【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

女子W杯2015カナダ グループリーグ#2 日本vsカメルーン #3 日本vsエクアドル

2015年06月17日 19時19分07秒 | サッカー日本代表
まず今朝の3戦目のエクアドル戦だけど、
勝ったから良かったと言う話が多いが、
確かにその通りだと思う反面、
絶対は無いにしてもそれは当たり前の最低限のことであり、
どんな内容や点数で勝つのかというところだった。
それがまたまた1-0の辛勝って、わざわざ早起きして
眠いのにテレビを付けて見た甲斐がまるで無く、
そのまま寝過ごしていたほうがよっぽど幸せだった。
こう強く言わざるを得ないのが残念すぎて、
予想通りに決勝トーナメント初戦で帰ってくるというのも
まんざらでなく、もはや濃厚になってる気もする。

とはいえ、目の前のフランスがトーナメント初戦で
当たるかもしれないと各局や各メディアで揚げる所があるが、
フランスは確かに対戦成績もドローが無くほぼ互角の勝率で、
しかもここ最近はついにランク3位と上位国になり
確実にこれまで以上に力を付けている難敵。
だから2位通過のほうがいいってか!?
トーナメント初戦の相手がフランスの可能性と危惧するのは
そういうことだろう?2位通過ならオランダ濃厚ということで
ランク12位だからオランダと当たったほうが3位のフランスよりも
いいんじゃないかって馬鹿丸出しの見解があったのだが、
本当に馬鹿な考えだと思ったのが、その通りに2位通過して
仮にオランダと対戦して倒して2回戦に行った場合、
その相手で濃厚なのはD組の1位だぜ!?
それってどこよ!?・・・って米国だろうが!!!!
そこに入りたいような話なんだぜ!?1位通過でフランスかって。
しかも何とか相当分が悪い米国を撃破したとしても、
次の準決勝はどこになるのかというと、
おそらくだがドイツ濃厚だよ。ランキング1位のドイツだよ!!
これで2位通過をすることがどんだけ恐ろしく、
それを木を見て森を見ないで考えた輩がどんなに愚かしいか
良く解ったことだと思うよ。
1位通過すれば、格が違いすぎる米国とドイツは潰しあいで
決勝でどっちかとしか当たる可能性が無いと言う
超ラッキーはディフェンディングチャンピオンの
入ったトーナメント枠なのだからな。おそらく第1シードの。
その黄金ラインをなぞらないでどうすんのよ!!!
だから最初から1位通過以外はありえないんだよ。
米独以外はどこが来ても助かったって話なんだから。
フランスごときにビビってんじゃねぇよ。と言いたい。

ところが!そこにもビビらないとならない結果ばかり。
やはり2戦目から話すが、カメルーン戦は2点取るまでだけ。
1点目はあの鮫島のファーに走りこんでフリーで押し込んだヤツ。
大儀見がスルーと言う解釈も多いが、
あれは単純に狙ったけどボールのバウンドが合わなかったので
スカしてしまったけど、鮫島が・・・というのが妥当。
そして2点目となった前半17分のシーンは、
宮間があげた放物線のクロスが相手GKを超えて、
ファーに居た菅澤にズバリでフリーだし当てるだけで入れられた。
それ以降はもう見なくてもいい状況だった。

相手としてはランクは関係なくラフだけどなかなかだった。
ラフなのは結構手を使うこと。後ろから押さえ込んだり。
でもそれらはまず笛が吹かれなかった。
瑠美ちゃんなんか、右サイドを駆け上がる相手の対処で
後ろについて追いかけ体を寄せたら突然上向いて減速したが
他のカメラで見たら、思いきり鎖骨辺りにチョップ入れられてた。
そりゃグワッってなるがね。あれは確実にカードだね。
そんなまだ文化としても女子は浅いのだろうから
(そういうのもちゃんと教えてくれよエムボマ・・・)
多少は仕方ないと思うが、そんな後発でもアフリカ勢の持つ
もともとの身体能力の高さでいいパフォーマンスを見せた。
53位のカメルーンと48位のエクアドルは数字上はこうでも、
現状の力関係はカメルーンのほうが圧倒的に上ってこと。
南米の持ち味よりも、アフリカの持ち味のほうが効果的だと。
その証にカメルーンは3戦目のスイスにも勝利。
そこはスイスが勝つと思ってたが、前半1点取られたが
後半に強いと言う毎度の試合運びのように2点返し逆転勝利。
ある種欧州予選を9勝1分け、53得点1失点と凄く強い結果で
勝ち上がったスイスを逆転勝利したのだから。
それはそこに1-0で勝った日本と2-1で勝ったカメルーンは
殆ど同等の力だと言え、逆に2点を17分間でさっさと取れたから
守備に徹することが出来、相手の強みの後半に1点は返されたが
それだけでやり過ごすことが出来たともいえるのかも?

