1歳を過ぎると、必ず通らなければならない道がある。
それは、予防注射。はしかと風疹の予防注射を、必ず受けるようにとのお国からのお達し。受けない訳にはいかない。
んで、行ってきた。予防注射。これは、お金がいらないから、その点では安心なんだけど・・・。一番不安なのは、娘の絶叫。今回の注射は、皮下注射。ポリオのように、飲んだりするモノではない。この間の例がある。超泣かれる事を覚悟し、私は小児科の門をくぐった。
相変わらず、病院はインフルエンザ予防注射を受ける子でいっぱい!咳コンコン、嘔吐物をまき散らしてるガキもいる・・・・。
「あ~なんか、もう病気になりそう・・・」
うんざりしていると、今日も割りと早く名前を呼ばれた。
何故か、娘の上機嫌。何故か・・・・。それは、いつも受診してもらっている女医さん(←なんか淫靡な響き・・・・むふ♪)だったからだ。
それでも、聴診器でモソモソされると、何やら怪しい雰囲気・・・。そして、鳴き(泣き?)が始まった。
ふえぇぇぇぇぇーーーー!!あああぁぁぁぁーーー!!
およ?なんか、大人し目な、控えめな泣き方・・・。
女医さん「痛いよねぇ、ちょっと我慢してね~」
ブスッッッ!!
おおおあああぁぁぁぁーーーー!!!
かわいそー!(涙)
女医さん「はい、終わったよ」
・・・・・・・。
あれ???あれれれれ????もう泣き止んだ???嘘ーーー!!??
奇跡は、突然訪れたのである。娘は、何とそれ以上泣かなかったのだ!!これは誠か、現実かっ!?
ケロッとしている娘を連れ、なんだか狐につままれたような気持ちで、私は診察室を後にした。
「よっぽど先生が、注射うまいんだな~。良かった良かった」
・・・が、その後、注射を打たれ、大絶叫している女の子がいた。(←ものすごい絶叫だった・・・。プライバシー保護の為、内容はあえて伏せたい。)
決して、先生が上手・・・という訳ではないようだ。
と、いう事は、娘は痛い事が好きなのか??思い返せば、注射でそんなに泣いた事はない。大泣きしたのは、風邪で受診したり、健診の時くらいだ。
ちょっぴり、娘の将来を心配した、ある一日の出来事であった・・・。