さて、なんかここ数日、祭りに行く機会があった。
いわゆる祭りっぽい格好をせず、普段着で行った会長はひんしゅくをかった。
いいじゃないか、別に。
思えば、浴衣を着るとなぜそんなに「綺麗だ」と思うのだろうか。馬子にも衣装、という台詞があるが・・。
まあ、その台詞について考えるのはまたの機会にして、違う考えを。
なぜ特別「浴衣」でそこまで盛り上がるのだろう。そりゃあ、素敵な服だから、といえばそれまでだが。
こういった仮説を立ててみた。「普段着じゃないから」
人ってものは、珍しいものがあるとそれを肯定否定する以前に、「注目」する。
だから、普段着、つまり普段から着る服を着ている人を見て、大騒ぎしない。見慣れているから。
例えば、初対面の会長を見て、「うわ、なんだこのオヤジ。え?未成年?無理があるって。」と驚く人が多いが、それでも毎日顔をあわせているうちに「ああ、あの老けた子?校長先生みたいだよね。」と、大騒ぎしなくなる。
とりあえず印象が、「無理」ではなくなる。見慣れるから。
何か悲しくなる例えだが・・
とにかく、そんな感じで、浴衣がいかにも「和」「日本の美」ていうものを云々以前に、「珍しいから」という事が、僕たちをざわつかせる原因の一つになっているんじゃあないだろうか。
例えば、皆がふだんから浴衣を着ているような文化だったら、今の普段着をたまに着るとそういう風に思うんじゃないか。
さらに言えば、縁日、だとか、浴衣を着る機会がそういうお祭りごとの日が多い、というのも大きいだろう。
お祭りのなんとなくうきうきした雰囲気に、ただでさえ普段から見慣れていない浴衣姿の人が現れたら。
そのうきうきした雰囲気すら、「浴衣」自体から生じていると錯覚するのではないだろうか。
と、いうことで、僕が出した結論は、
浴衣は、それを着る場…縁日等の「日常とは異なるどこか特殊で晴れやかな雰囲気」、
そして「普段見慣れないもの」
この二つによって「魅力」と感じている部分が大きい。ということだ。あくまでも、「大きい」。それがすべてとは言ってませんよ。奥さん。
とまあ、ここまで語ってはきたが、「美しい」と感じる理由なんて、理屈をこねてしゃべるもんじゃあないよな。
「ここがこうだから美しい」みたいに言ったら、逆を言えば、「ここがこうでないから美しくない」と決め付けてしまうことになる。
というより、そういう定義を持っていても、それに当てはまらないものになぜか心惹かれることだってあるじゃないか。
「お前の美的感覚はおかしい」と家族やらなんやらに言われ続けて久しい自分がいうのもなんだが。
とここまで書いては見たが、よくよく考えてみたら口にされるほどずれてはいないと思う。
花を愛でる感情もあるし、青空を見て気分がすがすがしくもなる。それに「僕が美しいと感じてるんだから、いいだろ別に。それを周りに押し付けているわけでもないのに。」と思ってしまった自分がいた。
話が脱線した。
・・・などと10分ほど考え込んでしまった。
はい皆さんご一緒に。
「ヒマだねぇ~。」
追伸
私が話題にしていた浴衣は、女性用の話。男性用についてはそういう視点で見たことがないので、そういう視点で見ることのできる人に委託しよう。
いわゆる祭りっぽい格好をせず、普段着で行った会長はひんしゅくをかった。
いいじゃないか、別に。
思えば、浴衣を着るとなぜそんなに「綺麗だ」と思うのだろうか。馬子にも衣装、という台詞があるが・・。
まあ、その台詞について考えるのはまたの機会にして、違う考えを。
なぜ特別「浴衣」でそこまで盛り上がるのだろう。そりゃあ、素敵な服だから、といえばそれまでだが。
こういった仮説を立ててみた。「普段着じゃないから」
人ってものは、珍しいものがあるとそれを肯定否定する以前に、「注目」する。
だから、普段着、つまり普段から着る服を着ている人を見て、大騒ぎしない。見慣れているから。
例えば、初対面の会長を見て、「うわ、なんだこのオヤジ。え?未成年?無理があるって。」と驚く人が多いが、それでも毎日顔をあわせているうちに「ああ、あの老けた子?校長先生みたいだよね。」と、大騒ぎしなくなる。
とりあえず印象が、「無理」ではなくなる。見慣れるから。
何か悲しくなる例えだが・・
とにかく、そんな感じで、浴衣がいかにも「和」「日本の美」ていうものを云々以前に、「珍しいから」という事が、僕たちをざわつかせる原因の一つになっているんじゃあないだろうか。
例えば、皆がふだんから浴衣を着ているような文化だったら、今の普段着をたまに着るとそういう風に思うんじゃないか。
さらに言えば、縁日、だとか、浴衣を着る機会がそういうお祭りごとの日が多い、というのも大きいだろう。
お祭りのなんとなくうきうきした雰囲気に、ただでさえ普段から見慣れていない浴衣姿の人が現れたら。
そのうきうきした雰囲気すら、「浴衣」自体から生じていると錯覚するのではないだろうか。
と、いうことで、僕が出した結論は、
浴衣は、それを着る場…縁日等の「日常とは異なるどこか特殊で晴れやかな雰囲気」、
そして「普段見慣れないもの」
この二つによって「魅力」と感じている部分が大きい。ということだ。あくまでも、「大きい」。それがすべてとは言ってませんよ。奥さん。
とまあ、ここまで語ってはきたが、「美しい」と感じる理由なんて、理屈をこねてしゃべるもんじゃあないよな。
「ここがこうだから美しい」みたいに言ったら、逆を言えば、「ここがこうでないから美しくない」と決め付けてしまうことになる。
というより、そういう定義を持っていても、それに当てはまらないものになぜか心惹かれることだってあるじゃないか。
「お前の美的感覚はおかしい」と家族やらなんやらに言われ続けて久しい自分がいうのもなんだが。
とここまで書いては見たが、よくよく考えてみたら口にされるほどずれてはいないと思う。
花を愛でる感情もあるし、青空を見て気分がすがすがしくもなる。それに「僕が美しいと感じてるんだから、いいだろ別に。それを周りに押し付けているわけでもないのに。」と思ってしまった自分がいた。
話が脱線した。
・・・などと10分ほど考え込んでしまった。
はい皆さんご一緒に。
「ヒマだねぇ~。」
追伸
私が話題にしていた浴衣は、女性用の話。男性用についてはそういう視点で見たことがないので、そういう視点で見ることのできる人に委託しよう。