スタンダード・ジャズとファンタジー本の時間。ああ、懐はまた風邪っぴきですが。私の思う優雅なじかんを堪能しております。

台風よ、逸れるか弱体化を望みます。


皆様に幸運を！