【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

五輪切符逃した火の鳥NIPPONと極端な良し悪しの西岡

2015年09月02日 21時18分57秒 | その他スポーツ
2つのスポーツについて書くけど、
メインはこっちだからジャンルはバレーボールで。

とりあえず女子バレーは昨日セルビアに負けた。
惜敗だから文字通り惜しかった!頑張った!
負けても勝ち点1は分捕った!
・・・そんな風に思っている貴兄よ!!
申し訳ないが、この愚か者が!と言わせて貰う。

何故なら五輪切符を取ると言うのが、今大会の最大の目的。
要は優勝でもいいのだが、ワンランク下げた目標。
目標は高いほうがいいわけで、高すぎないそれは妥当でもある。

でも目標は現実味を帯びない夢とは違う。
夢は憧れて描き、手に届かないから夢を見るのだ。
目標は決して届かないことは無い。
相当な困難を乗り越えれば叶えられるものが目標。

ということで、目標を持ったら後は具現化。
2位が目標なら、当然1位を取る気でやらないと無理。
1位はどういうものか?答えは簡単。無敗。全勝だよ。
ということは、2位はその1位に負けただけの1敗。
・・・ハイ、もうおばかが売りの人でも解るね。
2敗したら・・・2位なんて無くなった!!
そういうことなのだよ。
現実でランクが5位に落ちたからではなく、
そんなもんは2敗した時点で消滅だって最初から決まってるの。

ところが!
日本に取って朗報が!!ハードルが下がったのだ!!
それは何かというと、全勝チームがなくなったこと。
ということは、1位は1敗チーム。
2位は2敗か、1敗の率が悪いチーム。
もはやロシアに情けないフルセット負けをしてしまった日本に
一縷の望みが見えたのだった。
だからこそ中米にまず勝てないのにセルビアに負けてては
何の意味も無く、事実上の終焉を意味する敗北だった。

正直今回の予想はオマケして4位。
米・中・セ・日・ロこんな感じだった。
でももちろん全部勝って欲しいのは本音の本音。
なのに下に予想したロシアにいきなり負けて、
それはもう既に終わった感が漂っていた。
だけど強豪とはあたらないまでもしっかりと勝ち進み、
サーブの良さなどで強豪への可能性を感じた。
ただドミニカ戦では弱さが出て、
3セット目のタイブレークをしっかり勝っていれば
3-1で勝利だったのに、1-2にされて何とか逆転の3-2で
フルセット勝利したのが、上との戦いに可能性が見えなくなった。
ここでセルビアには勝てないと感じていた。
だからしっかり勝てとずっと言ってた。(何の意味も無いが)

なのにほぼプランが無い。トスが低い。両者どっちも。
だから2・3セット目はことごとくブロックされたりなど
大差で負けることになった。
メンタルがさほど強くないセルビア。
ミハイロビッチなど決まらなければイラついてミス連発に。
そういうことにしないといけなかった。
ブロックもした。高い壁を越えて得点もした。
でも何故ダメだったのか?

既出のトスが低かったことはかなり大きい。
あれではブロックに掛かる。
なので無理に打たないで欲しかった。
それでなくてもフェイントも多かったが、
ブロックアウトを狙ったり、リバウンドに賭けたりとか。

さらに大きかったのが得意のサーブポイントが殆ど無かった。
エースが極端に少なかったのは背が低い日本最大の武器なので痛い。
エースでなくても崩すことも殆ど無かった。
多少有ったが崩されてAパスが出来なくても
なんとかアタッカーに上げて、それを決めてくる。
高いところからの強烈スパイクの印象があるので
後ろのほうで身構えている分、体勢が悪いのにそのままでいるから
打ち切れずにラッキーで返ってきたような、
指先だけに僅か掛かっただけのボールが目の前に落ちて拾えず、
体勢が悪いので強打は来ないとして、打つ直前に一歩前に出るような
状況判断が全く出来なかったことも致命的だった。
相手はミスをしたのに得点になったのだから、
こんなに儲かったことはないし、気分もいいし、
何でもうまく行く気がするし、1回ミスしてもラッキーと相殺だと
いい意味で力が抜ける要因をもたらしてしまった。
(特に19番のボシュコビッチが・・・)
この相手の精神的余裕を持たせたことが最悪。
2・3セットの大敗がその結果。

