台風の日と目

明日最接近する台風20号はどうやら東の海上を通過して
日本の諸島は掛かったが、列島には強風域もかからなそうとか。
週末はイベントがあるのでまずは一安心。

なのでこの台風は前回のもの。
直撃して行った台風18号の前日だ。

前日と言うのは本土上陸が16日の朝8時ごろに
愛知の知多半島あたりに上陸したので、
この画像はその丸1日前ということ。

でも台風は上陸してなくてなんでこんなにおどろおどろしい雲が
こんなに低く広く大きく立ち込めているのかと思ったら、
何か恐ろしさも感じて撮ってみたのだった。

まだこの時点では風も強くも吹くがさほどでもなく、
台風とつながりを持った前線が雨をもたらしていたのだった。



スカイツリーが↑の中央にいるんでアップにしてみたが
このようにかなりの上空低いところまで雲が覆っているのが判る。
台風が来る前にこんな状況じゃ、相当大きい台風だし、直撃だし、
相当の覚悟を持って迎えねばならないなと思った。



だからベランダに出している観葉植物も更に先日に
こんな感じに寝かしてあり（風で倒れたのではない）
濡れながらこれを行うことなく万端にしていたのだった。

でも速度を速めて一気だったためか何だか良く判らないが、
経路上で被害に遭った方々も何人も出た事実はあるが、
うちの方は暴風域も入ったのにそんなに思ったほどではなく
拍子抜けしてしまった。
こんなに寝かさなくても大丈夫だったかのように。

もっとも被害が小さいことはいいことで良かったんだが、
いろいろやったのでその労力が報われなかった感が残った。
こんなんならある程度の対策でいいですよって言えよって
言えるはずもない台風に思ったりしたりして…。

私は小学生のときに台風の目に入ったことがある。
それは暴風が凄まじい状況が一瞬で何もなかったかのように
無風の雲ひとつ無い晴天となって、
だから凄まじく雨が蒸発するのでムシムシ感が凄いが
当たり前に晴れの日の行動ができる状況になったが
それは30分程度で、またあの凄まじい暴風にさらされたのが
その台風の目に入った現象だった。後々にニュースで知った。
だからその瞬間は何かの力で台風が消えたと思った。
もしかしたら目なのかもしれないとも思いつつ。
でも消えてしまったかのように何もなかった。
竜巻のように渦の端っこが見えていると思っていたからで、
そんなもん巨大な台風には大型だからできる目は相当大きく
その端っこは目の真ん中に入ると見えるわけもないのだった。
だから消えてしまったような気もしたのだった。

そんな話を娘に聞かせたので、不思議すぎるその現象を
娘も実体験してみたいと思っているのだ。
もちろん台風の被害があるので避けたいのだが、
暴風域が避けられないのだったらせめて真ん中が通って行けと。
これが長年生きてきて、毎年台風はいくつか来ているのに
その唯一1回だけなんだから、経験できないことなのかも知れんね。
多くの人と言うか、一般的には。
台風被害多発とか経路になりやすい土地の人以外ではね。