おはようございます。
エルです。
山崎豊子『華麗なる一族』読了。
何かの折りにWOWOWで妻と愛人役を各々、麻生祐未と内田有紀で演じるというのを見て読み始めました。
上、中、下巻分厚い!
銀行の頭取万俵大介の野望の物語というと、斎藤道三の国盗り物語みたいですが、
いかんせん欲の皮が突っ張り過ぎていて、個人的にはアウト。
秘書然とした高須相子も権力を行使するのがお好き。(ここが内田有紀)
子爵家から嫁いできたおっとりとした妻の寧子がちょっと気の毒。でも、もっと頑張れー。(ここ、麻生祐未)
『半沢直樹』が好きな方は銀行の手形がどうとか、合併がどうとかのくだりが楽しいと思います。
大蔵大臣等に手を廻したり~というのはなんだかな、ですが。
ラストの斜陽感が…。
面白いというより人間の皮を被った狐狸妖怪の物語かも。
人間的であればあるほど寿命は短いようです。
実際はかなりすっ飛ばしながら読みました(笑)。
今日の良いこと・昨日より冷えるときいていたけど、気温はさほど低くなくて
薄明かりの朝空が綺麗です。
皆様に幸運を!
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