さて、週末は競馬の関係でこんなに遅れてしまったけど、
まだやや余韻もある感じで、なんとかそれがあるうちに…。
まず結論的な印象だが、非常に良くなかった。
素人やにわかファンは結果重視だから満足なのだろう。
お前も評論家でもないのに、厳しすぎることばかり言ってないで
素直にこの結果を喜べ!できないのか!?
そんな声もあるかと思う。
でも本田がこのチームにはパターンが少ない。本田もまだまだだ。
このように言ったのは、本田節だからではなく、
ピッチに立ったものとしての本音ではないかと感じたのだ。
それだけ不満が多い決勝であり、全ての試合だった。
まず決勝の豪州戦だが、単純にはAFCを舐めて参加してきた。
オセアニアではW杯に出る機会も少ないし、
試合の強化的なものもそうそう組めない。
ある程度やりあえてもニュージーランドだけ。
だからこそでのことだが、そう簡単に目論見どおりになんて
させてやったらいけない。AFC参加は失敗だった。
ますます厳しいことになった。こう思わせないと。
でもそれが予選でも1位通過し、一番楽と思われる位置から勝ちあがり
決勝に駒を進めてきた。
監督は元浦和の経験があるオジェック。
日本は知り尽くしているとも言えるかと思う。
しかしながら豪州は後退した印象。
何故ならウズベク戦などでは35%程度のボール支配率。
それでいて6-0で勝つなどとはどういうことか!?
徹底的なカウンターでロングボール多用などのパワープレー。
そんなサッカーとして一番美しくないことで、
結果だけにこだわって勝った勝ったとやってるものなんかは
まるでフィギュアで何もしないで突っ立っていて、
いきなり10回転ジャンプを披露して未曾有の得点を叩き出し、
たったそれだけのことで優勝とか金メダル取るようなもの。
そんなものが誰もが納得して認められる世界一なんかじゃない。
事実不可能な10回転がもし仮に出来るものが現れても、
その部分だけは認められても、それしかないものはそれ以外の
何者でもなく、回転数を競う大会なら誰しもに認められるだろうが、
それだけが全てではないフィールドにおいて、
それだけが人間離れして秀でていても、対象にはならんのだ。
それがサッカーにおいても勝てばいいだけの世界ではない。
やはりその競技の魅力。個の突破力やチームのパスワークがそれだ。
だから点だけ入れて勝てばいいと言うものではない。
W杯などは過去は米国などと同様にそうだったが、
豪州も随分華麗なサッカーを目指して変わってきた印象を持ったが、
オジェックになって後退したとしか言えないのだ。
オジェックはとにかく勝つことだけを確約しているのか?
確かに豪州は今アジア最高位は獲得している。
でも何のタイトルもない。なのでこのアジア杯は是が非でも欲しかった。
さすればその先にはいろんなものが見えてくる。
そこから立て直してもいいと思っていたのかもしれない。
だからとにかく何でもいいから勝つことだけにこだわって。
・・・それはそっちの事情としては解ってあげられるが、
こっちにはまるで関係ないんじゃい!!と、絶対叩く必要があった。
しかもドイツW杯の借りも有るし、南アW杯予選の借りもある。
特にケーヒルとキューウェルが居るうちに返さないと!!
そう思って構えていた決勝戦だったが、だからということでもなく
見ていて我慢出来なくなり怒鳴り飛ばしていた。
攻めている方向に体は斜めになってるし、
「縦に行けよ!縦に!」「ちんたらしてんじゃねぇよ!」
「打て!打て!打て!打て!」「あ゛~~~~~!!(`□´)」
こんなことを後半からは深夜にもかかわらず怒鳴っていた。
もちろん深夜はわかってるし、家族は隣の部屋で寝ている。
近所にも聞こえるかもしれない。サッカーなんて関係なく、
安眠妨害は軽犯罪だ。だから深夜のAマッチの場合は
感情も殺して黙ってみているのが常だったが、この日は出来なかった。
それだけ良くない内容だった。
だって結果として1-0で勝ったけど、印象的には2-5で負けてる。
相手が想像以上に下手だっただけ。
川島の好セーブは好セーブでもあるが、それ以上に相手が下手だから。
ゆえに奇跡というか、ラッキーな優勝をしたのだよ。
豪州がカウンターで点を取ってくるので持たせてくると思われた。
だから持たせようと思ったのか、戦術の詳細はわからないけど、
引いて取りに来ないのに、ずっと後ろで回してる。
もしかしたら、早い時間で点を取るとパワープレー全開で
凄まじく体格に物を言わせて来るかも知れない。
そうなると止められないケースがいくつか出来て、
3点ぐらい取られてしまうことを懸念して、後半30分過ぎまでは
点を取らないなんて戦術あるのか?無いとも言い切れないが…。
だからなのかどうか、リードされているほうは追いつこうと
必死で攻めてくるのは当然のことで、互いにそれがない分、
落ち着いていたとはいい言い方だが、
時間だけをいたずらに過ごしていることで、凄くイライラしたのだ。
その私のイライラは相手に思わせたら成功であって、
戦術に私自身もハマってしまったのかもしれない。
でも、どうしてもドイツW杯でのあの屈辱が忘れられない。
6分だか8分で3点も取られて1-3で大逆転負けをしたことを。
思えばそのときの監督は名将ヒディンク。
南アでの監督はピム。
どちらもオランダ人で師弟関係だ。
豪州の前には韓国でもこのラインでの監督つながりがある。
しかもピムはJでの指揮の経験もあり、
今回のオジェックと来れば、やはり日本対策なのか!?
