相変わらず母の補聴器
右耳が出てきません。
何とか左耳で凌いでいるのですが
電話には全然出てくれないので
今日も実家に行きました。
草取りしてたり
元気な90代。
しかし、補聴器を探す気もなく
通帳も探す気が全くありません。
生活費は行くたびに
小出し小出しで渡してます。
もう、通帳を再発行して
これからは現金手渡しにしようかなぁ。
その方が安心。
買い物好きな母は、
今日も道の駅で大量買い
日持ちのしないお菓子やお惣菜、
帰りにたくさんもらったけど
私が行かなかったら
どうするつもりだったんだろう。
計画性が全く無い…
でもまぁ、
うれしそうにニコニコしているからいいか。
人から、
ありがとうって言われるのが
何よりも好きな母。
いい性格って人は言うかもしれないけど
そのおかげで
何度も騙されてきた。
父も呆れてたけど
母のこの性格が無ければ
うちはもっと裕福だったかもね。
思えば父は、結構出世していて
安月給では無かったはず。
母の遺族年金の額を見ても
それはわかる。
母は、お金に苦労したことがない。
家計は父がしていた。
そして、いつも父が苦労してきたから。
私も、父みたいに
いつもお金に苦労している。
うちの場合は、
旦那にお金を稼ごうという、
努力というか気力が無い。
やりくり前に基本的なお金が絶対足りない。
それなのに、私が働いて
家事が疎かになると
子供が小さいのに面倒見れないなら
働くなと。
お前が無駄遣いするからだと。
もっと節約すればなんとかなると言う。
学生時代、一人暮らしをしてたから
生活費がどれくらいかかるのか
わかるって言うけど
世帯を持ってかかるお金は
税金や保険料や冠婚葬祭や
教育費、諸々…
全く分かってない。
パートで働いている頃、
正社員にならないかと言われた
チャンスが何度もあったけど、
今の家事を手を抜かないでやれるなら
やればいいと言われて諦めた。
話し合うと言うことがなかった気がする。
あの頃完全に
依存していたのかもしれない。
自分なんか、一人前に働けないと
言われ続けて自信なんか無かった。
スーパーのチラシを見て
少しでも安いところで買い物をした。
たかだか10円20円なのに…
お金で幸せは買えないと人は言うけど
貧乏なら不幸になるのが
今の世の中だ。
お金のことを考えないでいられるなんて
幸せな人生だ。
母はだいぶボケてきているので
このまま、お金の苦労をしないまま
天寿を全うしそうである。
お父さん、ありがとう。
そして今、兄と私が
母の今後について
お金の苦労をしている。