そして気を入れなおしてトスが低いなど多少有ったが
4セット目を気持ちよく取ってフルセットに。
勝ち点1を失ったのはもはや関係なく、負けないことが大事。
そんなフルセットに持ち込んだんだから勝つしかない。
15点マッチなので序盤に走ったほうが勝つ。ミスしたほうが負ける。
そう思って、(っつか、意味無いのに画面に向かってそう言ってた)
戦況を見守ったが、1点目を見事に取ったのに、
その後5連続失点。ミスミスミスミス。ミスがミスを呼んで最悪。
5セット目でそんなことしてれば確実に負ける。その通りだった。
中盤7-6まで戻してきたのに逆転することなく、
そこまででまた離されて15-9で負けたのだった。

勝たなければいけないから固くなったのか。
だから5連続失点だった?
・・・だったらそんな追い詰められる前の2・3セットに
なんとか修正して追いついて勝ち越しておけば、
そんな思いをせず、余裕を持ってプレーでき、
だからこそ変なミスが出ない。
ミスしてはいけない勝たないといけないと言うプレッシャーが
殆どなくなるのだから。
そこで必死さを出さなかったことも負けの大きな原因。

もう負けの解説はいいとしても、なんでもうついえたか。
それは2敗したことを↑で言ったが、
米中はとりあえず無視してロシアを見てみると米中戦がある。
ここは負けると思うのでロシアは3敗しそう。
どっちかに勝ったりするとまた混沌とするけど、とりあえず。

ではセルビアは?対戦国がアルゼンチン、キューバ、ケニア。
・・・強豪国とは全て対戦済み。それで1敗なの。最後まで1敗。
確実に負けは考えられない。なのでダークホースも隠れ1位か?

そうなると当然米中が1敗のまま勝ち進んでポイントやセット率勝負。
日本は米中に負けて4敗でロシアに次ぐ5位。
ドミニカが全勝すれば4敗で並ぶが米中戦があるからそれも無い。
日本は6位以下はないが、2位以上目標で5位は意味無い。

でもその米中戦に勝つことは可能性はあるので(毎回惜しい)
火事場のバカ力で必死こいて、ホームなんだし勝ったら!?
1位はセルビアで確定だが、2位は日米中の三つ巴。
そこで鍵を握るのがロシア。
逆にロシアが米中のどちらかに土をつければ。
土をつけられたほうは日露に負けて3敗で脱落。
勝ったほうと2敗で2位争い!!・・・でもない。
今度はそのロシアが2敗で絡んでくる。
まして米中両方倒したら、ロシアは1敗でセルビアと1位争い!
アルジェリアに負けるとは思えないし。

そこでロシアが負けるほうをフルセットにさせないことが
日本がポイントで優位に立てるが、それは同時に
米中いずれかが負けて、いずれかが勝つことを想定しているので
その勝ったほうはポイントを失わない。勝ち点3を取る。
それはどういうことか?
・・・日本はドミニカにフルセット勝利で勝ち点2がある。
そこが響いて3位にしかなれないのだよ!!!!!!

ということで、徹底的にアナライズしたわけではなく、
思いつきで調べて解ったこと程度だが、
奇跡の2位という図式は何か残っているのか!?
ざっと考えただけでは見つからなかった。
なので私はこれ以上調べないので、日本は奇跡でMAX3位があると。
そこまでで基本5位で終わるんだと判断してラスト3戦を見守る。





そして西岡。テニスだよテニス。全米。
錦織が負けてこっちも意気消沈だけど、ちょっと見たんだよね。
そしたら結果的に勝ったんだよ。元12位のマチューに。
彼は昨今錦織ともやったので記憶に新しい33歳だ。
でも今は80位だし、西岡と共に予選上がり。
若さを爆発させて挑むしかない。
でも序盤はやっぱ格の違いを見せられた。
サウスポーの西岡のフォアの奥深くに強いレシーブが
何度と無く突き刺さる。
イージーではなくいいボールの強打の打ち合いなのに、
ラリーのうちに同じそこをずっと突かれていて、
そろそろ逆かとも思うけど、そういう風にされたわけでも無いのに
グッとパワーをこめたショットが深く入ってリターンできない。
そんなのを何度となく見た。だからストレートで負けるのかと。
こないだもちょっと見たけど、なかなかいいテニスしてたんだよな。
そんな記憶もあったので決して過小評価しているわけじゃないが
でも今はランク128位。それはそれなりかと。

