鶴の恩返し

私達に見せてくれる

などと…取り止めもなく考えながら
自らの羽を織り込んで
美しい布を作る鶴のように
身を削って
美しい演技を見せてくれる羽生結弦選手

私達に見せてくれる
華麗な姿の裏側は
痛み止めを打ち
体力の限界まで滑り込んで
エネルギーの全てを氷上に刻み込んだ姿…
舞台裏の彼を見るたび切なくなる。
何故それほどまでに
自分を追い込むのか…
みんなの期待を一身に背負い込み
丈夫ではない身体で
体中のエネルギーを使い果たして…
いつか終わるであろう競技生活
早く荷を下ろして
ゆっくりしてほしいと思う反面
その日が永遠に来ないことを願う
矛盾した心を
ファンなら誰でも持っているだろう。
あと1ヶ月しか無い北京オリンピック
4Aは間に合うのか…
無理だけはしないでください
近くで応援は出来ないけど
日本から、いや世界から沢山の人が
あなたの夢の実現を願っている。
でも、たとえそれが、
叶っても叶わなくても
挑戦している貴方を見ることが
私たちの幸せ

などと…取り止めもなく考えながら
今年のお正月は終わった。
明日からは、また忙しい日々が始まる。
ブログも通常運転。
さて全日本の備忘録も書かなくては。
写真はお借りしました。
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