それにしてもこの後退としかいえない完全カウンター戦術はどうなのか?
奇しくも日本がそれでW杯を快進撃できたことによってなのか?
でもそれは確実に全て格上のチームに対してのもの。
さらには持ちたくても持たせてもらえなかったからであり、
わざわざそうしていた訳ではない。
なのに豪州はアジア最高位を手にしながらも、
格下がやってくる完全カウンターというしょうも無い戦術を組んだのだ。
これはオジェックがあまりにも酷いとしか言いようが無い。
豪州の協会もそんなのでいいのか?日本なら解任だ。
そんなことさせるためにアンタを招聘したんじゃないって。
でも日本はそんなヘタレな相手にビビって居る感じもした。
引いて固めている相手の懐に飛び込んでいけないのだ。
本当にそれはドイツW杯の予選~本線を見ているようで、
反吐が出そうに感じたのは事実なのだ。
これで辛うじて予選は突破したが、いいとこなく1勝も出来ずに
帰ってきたのだから。
やはり無茶はいかんが、無理は通してみれば道理も引っ込む。
要はシュートを打たなければ点が入らないように、
仕掛けなければ好機なんか訪れない。
後ろでボール回している間に相手がまとめて一気に転ぶなんてことは
100000000%ありえないのだから、そんなのを夢見て待ってるだけ無駄。
だからこそ↑で書いたように吠えることになってしまったわけだ。
ましてW杯は華麗なパスサッカーのスペインが初優勝。
それが賞賛もされ、クラブでは同じくスペインのバルサがその代表。
日本はアジアのバルサといわれるなら、
同じような華麗なパスサッカーをすればいい。
それは後ろでパスが回っていればいいのではない。
パスを繋ぎながら押し上げていき、最後は得点するものだ。
そんなW杯も経験し、その直後個の力での突破のファンタジスタである
メッシのアルゼンチンとのマッチアップもあったのだから、
そういうものを間近で体感してきてなんで活かさないのだと、
そういう部分での怒りも大きかったのだ。
そしてドイツW杯での後半30分過ぎのあのわずかな時間での3失点。
この調子では同じように点を取られる!そういう懸念があった。
点を取れば、相手も必死で取りにくるが、
逆にそこに必死になる分、穴も出来るし、焦りも出るし、
大雑把になる分、更なるチャンスも訪れるので、
1-0から1-3にされたトラウマはあるものの、先取点は必至だと思ったのだ。
なのにずっとあの調子。
相手は準決勝は90分で精神的に大楽勝で来ている。
こっちはあの韓国と死闘を演じ、120分でもけりが付かずPK決着。
時間が過ぎるほどに、へばりそうなのはこっちだった。
それだけに点を取ることは大きく、仮に1点取り返されても
そこはスタートに戻るだけ。逆に0点のままに取られれば、
それはへばるだろう日本には凄い重荷になるからだ。
それがまるで解ってないかのような展開続きでイラついた。
それは代表を愛してやまないからの思いなのは間違いなかった。
しかも韓国には勝ったが公式記録はドロー。
それだけに同様に近年やられている豪州にはきっちり勝ちたいと思ったし。
まず相手は監督の戦術が後退気味だったことと、
32歳というキューウェルやケーヒルがいまだに中心で、
世代交代を果たしている日本とは大違い。
韓国ですらパクチソンは居たものの、これが代表引退なのは知ってたし、
若手も猿真似野郎はともかく結構台頭していて世代交代は出来ている。
そう思うと豪州の前がかりの選手層は薄いことが良く解る。
逆にそれならばケーヒルとキューウェルが居るうちに
タイトルを取らなければその可能性が急落する危機感もあるのかも?
そうだとしたら、今回結果だけにしかこだわらないのはなんとなく解る。
だけどそれは時代が止まっていることの証でもあるのだよな。
25歳とかならともかく30代のツートップじゃね。
でも逆に経験豊富なベテランは酸いも甘いも知ってて怖い。
特に日本はケーヒルへの恨みが強くて警戒しているからと思ってか
ケーヒルよりもキューウェルのフィニッシュが多かった。
そこで川島の好セーブと、キューウェルの下手さ加減だ。
まずはヘッドがあったが、これは川島が好セーブした。
片手で弾いたボールはクロスバー直撃し凌いだ。
あれが指を掠めなければ入れられていた。これはキューウェルは不運。
しかし1対1になった場面がその後2回もあった。
登録はMFでもFWとして出ているのなら1つは決めないとな。
1本目は川島が右足を伸ばしてセーブ。
これ、メッシやロナウドなら股抜きしてるよ。
左右だから足が伸びる。股間の下は伸びない。
股間にぶら下がったものもそこまで伸びないし。
ゆえにこれはキューウェルの勇気の欠如かミスキックかイメージが無い、
そのいずれかによるものと、川島の動きが良かった両方。
2本目は川島がいいタイミングで体を張ってセーブ。
これは川島が早くも遅くも無くじっくり見て飛び込んだ好判断だが、
キューウェルは一工夫必要だった。
1つ手前のときに岡崎のようにループにしてみるとか、
急に止めて左右に振って振り切ってみるとか。
いのししのように猪突猛進してきたのでこれはキューウェルが下手だった。
それ以外にも1~2本手で触ってクロスバーに当たって弾けたのがあったし
川島の活躍はかなり有ったには有った。
それを前半からずっとやってきていたから、
その自分のGKのためにもさっさと点を入れてあげることは必要だった。
それがあればさらにGKは気合が入る。
オレがこの1点を守り抜いてやるぜと。
でもいくら守っても守っても、いつまでも点を取ってもらえないと
モチベーションが下がってくる。そうなれば体のキレが損なわれる。
そのときは先に失点してしまう。それも凄く嫌だったのだ。
それも怒りの一部だったが、シュートで終わらないことや、
いいところまで押しあがっていて、フィニッシュに行かないままに
相手に取られることも凄まじくムカついていた。
その典型的なものに、日本の始めてのCKが後半30分ごろだぜ!?
