長文。

2019-03-02 15:15:00 | 日記
HSPとは、Highly SensitivePersonの略で、アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が提唱した概念です。

この「HSP」を提唱した経緯は、アーロン博士自身がこの「とても敏感な人」であるHSPで、自身の敏感さと生きづらさを研究しようとしたことが始まりです。

アーロン博士は研究のために同じような内面的な特徴を持つ人たちを調べて観察したところ、人種や性別・年齢などに関係なく、どの国の人でも一定の割合でこのような「とても敏感な人」がいることをつきとめました。

そしてさらに、HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、つまり生まれ持った性質であることが分かったのです。

HSPとはHighly Sensitive Personの略で、生まれつき刺激に敏感で、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人のことを指します。

HSPの人は日頃からささいなことに疲れやすかったり、人の感情に巻き込まれて苦しい思いをしたり、頼まれごとに対して断れずに自分のことを責めやすいといった特徴があります

HSPの人は外部からの刺激に敏感なため、物音や光、食べ物の味やにおいや身につけるものといった、五感がキャッチする刺激に対して過度に反応する傾向があります。

HSPの人はそれだけでなく、相手の感情や周りの雰囲気、電磁波など、目に見えないエネルギーに対しても敏感に反応してしまいます。
HSPの人は刺激に敏感であるがゆえ、疲れやすいという特徴を持っています。いつも周りに気を遣っているためヘトヘトになりやすく、楽しいことであってもグッタリと疲れてしまう傾向があります。

そして疲れやすいのは「何かをしている」時に限りません。HSPの人は普段から無意識に周りの刺激をアンテナのように拾い集めているため、人混みにいる時や、周りの人のネガティブな感情に巻き込まれている時にも大きく消耗してしまいます。

HSPの人はその繊細さから、対人関係においてもめったに相手を責めることをしません。良心的で優しく、相手のことを優先する傾向があります。

そういったよい部分の半面、相手のことを気にするあまりにちょっとしたことでも「自分が悪いのではないか」と自分を責めたり悪い方向に考えてしまいがちになります。

ネガティブ思考で自分に自信がないため、周りからの怒りの標的にされることも多く、自分の本音を隠してしまうことから人との関わりが苦手という特徴も持っています。

HSPの人はその敏感な性質から、子どもの頃に親の反応に人一倍気を遣い、人一倍傷ついてきた過去があります。

「親に愛してもらえなかった」といった思いを持つ一方で、「親の期待に応えられなくて申し訳ない」という矛盾した思いもあり、親へのわだかまりや家族関係のこじれを持つ方が多いのです。

HSPの人は、音や光、触感といった五感に関する感覚が非常に敏感です。そして目に見えない空気感や感情に左右されるため、他の人にはわからないことまでストレスを感じてしまいます。

一見、発達障がいでは?と思われる方もいらっしゃいますが、HSPと発達障がいは異なるといわれています。
最も大きな違いは、発達障がいの人は人の気持ちを酌むのが苦手なことが多いのに対して、HSPは、むしろ人の気持ちに気づきすぎるほど気づくといわれています。

HSPの人は恋愛に関しても悩みを抱えるケースがあります。
その悩みは、
恋人に合わせすぎたり依存しすぎてしまう。また、甘えることがわからない、できない
といった、敏感で相手に過剰に同調してしまう性質からこのようなことが起こります。

注意点としては、自分は相手に依存したり同調したりしやすいということ。それを認めたうえで、距離をとったりするなど、相手を優先しすぎて苦しくなってしまう前に意図的に会う回数や連絡の頻度などを調節してみる事が必要です。



*私の事か?なんて思ってしまいました。自分が面倒くさい人間だと自分自身が感じていたのは
これだったんだなぁと思いました。
自分でもどうにもならない複雑な感情や思いに
自分自身が散々、振り回されてきました。
私の事、変なヤツだなぁと思ってたでしょう?
私自身もそう思ってました。

どう思う?
なんか余計あなたに嫌われちゃいそうです。