でもやはり相手は初出場国だし、経験も浅い。
前半17分までのように圧倒し、格の違いも見せなければ
点ではなくこれからも続く線なのだから、
日本は強くて嫌なチームだとしっかり印象付けないといけない。
それが負けたけど勝てる相手だと言う印象を持たせたことはダメ。
選手たちが言っていたが、加点を狙うのか守るのか解らないと。
良くも悪くも監督が主なんだから、負傷交代で無い限りは
攻撃陣が交代なら加点。守備陣なら守備。そういうの基本でしょ?
知人には逆に6-0でエクアドルに勝ったけど、
日本には0-6で負けたってのが普通。そうなるはず。
でも日本が無駄なパス回しとミス連発をまた繰り返すなら
アフリカ勢特有の速さで置いていかれてカウンターでやられ
1-3で負けるかもしれないねと言ってた。
奇しくもその両方が垣間見えた試合だった。
前半17分までの勢いを90分続ければ6-0もあったかもしれない。
そしてカメルーンの交代選手に決められたカウンター。
あれに気づけば、日本はミスだらけで精度が低いから
持たせて自陣のバイタルまで上がらせて、
そこで奪ってから一気にカウンター仕掛ければ付いて来れない。
そう理解して徹底的に仕掛けてきたら勝ってただろうね。
そこが前半の途中から日本は大して怖くないと
中盤でのプレスの掛け合いが多くなったのでこの結果。
逆にカメルーンが引いていれば日本は罠にかかり負けてた。

そんなラッキーな2戦目を戦い3戦目は、
カメルーンに6-0でスイスに10-1で負けたエクアドル。
一体日本は何点取るのか?
もっとも予選ではなく3勝すれば他が何をしようとも
1位を譲ることは無いので、確かに1-0で勝つのが省エネ勝利。
でも誰が省エネを求めてる?王者じゃないんだよ!!
たまたまラッキーが重なって前回大会を2-2の決勝を
PKで米国に勝っただけのこと。
そんなランク1位にもなったこと無いツキの女王が
男子ブラジルが演じるような王者の1-0なんて勘違いも甚だしい。
きちんと組み立てて点を取るという、
一番最高のシュミレーションを試合で行える最高の機会。
これはトーナメントに行ったら出来ないこと。
予選リーグの決勝切符を取った後のみ出来ること。
他にもコンビネーションやいろいろ試せる。
ところが佐々木は浪花節で連れてきた全員をピッチにという
美談のようで間違った温情で無碍にしている。
そんなもん使われなかった選手に恨まれろよ。
嫌われたくないなら監督なんか断れ。
岡ちゃんがカズをトルシエが俊輔を外した。それが監督。

そして佐々木が最も悪いのはGKの使い方。
メイン不在。第2第3第4GKが居る感じ。
守護神というようにそこはまず固定が普通。
GKこそ控えはよほどのことが無い限り日の目を見ない。
そんなのは世界のスタンダード。選手本人も解ってる。
それがスイスは山根。カメルーンが海堀。エクアドルは福元。
最後の守りの砦が、予選から毎度顔が違うようでは
守備陣も攻撃陣も不安でたまらない。
だからこういう結果が出ているとも言い切れる。
怖いんだよ。ボールを失うのが。
だから大事にしすぎる。その結果横や後ろにしか出さない。
カメルーン戦の阪口なんか典型。
あれだけ経験してきている選手なのに、
周りが見えてなくて、自分にボールが来ません様にって。
そんなんだから来たら前向いたり展開するのではなく、
蹴った相手に返すのも多く見られた。それは今朝の澤にもあった。
GKだけではなくディフェンディングチャンピオンという重積も
重く圧し掛かっているとは思う。とはいえ背負いすぎ…。