そんなのありえないだろ?!相手は黄色だがブラジルじゃない!豪州だ!
こんな試合で深夜にかなり血を上らされたのでちょっと具合悪かった…。
そして得点だが、李のボレーを賞賛するが、
確かにうまいこと蹴れたけど、それは失礼だぞ。
あんなフリーで外してたらヤヴァイだろ!?
まるで練習同様だったんだから、決めて当然だよ。
褒められるのは、試合後のインタビューでも聞かれたことに対して
全く答えてなく、自分が言いたいことを言っていた。
それは相当アドレナリンが出ていることの裏返し。
そんな状況だったのに、よく落ち着いて決められたなということ。
テンパって焦ったら確実にヒットしてない。
大方クロスバーの上を超えての大ホームランをかっ飛ばしただろう。
そうならずに決まったことが褒められるのだよ。
ボレー自体が難しいだのへったくれだのじゃないんだ。
しかしこのボレーを奇跡的なツキがあったと言う人は居ない。
私は李の技術にけちをつけるのではなくそう思った。
何故なら、試合を良く見ていた人ならわかるだろうが、
長友が切り込んだとき、相手のDFは李の左に居たんだよ。
それが最後に長友が深くえぐったときに、
何故か知らないが李から離れてゴールポストの左の前辺りに
するするするっと行ってしまったのだよ。
なので長友が李の位置を確認したときはそのDFもそこに居たんだ。
でもクロスを上げる場所を見極め、後はそのDFと競って決めてくれと
いく気持ちであげたはず。
ところがあげてみたら何故か李はフリーで居て、
願っても無い状況に変わっていたのだと思う。
でもなんであのDFは李から離れたんだろう?
離れなければきっと前に位置しているから、
李のボレーを防げたと思う。
長友があそこまで深く切り込んだのに、角度の無いシュートを
打つと思ったのか?ずっとクロスだからここは蹴ってくると思ったのか?
全てはその本人に聞かないと解らないが、
決めた李のボレーも見事であり、それ以上に長友のクロスが良かった。
だけど影の大殊勲選手は豪州のDFなのだよ。3番のカーニーか?
そんな感じで結果として勝ったのだが、30点ぐらいの試合だった。
総評だが、初戦のヨルダンは、得点も失点も吉田。
日本は守備の要のCBがW杯とはがらりと変わり、
そこが穴だともいえる。そのCB抜擢の若き吉田の試練か。
そうだとしても苦手ヨルダンに先制されがむしゃら必死に追いつく。
ここで後頭部叩かれたか。李後半45分間出たが特に目立たず。【15点】
2戦目のシリアはヨルダンよりは戦いやすいが似てる部分もあり難敵。
笛吹き捲り、カード出し捲りの主審にゲームを翻弄される。
長谷部は先取点を挙げたものの、失点のきっかけのバックパスがあり
それを思うとチャラか?いやマイナスのほうが大きいかな?
