土曜日、相方が友人のバレエ発表会に出かけたので昼から独居老人。今日やるべきこと、今日やりたいことは沢山あるが、夕方からは町内会の役員会の予定、夏祭りの打ち合わせがある。
それまでに片付けねばならない「名もなき家事」は細々と沢山ある。おそらく世の男性諸氏、特に現役世代は子育ての〇〇はやっている・・・家事の〇〇は私の役割・・・など様々な言い分もあろうか。しかし、この「名もなき家事」の種類の多さはやってみないと分からないし、名付けようもないちょっとした仕事の量は決まった事柄よりも多いのだろう。どんなに男性が「手助け」をしようとこの「名もなき家事」を全て引き受けない以上、『あなたは何も手伝ってくれない』と言われることを覚悟しなければならない。
そのうちの一つを片付けようとベランダに出て、あらかた乾いた洗濯物を取り込もうとしたところ、ベランダに敷いた板ブロックの一つに爪先を引っ掛けて転んでしまった。これまでであれば、たとえ爪先を引っ掛けても振り解いて何事もなし・・・ということが多かったし、今回もそのつもりでいた。
豈図らんや、板はしっかりと爪先とベランダ用のゴムサンダルの間に食い込み振り解くことが出来ずにバッタリと倒れてしまった。
思いがけない数か所に擦り傷は作ったがそれ以上のものはなし。もっとも、感染性の病気が怖いからしっかりと消毒はした。
それにしても、これほどまでに足の機能が弱まっているとは思いがけないことだった。一昨年まではそこそこのウオーキングを日課としていたので、自信があるとは言わぬがまあ普通であろうと思っていたがどうやらそうではないらしい。
一年の老化に対抗するためにはそれまでの努力の何割増しかの努力を必要とするらしい。なので・・・昨日は、いつも車で出かけていた文化センターへ徒歩で往復してみた・・・が意外や意外、たった七千歩だった。
どうも、いささかサボり過ぎのようである。