今日はADHDのお話
先日図書館でこの本を借りてきました。
著者の借金玉さんは
ADHDで、現在サラリーマンの方。
この手の本の著者って
だいたい、ADHDのお医者さんとか学者さんが多くて
いくら困ってましたと言われたところで
それでも、ちゃんと学校行って資格とったりして
優秀なんですよね。
自分とは違うなぁと思ってしまう。
もっとも、そういう方が全くいなければ
障害持って、一生苦しんで、希望もないってことになっちゃうから
それはそれで嬉しいんですが
なかなか、指南本としては
ハードルが高すぎる。
借金玉さんも、紆余曲折はあるものの、現在営業の仕事を立派にされて
こんな、素晴らしい本まで書かれている方ですが
失礼ながら、私と同じ匂いがする~~~
何でしょうか、書かれている一つ一つのエピソードに
ADHDあるあるが溢れてて
同族感満載です。
「見えないものは存在しないもの」とか
「メモができない」とか
「休むのか下手」とか、まるっきり自分です。
この著書には
それに対する解決方法が
ADHDの人ならではのやり方で書いてあって←ここ大事
しかも、かなり具体的に説明してくれているので
どれもこれも実行できそう←すでに実行していることも多いけどこれで良いんだという確信が持てた。
世の中の、整理収納術とか自己啓発本
どれだけ読んだのかわからないくらい読んだけど
結局、どれもできなくて
落ち込んで・・・の繰り返しだったけど
この本は、
やれなくて当たりまえ、
とにかく生きることを考えよう
普通に生きることが出来ない私たちに
普通に生きなくていいって教えてくれます。
私も、もっと早いうちにこの本を読みたかった
⇑といっても2018年の出版だし借金玉さんは私の子供くらいの歳だから
読めるはずもないんですが
今の人は、インターネットで情報があって良いですね。
私の小さいころは、情報がなかったので
どうして自分は他の人のように普通に出来ないのかとすごく悩みました。
そのころ、同じ悩みを持った人が沢山いることを知れば
そして、それが自分の努力不足じゃなくて
障害があるからだってわかってたら
あんなに苦しまなくて済んだかもと思ってしまう。
同じ障害をお持ちの方にお勧めです~~
やっていきましょう っていうのか借金玉さんのキャッチフレーズです。