川島が退場したんだからね。
本田も奇跡のGKの股抜きPKをやりやがって、
わざとなら個人プレーに走りすぎ、ミスなら任せられず、
どっちみち評価は低い印象だった。【50点】
3戦目のサウジ戦は敗退確定の相手。
監督も変わりアピールで挑んでくるかやる気なしか解らず。
しかし前半に3-0になって完全に消化試合に。
西川は五輪での正GKだから、不安など何も無くその通りだったが、
川島が出場停止に本田の欠場がこの試合で良かったと言う感じ。
ただ西川以上に柏木はさほど強い印象残せず。
本来もっと運動量があって最初から最後まで走れる長友タイプなのに。
試合自体は大勝すればいい問うことでもなく内容的には【75点】
4戦目からはトーナメントでその初戦のカタール。
個別に書いたように開催国で2022年W杯開催国で監督がメツ。
そんなお膳立てで最大の苦戦強いられること必至。
そしてまたしても主審に泣かされる。
でもこちとらレフェリーアベシロウで慣れている世代のせいか、
それをも乗り越えて勝つすべを知ってて落ち着いてみていられるが、
ピッチに立つ連中は誰一人とそれを知らんのだよな。
先取点は副審だったがオフサイド取らず決められた。
でもさほど掛からずにサウジ戦の再現のような岡崎のループを
香川が触って押し込んだらこの試合は香川の試合になった。
香川の2点目は日本人ではなかなか決められない印象。
吉田はまだ若さゆえか、2枚のイエロー貰ってまたしても10人。
その直後に2点目を取られA級戦犯になってたが、
それを救ったのは10人の代表で、↑で書いた香川の2点目が光る。
さらに決勝点も殆ど香川のようなもので、印象的にハット達成。
しかし押し込んだのは伊野波。
そういうわけで10人だけに上がるなとはベンチからもピッチ上でも
言われていたのに何であそこにという、負けたら突き上げが
相当来そうなことだが、結果的に値千金のゴールでお咎めなし。
本職はCBだし、急造SBだけに確かに不思議。
でも伊野波も五輪ではスタメンだし各国とのマッチアップも経験ある。
A代表しか知らん人にはフレッシュなんだろうけどね。【60点】
5戦目は永遠のライバル韓国。
しかも韓国は結構アジア制覇から遠ざかっていて、
パクチソンがこれで代表引退なら是が非でも欲しいタイトル。
その通りの死闘で、ここも極端ではないが主審に泣かされる。
日韓それぞれのPKは全く不要。
決勝をこの主審が吹いていたら、5本以上のPKがあった。
互いにペナルティエリアでの故意ではないハンドが多かったから。
でもそのパクチソンの得たPKを決めたのが猿真似して
試合に水をさしたキソンヨン。次世代の中心になるならしっかりしろ。
戦後何年経ってて、教育も随分変わったんだろ?
北に手本としてこうあるべきだと示すべき韓国がいまだにこれでは…。
日本も前田がサウジ戦以来に決めて追いついたが、
日本のこの得点は崩してのもので値千金だった。
本来このゴールだけの得点で1-0で日本の勝利だった。
なのに余分なPKがついに日本にも訪れ、岡崎が倒されて本田が蹴るが
またもど真ん中でセーブされ、細貝が詰めて逆転。
細貝が後退で入っていた奇跡も大きい。
ところがコーナーポスト付近で時間つぶしまでしていたにもかかわらず
韓国にぎりぎりのところで同点に追いつかれる。
PK完全勝利も記録上はドローでまだ韓国には大きく負け越し。【40点】
6戦目の決勝は↑に書いたので点数だけ。【30点】
アジア杯はW杯の次に大きいタイトルだと素人さんも知って欲しい。
レベルの低いアジアの頂点でも大きな意味があるのだ。
3位以内には無駄なW杯の下位予選の免除がある。
さらに大きいのは、W杯前年に開催国で行われる
コンフェデ杯出場が大きく、大陸王者などしか出られない
プレW杯なのだ。それが前年に実戦チェックできるのは大きい。
なのでアジア杯以上にそれに出られるかどうかが大きな違い。
だからこそアジア杯のタイトルを取らないとならないのだ。
監督と選手の評価も
GK
川島永嗣:ミス怖いがキレたら手がつけれぬ能活タイプで好方出た【9】
西川周作:控えも五輪では正GKで問題ない。安定身ある楢崎タイプ【7】
権田修一:出場機会なく評価なし 【-】
DF
伊野波雅彦:本来CBも今回SB対応しあわや戦犯も得点して好印象【6.5】
岩政大樹:異例の理数系選手で高さ活かせるが安心感も欲しい 【6.5】
今野泰幸:ボランチでもSBでもなくCBでフル出場は否便利芸人主張【7】
長友佑都:持久力と粘りと切込んでクロスの精度からインテル入【7.5】
内田篤人:両SBとも極端に上がらぬ戦術やむなしもやや不満残る【5.5】
森脇良太:出場機会なく評価なし 【-】
永田充 :出場機会なく評価なし 【-】
吉田麻也:不動のCBに育てるには今回のミスは黙認。大成長期待 【5】
MF
遠藤保仁:実質舵取りも縦へのスイッチ減少不満。要本田抑止役【5.5】
松井大輔:持ち前のドリブル突破見られず離脱もシリア戦アシスト【5】
香川真司:大成長新ファンタジスタ骨折痛いが開催国撃破値千金【8.5】
細貝萌 :出場時間短いが本田のA級戦犯帳消しの押込で日本救う 【6】
藤本淳吾:巡ったスタメンも戦術でいい所なく交代。腐らず次回 【5】
本田拓也:交代直後つまらぬファールでFK与え直後韓国に同点弾 【4】
柏木陽介:本来豊富な運動量目立たぬまま印象浅く無念も次期待 【5】
長谷部誠:主将として頑張り得点もしたが川島レッドの原因作る【5.5】
本田圭佑:フィジカル強く好機演出も私欲剥き出しあわや多すぎ【4.5】
FW
岡崎慎司:運動量豊富な印象も見せ、技あり得点も決め中心印象【7.5】
前田遼一:精力的評価もサウジのようなゴールを毎試合出したい 【7】
李忠成 :あんな入れ込んでて良く決めた。一発屋懸念の努力要【6.5】
監督
ザッケローニ:魔術的交代選手活躍の運。選手の声消化好印象も【8.5】
まだやや余韻もある感じで、なんとかそれがあるうちに…。
まず結論的な印象だが、非常に良くなかった。
素人やにわかファンは結果重視だから満足なのだろう。
お前も評論家でもないのに、厳しすぎることばかり言ってないで
素直にこの結果を喜べ!できないのか!?
