LOVEARTH!モノローグ略して「あのね。」~欠伸まじりに~

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白い犬は尾も白いと言おうとしたら斑点だった時のちゃらりん

2016年04月24日 02時06分15秒 | 会長
試験対策中の出来事・・・

「次の選択肢からもっとも適切なものをひとつ選べ」といった類の問題にて。

選択肢、どれも間違っているように見えて、選べない。
解説ページを見ると、正答となっていた選択肢について、
『これも〇〇の点でやや不十分だが、他の選択肢と比べて消去法によりこれが正解』
といった旨の記述があった。

・・・こんなんありかよう。厳密には全部×かよう。
試験対策は、正しい知識を習得するだけでなく、その試験の「対策」も勉強するもんなんだと、
改めて実感。
少しだけ、学び方を学んだ。

学び方を学ぶ、といえば、問題解決や学習に関する分野。
ハーローさんの「学習の構え(ラーニングセット)」
ざっくりとした意味としては、「学習の仕方を学習すること」といった感じ。
関連するものとして、
ひたすら失敗を繰り返しながら、徐々に解決に近づく試行錯誤説を唱えたソーンダイクさん。
一方、試行錯誤を単にするのではなく、解決の見通しが立つ(洞察を得る)ことで問題解決に至るとした洞察説のケーラーさん。
前述したハーローさんは、試行錯誤によって、「学習の構え」が出来、それにより洞察を得るといったことを提唱。
「学習の構え」は、試行錯誤説と洞察説の良いとこどりのようなイメージ。
三者についての勝手な覚え方は「尊敬する人に挨拶しよう」
尊敬(ソーンだいくケーらー)挨拶(ハロー)
・・・。

・・・おお、自分の頭の中にある知識が活性化拡散してる感じがひしひしと。
意味的に近い概念同士が近くに配置されるように記憶が構築されて、
近い概念を思い出すとその周辺の概念も思い出す、だったっけ?
そんな活性化拡散理論といえば、コリンズさんとロフタスさん。
この理論は先行提示された刺激が、後に提示された刺激の処理に促進効果がある、といった
「プライミング」を説明する理論でもあるんだっけ。
例えば、先に「ポケモン」「電気」と提示されて、後に穴埋め問題「〇カ〇〇ウ」を答えやすくなるといった感じ。

そういえば、昔から連想する単語を次々に上げていく遊びが好きだったなあ。
意外なところで単語が一周したり、終着点が見えなくなったり・・・。

・・・?今のこの私の状態は、活性化拡散理論なのだろうか。
それとも、単に「集中力が途切れた」だけなのだろうか。

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3 コメント

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Unknown (秘書)
2016-04-24 06:49:19
話は全然関係ないけど「◯カ◯◯ウ」に当てはまるものは?って問で脳内で「バカヤロウ」って言葉が生成されると

「ポケモン」「電気」ってヒントを与えられても
「えーっと”バカヤロウ”じゃなくて”バカヤロウ”じゃなくて」って最初に思いついた言葉が邪魔して他の言葉が連想されにくくなる現象って名前あるんですかね?私だけですかね?
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Unknown (かいちょ)
2016-04-24 12:28:22
ほんとだ(笑)
もう私も「バカヤロウ」にしか見えない(笑)。

うーん、先行刺激が抑制的に働くのを「ネガティブ・プライミング」とかいうらしいけど、今回は先行刺激関係ないから違うね。

どちらかというと既存知識が妨害してる感じなので、
「順行抑制」かな?
これは新しい学習・記憶をする際に、過去に覚えたことが妨害するという現象のことを言うみたい。

いや、待って。
「バカヤロウ」は新たな学習じゃないね。

例題が悪かったというわけでここはひとつ。
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Unknown (かいちょ)
2016-04-24 12:37:48
あ。「ストループ」かも。

これは、意味の複数ある刺激が提示されたとき、その内一つの意味について反応する時に、他の意味が邪魔してなかなか正しく反応しづらくなる現象、だったかな。
例えば、「青」という字の「文字の色名」を答えるとするよ。
正解は「くろ」なんだけど、つい「あお」と、文字の意味を答えてしまいそうになる場合なんかがこれ。

今回の「○カ○○ウ」は、「バカヤロウ」と見えてしまうことが邪魔をして、「ピカチュウ」と思い出しづらくなっちゃった、
という風に説明できる...と思う。
たぶん(笑)。
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