久しぶりにこの分野の曲・・・パティ・デュークの1965年のヒット曲です。
パティ・デュークはヘレン・ケラーを演じた映画「奇跡の人」で一躍注目を浴びた女優です。
この曲を聴いたのは中学生の頃で、当時はビートルズを始めカッコいい欧米の音楽が溢れていました。日本の曲と言えば、ポップスと言っても「演歌」的、日本的な流れの中から抜け出せないでいたように思います。
この年のヒットは・・・
バーブ佐竹の「女心の唄 」、高倉健の「網走番外地」、美空ひばりの「柔」、都はるみの「あんこ椿は恋の花」などがありました。
でもその中で、欧米のヒット曲、シャンソンなどを日本語で歌って大ヒットした曲もあります。
越路吹雪の「サントワマミー」、弘田三枝子の「砂に消えた涙」、尾藤イサオの「悲しき願い」・・・
かなり二極化していますね。
洋楽は、圧倒的にベンチャーズの世界でした。オリコンの年間ヒットチャートを見ると「ダイヤモンドヘッド」が1位になっています。チャートを見るとメロデイの美しい曲、印象的な曲が多く、シャンソン・カンツォーネの曲が多くランクインしています。今のようにアメリカ一辺倒で無いのがとても新鮮に映りますね。
その中で、パティ・デュークのこの曲は60位となっています。やはり、印象的なメロディや映画の影響、日本人受けする容姿などの所為なのかな?
Don't Just Stand There