そんな声もあるかと思う。
でも本田がこのチームにはパターンが少ない。本田もまだまだだ。
このように言ったのは、本田節だからではなく、
ピッチに立ったものとしての本音ではないかと感じたのだ。
それだけ不満が多い決勝であり、全ての試合だった。
まず決勝の豪州戦だが、単純にはAFCを舐めて参加してきた。
オセアニアではW杯に出る機会も少ないし、
試合の強化的なものもそうそう組めない。
ある程度やりあえてもニュージーランドだけ。
だからこそでのことだが、そう簡単に目論見どおりになんて
させてやったらいけない。AFC参加は失敗だった。
ますます厳しいことになった。こう思わせないと。
でもそれが予選でも1位通過し、一番楽と思われる位置から勝ちあがり
決勝に駒を進めてきた。
監督は元浦和の経験があるオジェック。
日本は知り尽くしているとも言えるかと思う。
しかしながら豪州は後退した印象。
何故ならウズベク戦などでは35%程度のボール支配率。
それでいて6-0で勝つなどとはどういうことか!?
徹底的なカウンターでロングボール多用などのパワープレー。
そんなサッカーとして一番美しくないことで、
結果だけにこだわって勝った勝ったとやってるものなんかは
まるでフィギュアで何もしないで突っ立っていて、
いきなり10回転ジャンプを披露して未曾有の得点を叩き出し、
たったそれだけのことで優勝とか金メダル取るようなもの。
そんなものが誰もが納得して認められる世界一なんかじゃない。
事実不可能な10回転がもし仮に出来るものが現れても、
その部分だけは認められても、それしかないものはそれ以外の
何者でもなく、回転数を競う大会なら誰しもに認められるだろうが、
それだけが全てではないフィールドにおいて、
それだけが人間離れして秀でていても、対象にはならんのだ。
それがサッカーにおいても勝てばいいだけの世界ではない。
やはりその競技の魅力。個の突破力やチームのパスワークがそれだ。
だから点だけ入れて勝てばいいと言うものではない。
W杯などは過去は米国などと同様にそうだったが、
豪州も随分華麗なサッカーを目指して変わってきた印象を持ったが、
オジェックになって後退したとしか言えないのだ。
オジェックはとにかく勝つことだけを確約しているのか?
確かに豪州は今アジア最高位は獲得している。
でも何のタイトルもない。なのでこのアジア杯は是が非でも欲しかった。
さすればその先にはいろんなものが見えてくる。
そこから立て直してもいいと思っていたのかもしれない。
だからとにかく何でもいいから勝つことだけにこだわって。
・・・それはそっちの事情としては解ってあげられるが、
こっちにはまるで関係ないんじゃい!!と、絶対叩く必要があった。
しかもドイツW杯の借りも有るし、南アW杯予選の借りもある。
特にケーヒルとキューウェルが居るうちに返さないと!!
そう思って構えていた決勝戦だったが、だからということでもなく
見ていて我慢出来なくなり怒鳴り飛ばしていた。
攻めている方向に体は斜めになってるし、
「縦に行けよ!縦に!」「ちんたらしてんじゃねぇよ!」
「打て!打て!打て!打て!」「あ゛~~~~~!!(`□´)」
こんなことを後半からは深夜にもかかわらず怒鳴っていた。
もちろん深夜はわかってるし、家族は隣の部屋で寝ている。
近所にも聞こえるかもしれない。サッカーなんて関係なく、
安眠妨害は軽犯罪だ。だから深夜のAマッチの場合は
感情も殺して黙ってみているのが常だったが、この日は出来なかった。
それだけ良くない内容だった。
だって結果として1-0で勝ったけど、印象的には2-5で負けてる。
相手が想像以上に下手だっただけ。
川島の好セーブは好セーブでもあるが、それ以上に相手が下手だから。
ゆえに奇跡というか、ラッキーな優勝をしたのだよ。
豪州がカウンターで点を取ってくるので持たせてくると思われた。
だから持たせようと思ったのか、戦術の詳細はわからないけど、
引いて取りに来ないのに、ずっと後ろで回してる。
もしかしたら、早い時間で点を取るとパワープレー全開で
凄まじく体格に物を言わせて来るかも知れない。
そうなると止められないケースがいくつか出来て、
3点ぐらい取られてしまうことを懸念して、後半30分過ぎまでは
点を取らないなんて戦術あるのか?無いとも言い切れないが…。
だからなのかどうか、リードされているほうは追いつこうと
必死で攻めてくるのは当然のことで、互いにそれがない分、
落ち着いていたとはいい言い方だが、
時間だけをいたずらに過ごしていることで、凄くイライラしたのだ。
その私のイライラは相手に思わせたら成功であって、
戦術に私自身もハマってしまったのかもしれない。
でも、どうしてもドイツW杯でのあの屈辱が忘れられない。
6分だか8分で3点も取られて1-3で大逆転負けをしたことを。
思えばそのときの監督は名将ヒディンク。
南アでの監督はピム。
どちらもオランダ人で師弟関係だ。
豪州の前には韓国でもこのラインでの監督つながりがある。
しかもピムはJでの指揮の経験もあり、
今回のオジェックと来れば、やはり日本対策なのか!?