でもなんか知らんけど、1セット目を取ってしまった。
ブレークされたが、直ぐにブレークバックして、
相手はラリーでミスが多く、西岡が先にブレークすると
その後はキープキープで6-4の勝利だった。

2セット目はこてんぱんの2-6で負け。
でも2-2まではキープキープだった。
3-3に出来ずブレークされて2-3にされ、
バックできず2-4になると、なんと次もブレークされ2-5に。
そのままマチューはブレークを許さず2-6ということ。
なので数字ほどこてんぱんでもなかった。

だけそんな空気でよくない流れでの3セット目が
いきなり西岡のブレークから始まる。
さっきやれよとも思ったが、終わった事は仕方ない。
むしろ好スタートに切り替えできそう。
でも第4ゲームにブレークバックされる。
その後互いにレシーブミスが多くキープ合戦でタイブレーク。

この時何かに似てると思った。
そう記憶に新しい錦織。2つのマッチポイントを失ったタイブレーク。
似すぎている。嫌な予感がした。
錦織同様のタイブレークでの6-3でトリプルマッチポイントを握ったが、
相手はラリーでミスするのに中途半端に前に出て失敗したり、
策士策に溺れて4連続&2連続失点で7-9の大逆転負けをした。
こんなことやってたら勝てるものも勝てないし、上にいけない。
この試合は負けなんだと確信した。
こんなプレーしてるヤツは絶対に勝てない。

そしたら第4セットは途中からマチュー(シャレか!?)が変。
どう見ても足が痛そう。修造曰く膝のようだ。
これが3セット目で出てくれていたら取れてたのにと、
他人の不幸もそう思ってしまうほど4セット目は極端だった。
第2ゲームでブレークすると、第6ゲームでもブレーク。
明らかにマチューは動けない。あまり追わなくなってきた。
西岡はブレークバックを許さず、そのまま6-1で勝利。

そんな怪我が無ければタイブレークの落とし方からして
勝てる試合ではないが、相手の健康上の理由で勝利が見えてきた。
足が痛いのだからこの先もいいテニスは出来まいと誰もが思った。
でもメディカルタイムアウトを取り、テーピング後はまずまず。
万全ではないが、先ほどよりは追いかけられるように。
キープが続くが第4ゲームは最悪のダブルフォルト2つなどなどで
アドバンテージを握られるも何とかキープ。これが大きい。
気分が良くなったか、その後の第5ゲームでブレークに成功。
ラリーでの強さをこの日何度も知らしめる。
第6ゲームは難なくキープすると、第7ゲームが死闘だった。
5回ものデュースの末に2度目のブレークに成功。
マチューもここ一番でのエースや鋭いリターンなど
足を痛めているにもかかわらず、さすがだった。
4セット目の勝ち方や相手の怪我で余裕があったのか、
西岡はそんなしぶといマチューとの戦いを楽しんで笑顔も見せた。
この時、この試合は勝つのかなとも思ったけど、
策士策に溺れるようなことをしてタイブレーク落としたのは
ほんの数十分や数時間前なのでそっちが出るのが怖かった。
でも第8ゲームはもうマチューが体も心も限界で
負けを宣言しているような動き。
動かずにいい角度に一発リターンを狙ってくる程度。
それを舐めずにしっかりとしのぐことが全てだった。
きっちりとこなし、あっさりとキープして勝利。

錦織が消えた分、格は低い二人だが、気持ちいい試合だった。
内容はタイブレークの部分や褒められないところもあるが
それを棚上げしてスカッとさせてくれたのは事実。
錦織のもやもやをふっ飛ばしてくれたよ。
彼には経験が必要なので、次のベルッチにも何とか勝って、
その次のマレー戦で散ってもらいたい。対戦が成長に繋がる。
西岡は錦織みたくなれる可能性がある。
ちょっと感情的というか、感情が動きやすく表に出やすいが。
前に出る姿勢と、強いボールを打てること、ラリーに強いこと。
サーブが上がってくれば(日本人の共通課題)20位代になれる。
ダニエルもじわじわ上がって今や伊藤に告ぐ日本人男子3番手だが、
伸びしろは西岡のほうが有ると感じている。19歳だしね。

女子も土居に続いて奈良がシードのコルネに勝利。
錦織が居ない分、むしろ目立つので、活躍してもらいたい。

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