エクアドルももう敗退は決まってた。
ならば最後の試合が日本戦。
当初からも3戦目の日本がダントツに強いので
そこにベストを揃えるというプランもあったかも?
そう思えばチームのベストでぶつかってくるのは必至。
そんな手負いの相手にも情けは要らなく、
10点はともかく、必要最低限叩きのめさないとならない。
でも宮間のクロスにソバット気味にシュートした菅澤のボールを
最後はDF引き連れて大儀見が叩き込んだ。これが開始4分。
以降見る必要が本当に無かった。ストレスがたまっただけで
全く面白くも何ともなく、寝ているほうが本当にましだった。
北原とか守備陣が変わっても攻撃陣は殆ど一緒。
それでああなんだから。

人によっては男子のシンガポール戦のドローのほうが
勝ち点3を格下も格下の154位から奪えず
あたかも犯罪者のようにこき下ろす人も居て、
なでしこは勝ったからまだいいというんだが私は逆。
結果が全ての本番だけど、勝てばいいってもんじゃない。
目の前の1戦しか見てないからそういうことが言えるんだ。
決勝トーナメントは負けが許されず、力が上位の国と当たる。
予選は非常にぬるいグループCとDやFを見れば完璧に言い切れる。
そんなグループを3勝したけど辛勝ばっかなんだぜ!?
普通はスイスに2-1でカメルーンに5-0でエクアドルに4-1とか。
そういう結果が先のトーナメントも行けそうに思える
前回覇者でランク4位のチームのリザルトだよ。
しかも男子のシンガポールは精度も欠いたけどツキがなく
徹底的にポストとクロスバーと切れすぎた相手GKに弾かれた。
なでしこはシュートを打たない。
バイタルまで行くけど、精度の低いロングパスをカットされ
フィニッシュにいけない。そんなチームが点取れるわけない。
惜しかったのが前半の宮間のダイビングヘッド、
後半の大儀見の落しから岩渕のシュートと
菅澤のオーバーヘッドぐらい。
守備としては失点しなかったけど、
ぶっちゃけ瑠美ちゃんがボランチでもサイドでもいないと
今回のチームは落ち着かない。
宮間ですらパスの精度が悪いしね。

ということで、GKが固定されないと安心感が薄く
薄い分攻め込まれたくない。
特にカウンターは信頼の無いGKと1対1になりがちなので
絶対に食らいたくない。だから大事に大事に回す。
でもロングボールやスルーパスで展開も行う。
しかし後ろに信頼が無いから攻撃に集中できず精度を欠く。
その結果相手に奪われてシュートという
フィニッシュまで行けなかった。そういう図式じゃん?

4年前とほぼ変わらないメンバーの顔ぶれにもがっかりで
残念なことに怪我で安藤が離脱して、
怪我の功名とはまさにこのことで、菅澤に役割が回ってきた。
まだ大儀見との呼吸がウマく合わないとのこと。
そんなのこれまでの親善試合とかで散々やらないとね。
本番で合わせようったってそうは問屋が卸さない。

そんなわけで佐々木に大きな責任があるよ。
GKは海堀中心で良かったのに。
その海堀だけが唯一1失点だけどそれはそれで。
そして佐々木に続投させた協会が悪い。

ともかく次はオランダかもしれないが、
そこは過去2戦2勝で可能性があるが、
Fだとイングランドかコロンビアが来る。
フランスはまずメキシコに負けないと思うので1位か2位通過。
コロンビアはフランスに2-0で勝利してるし、
イングランドはこれまでの対戦4戦未勝利。
↑で米独を避けて正解の1位通過の大きな壁が待ち受ける。

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