それにしてもこの後退としかいえない完全カウンター戦術はどうなのか?
奇しくも日本がそれでW杯を快進撃できたことによってなのか?
でもそれは確実に全て格上のチームに対してのもの。
さらには持ちたくても持たせてもらえなかったからであり、
わざわざそうしていた訳ではない。
なのに豪州はアジア最高位を手にしながらも、
格下がやってくる完全カウンターというしょうも無い戦術を組んだのだ。
これはオジェックがあまりにも酷いとしか言いようが無い。
豪州の協会もそんなのでいいのか?日本なら解任だ。
そんなことさせるためにアンタを招聘したんじゃないって。
でも日本はそんなヘタレな相手にビビって居る感じもした。
引いて固めている相手の懐に飛び込んでいけないのだ。
本当にそれはドイツW杯の予選~本線を見ているようで、
反吐が出そうに感じたのは事実なのだ。
これで辛うじて予選は突破したが、いいとこなく1勝も出来ずに
帰ってきたのだから。
やはり無茶はいかんが、無理は通してみれば道理も引っ込む。
要はシュートを打たなければ点が入らないように、
仕掛けなければ好機なんか訪れない。
後ろでボール回している間に相手がまとめて一気に転ぶなんてことは
100000000%ありえないのだから、そんなのを夢見て待ってるだけ無駄。
だからこそ↑で書いたように吠えることになってしまったわけだ。
ましてW杯は華麗なパスサッカーのスペインが初優勝。
それが賞賛もされ、クラブでは同じくスペインのバルサがその代表。
日本はアジアのバルサといわれるなら、
同じような華麗なパスサッカーをすればいい。
それは後ろでパスが回っていればいいのではない。
パスを繋ぎながら押し上げていき、最後は得点するものだ。
そんなW杯も経験し、その直後個の力での突破のファンタジスタである
メッシのアルゼンチンとのマッチアップもあったのだから、
そういうものを間近で体感してきてなんで活かさないのだと、
そういう部分での怒りも大きかったのだ。
そしてドイツW杯での後半30分過ぎのあのわずかな時間での3失点。
この調子では同じように点を取られる!そういう懸念があった。
点を取れば、相手も必死で取りにくるが、
逆にそこに必死になる分、穴も出来るし、焦りも出るし、
大雑把になる分、更なるチャンスも訪れるので、
1-0から1-3にされたトラウマはあるものの、先取点は必至だと思ったのだ。
なのにずっとあの調子。
相手は準決勝は90分で精神的に大楽勝で来ている。
こっちはあの韓国と死闘を演じ、120分でもけりが付かずPK決着。
時間が過ぎるほどに、へばりそうなのはこっちだった。
それだけに点を取ることは大きく、仮に1点取り返されても
そこはスタートに戻るだけ。逆に0点のままに取られれば、
それはへばるだろう日本には凄い重荷になるからだ。
それがまるで解ってないかのような展開続きでイラついた。
それは代表を愛してやまないからの思いなのは間違いなかった。
しかも韓国には勝ったが公式記録はドロー。
それだけに同様に近年やられている豪州にはきっちり勝ちたいと思ったし。
まず相手は監督の戦術が後退気味だったことと、
32歳というキューウェルやケーヒルがいまだに中心で、
世代交代を果たしている日本とは大違い。
韓国ですらパクチソンは居たものの、これが代表引退なのは知ってたし、
若手も猿真似野郎はともかく結構台頭していて世代交代は出来ている。
そう思うと豪州の前がかりの選手層は薄いことが良く解る。
逆にそれならばケーヒルとキューウェルが居るうちに
タイトルを取らなければその可能性が急落する危機感もあるのかも?
そうだとしたら、今回結果だけにしかこだわらないのはなんとなく解る。
だけどそれは時代が止まっていることの証でもあるのだよな。
25歳とかならともかく30代のツートップじゃね。
でも逆に経験豊富なベテランは酸いも甘いも知ってて怖い。
特に日本はケーヒルへの恨みが強くて警戒しているからと思ってか
ケーヒルよりもキューウェルのフィニッシュが多かった。
そこで川島の好セーブと、キューウェルの下手さ加減だ。
まずはヘッドがあったが、これは川島が好セーブした。
片手で弾いたボールはクロスバー直撃し凌いだ。
あれが指を掠めなければ入れられていた。これはキューウェルは不運。
しかし1対1になった場面がその後2回もあった。
登録はMFでもFWとして出ているのなら1つは決めないとな。
1本目は川島が右足を伸ばしてセーブ。
これ、メッシやロナウドなら股抜きしてるよ。
左右だから足が伸びる。股間の下は伸びない。
股間にぶら下がったものもそこまで伸びないし。
ゆえにこれはキューウェルの勇気の欠如かミスキックかイメージが無い、
そのいずれかによるものと、川島の動きが良かった両方。
2本目は川島がいいタイミングで体を張ってセーブ。
これは川島が早くも遅くも無くじっくり見て飛び込んだ好判断だが、
キューウェルは一工夫必要だった。
1つ手前のときに岡崎のようにループにしてみるとか、
急に止めて左右に振って振り切ってみるとか。
いのししのように猪突猛進してきたのでこれはキューウェルが下手だった。
それ以外にも1~2本手で触ってクロスバーに当たって弾けたのがあったし
川島の活躍はかなり有ったには有った。
それを前半からずっとやってきていたから、
その自分のGKのためにもさっさと点を入れてあげることは必要だった。
それがあればさらにGKは気合が入る。
オレがこの1点を守り抜いてやるぜと。
でもいくら守っても守っても、いつまでも点を取ってもらえないと
モチベーションが下がってくる。そうなれば体のキレが損なわれる。
そのときは先に失点してしまう。それも凄く嫌だったのだ。
それも怒りの一部だったが、シュートで終わらないことや、
いいところまで押しあがっていて、フィニッシュに行かないままに
相手に取られることも凄まじくムカついていた。
その典型的なものに、日本の始めてのCKが後半30分ごろだぜ!?
