絵ときのこと虫たちブログ

イラストレーター やぐちゆみこのブログその49


   ニイニイゼミ       アブラゼミ        ミンミンゼミ


 忙しく過ごしているうちに7月1日に!一年も後半になってしまいました。
あと20日もすればセミの声が聞こえるでしょう。

ここ2カ月ほどセミのイラストばかり描いています。
ニイニイゼミが最初でアブラゼミが次、ミンミンゼミはその後に姿をあらわすらしい、
水分が必要らしく雨の日に孵化することが多いなど、セミに関する知識が増えました。
梅雨が明けた雨の日に散歩したら、木の表面を歩く1齢幼虫を見られるかなあと思いました。

 夏の夕方、蚊に刺されながら息子たちとセミの幼虫を探しに行き、羽化の様子を何回か観察したことを思い出します。
時には穴からぼこっと出たばかりのセミの幼虫を持ち帰って、家のカーテンで羽化させました。なんとも神秘的で美しい羽化したてのセミ。

 今回の仕事ではその様子も描いています。
孵化したばかりの1齢幼虫から5齢幼虫(終齢幼虫)、そして羽化して飛び立つまで。
毎日毎日セミをスケッチしているうちに、深い緑の目をしたセミがとってもかわいくなりました。幼虫も成虫も。

 甲虫屋と蝶屋に変身した息子たちはセミには全く興味がなく、残念!
中国地方で大学生活を送る息子は休みのたびに蝶を探しに在来線に乗っているらしい。
かと思うと食事もちゃんと作っているようで、私の母から教わった鮭のそぼろやらポテトサラダを手作りし、麦茶を煮出して冷蔵庫で冷やしているそうです。
家事も自分の手順で上手になって、ひとりの自由を手に入れたのかも知れません。
子どもの成長、うれしいような寂しいような気持ちです。

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