そんなのありえないだろ?!相手は黄色だがブラジルじゃない!豪州だ!
こんな試合で深夜にかなり血を上らされたのでちょっと具合悪かった…。
そして得点だが、李のボレーを賞賛するが、
確かにうまいこと蹴れたけど、それは失礼だぞ。
あんなフリーで外してたらヤヴァイだろ!?
まるで練習同様だったんだから、決めて当然だよ。
褒められるのは、試合後のインタビューでも聞かれたことに対して
全く答えてなく、自分が言いたいことを言っていた。
それは相当アドレナリンが出ていることの裏返し。
そんな状況だったのに、よく落ち着いて決められたなということ。
テンパって焦ったら確実にヒットしてない。
大方クロスバーの上を超えての大ホームランをかっ飛ばしただろう。
そうならずに決まったことが褒められるのだよ。
ボレー自体が難しいだのへったくれだのじゃないんだ。
しかしこのボレーを奇跡的なツキがあったと言う人は居ない。
私は李の技術にけちをつけるのではなくそう思った。
何故なら、試合を良く見ていた人ならわかるだろうが、
長友が切り込んだとき、相手のDFは李の左に居たんだよ。
それが最後に長友が深くえぐったときに、
何故か知らないが李から離れてゴールポストの左の前辺りに
するするするっと行ってしまったのだよ。
なので長友が李の位置を確認したときはそのDFもそこに居たんだ。
でもクロスを上げる場所を見極め、後はそのDFと競って決めてくれと
いく気持ちであげたはず。
ところがあげてみたら何故か李はフリーで居て、
願っても無い状況に変わっていたのだと思う。
でもなんであのDFは李から離れたんだろう?
離れなければきっと前に位置しているから、
李のボレーを防げたと思う。
長友があそこまで深く切り込んだのに、角度の無いシュートを
打つと思ったのか?ずっとクロスだからここは蹴ってくると思ったのか?
全てはその本人に聞かないと解らないが、
決めた李のボレーも見事であり、それ以上に長友のクロスが良かった。
だけど影の大殊勲選手は豪州のDFなのだよ。3番のカーニーか?
そんな感じで結果として勝ったのだが、30点ぐらいの試合だった。
総評だが、初戦のヨルダンは、得点も失点も吉田。
日本は守備の要のCBがW杯とはがらりと変わり、
そこが穴だともいえる。そのCB抜擢の若き吉田の試練か。
そうだとしても苦手ヨルダンに先制されがむしゃら必死に追いつく。
ここで後頭部叩かれたか。李後半45分間出たが特に目立たず。【15点】
2戦目のシリアはヨルダンよりは戦いやすいが似てる部分もあり難敵。
笛吹き捲り、カード出し捲りの主審にゲームを翻弄される。
長谷部は先取点を挙げたものの、失点のきっかけのバックパスがあり
それを思うとチャラか?いやマイナスのほうが大きいかな?
川島が退場したんだからね。
本田も奇跡のGKの股抜きPKをやりやがって、
わざとなら個人プレーに走りすぎ、ミスなら任せられず、
どっちみち評価は低い印象だった。【50点】
3戦目のサウジ戦は敗退確定の相手。
監督も変わりアピールで挑んでくるかやる気なしか解らず。
しかし前半に3-0になって完全に消化試合に。
西川は五輪での正GKだから、不安など何も無くその通りだったが、
川島が出場停止に本田の欠場がこの試合で良かったと言う感じ。
ただ西川以上に柏木はさほど強い印象残せず。
本来もっと運動量があって最初から最後まで走れる長友タイプなのに。
試合自体は大勝すればいい問うことでもなく内容的には【75点】
4戦目からはトーナメントでその初戦のカタール。
個別に書いたように開催国で2022年W杯開催国で監督がメツ。
そんなお膳立てで最大の苦戦強いられること必至。
そしてまたしても主審に泣かされる。
でもこちとらレフェリーアベシロウで慣れている世代のせいか、
それをも乗り越えて勝つすべを知ってて落ち着いてみていられるが、
ピッチに立つ連中は誰一人とそれを知らんのだよな。
先取点は副審だったがオフサイド取らず決められた。
でもさほど掛からずにサウジ戦の再現のような岡崎のループを
香川が触って押し込んだらこの試合は香川の試合になった。
香川の2点目は日本人ではなかなか決められない印象。
吉田はまだ若さゆえか、2枚のイエロー貰ってまたしても10人。
その直後に2点目を取られA級戦犯になってたが、
それを救ったのは10人の代表で、↑で書いた香川の2点目が光る。
さらに決勝点も殆ど香川のようなもので、印象的にハット達成。
しかし押し込んだのは伊野波。
そういうわけで10人だけに上がるなとはベンチからもピッチ上でも
言われていたのに何であそこにという、負けたら突き上げが
相当来そうなことだが、結果的に値千金のゴールでお咎めなし。
本職はCBだし、急造SBだけに確かに不思議。
でも伊野波も五輪ではスタメンだし各国とのマッチアップも経験ある。
A代表しか知らん人にはフレッシュなんだろうけどね。【60点】
5戦目は永遠のライバル韓国。
しかも韓国は結構アジア制覇から遠ざかっていて、
パクチソンがこれで代表引退なら是が非でも欲しいタイトル。
その通りの死闘で、ここも極端ではないが主審に泣かされる。
日韓それぞれのPKは全く不要。
決勝をこの主審が吹いていたら、5本以上のPKがあった。
互いにペナルティエリアでの故意ではないハンドが多かったから。
でもそのパクチソンの得たPKを決めたのが猿真似して
試合に水をさしたキソンヨン。次世代の中心になるならしっかりしろ。
戦後何年経ってて、教育も随分変わったんだろ?
北に手本としてこうあるべきだと示すべき韓国がいまだにこれでは…。
日本も前田がサウジ戦以来に決めて追いついたが、
日本のこの得点は崩してのもので値千金だった。
本来このゴールだけの得点で1-0で日本の勝利だった。
なのに余分なPKがついに日本にも訪れ、岡崎が倒されて本田が蹴るが
またもど真ん中でセーブされ、細貝が詰めて逆転。
細貝が後退で入っていた奇跡も大きい。
ところがコーナーポスト付近で時間つぶしまでしていたにもかかわらず
韓国にぎりぎりのところで同点に追いつかれる。
PK完全勝利も記録上はドローでまだ韓国には大きく負け越し。【40点】
6戦目の決勝は↑に書いたので点数だけ。【30点】
アジア杯はW杯の次に大きいタイトルだと素人さんも知って欲しい。
レベルの低いアジアの頂点でも大きな意味があるのだ。
3位以内には無駄なW杯の下位予選の免除がある。
さらに大きいのは、W杯前年に開催国で行われる
コンフェデ杯出場が大きく、大陸王者などしか出られない
プレW杯なのだ。それが前年に実戦チェックできるのは大きい。
なのでアジア杯以上にそれに出られるかどうかが大きな違い。
だからこそアジア杯のタイトルを取らないとならないのだ。
監督と選手の評価も
GK
川島永嗣:ミス怖いがキレたら手がつけれぬ能活タイプで好方出た【9】
西川周作:控えも五輪では正GKで問題ない。安定身ある楢崎タイプ【7】
権田修一:出場機会なく評価なし 【-】
DF
伊野波雅彦:本来CBも今回SB対応しあわや戦犯も得点して好印象【6.5】
岩政大樹:異例の理数系選手で高さ活かせるが安心感も欲しい 【6.5】
今野泰幸:ボランチでもSBでもなくCBでフル出場は否便利芸人主張【7】
長友佑都:持久力と粘りと切込んでクロスの精度からインテル入【7.5】
内田篤人:両SBとも極端に上がらぬ戦術やむなしもやや不満残る【5.5】
森脇良太:出場機会なく評価なし 【-】
永田充 :出場機会なく評価なし 【-】
吉田麻也:不動のCBに育てるには今回のミスは黙認。大成長期待 【5】
MF
遠藤保仁:実質舵取りも縦へのスイッチ減少不満。要本田抑止役【5.5】
松井大輔:持ち前のドリブル突破見られず離脱もシリア戦アシスト【5】
香川真司:大成長新ファンタジスタ骨折痛いが開催国撃破値千金【8.5】
細貝萌 :出場時間短いが本田のA級戦犯帳消しの押込で日本救う 【6】
藤本淳吾:巡ったスタメンも戦術でいい所なく交代。腐らず次回 【5】
本田拓也:交代直後つまらぬファールでFK与え直後韓国に同点弾 【4】
柏木陽介:本来豊富な運動量目立たぬまま印象浅く無念も次期待 【5】
長谷部誠:主将として頑張り得点もしたが川島レッドの原因作る【5.5】
本田圭佑:フィジカル強く好機演出も私欲剥き出しあわや多すぎ【4.5】
FW
岡崎慎司:運動量豊富な印象も見せ、技あり得点も決め中心印象【7.5】
前田遼一:精力的評価もサウジのようなゴールを毎試合出したい 【7】
李忠成 :あんな入れ込んでて良く決めた。一発屋懸念の努力要【6.5】
監督
ザッケローニ:魔術的交代選手活躍の運。選手の声消化好印象も【8.5】