本日、雑賀は伊勢にいました。
伊勢は、伊勢神宮を始め、数々の観光名所がある。その中で今日訪れたのは、伊勢市内にある「古市」という町。
ここに「麻吉」という、古い旅館がある。
麻吉の創業がいつなのか明らかではないが、天明2年(1782)の古市町の屋並図に記されているので、それ以前であることは確からしい。とにかく由緒ある建物だ。
もと花月楼という茶屋だったらしい。明治時代県下では珍しい三層楼として、伊勢音頭の舞台も持ち、芸子も30人ほどを常時抱えた、県下第一級の大料理店だったそうだ。
現在四棟の中心建物があり、いわゆる懸崖造りで最上層まで六層階に及んでいる。この最上層からは、はるか朝熊山・二見なども遠望でき、聚遠楼の名で喧伝されたらしい。
そんな「麻吉」は、かつて古市街の華やかさを偲ぶことのできる、唯一の建物となっている。
この建物、勾配のある場所に建っているせいか、敷地内に階段があり、しかも渡り廊下があるなど、なかなか面白い建物をしている。そのせいか、写真を撮りに来る人も少なくないらしい。この日も、先客がいた。
もっと桜が綺麗な季節になったら、また撮りに来てみたい。
桜のつぼみは、まだまだ固そうだった・・・。
伊勢は、伊勢神宮を始め、数々の観光名所がある。その中で今日訪れたのは、伊勢市内にある「古市」という町。
ここに「麻吉」という、古い旅館がある。
麻吉の創業がいつなのか明らかではないが、天明2年(1782)の古市町の屋並図に記されているので、それ以前であることは確からしい。とにかく由緒ある建物だ。
もと花月楼という茶屋だったらしい。明治時代県下では珍しい三層楼として、伊勢音頭の舞台も持ち、芸子も30人ほどを常時抱えた、県下第一級の大料理店だったそうだ。
現在四棟の中心建物があり、いわゆる懸崖造りで最上層まで六層階に及んでいる。この最上層からは、はるか朝熊山・二見なども遠望でき、聚遠楼の名で喧伝されたらしい。
そんな「麻吉」は、かつて古市街の華やかさを偲ぶことのできる、唯一の建物となっている。
この建物、勾配のある場所に建っているせいか、敷地内に階段があり、しかも渡り廊下があるなど、なかなか面白い建物をしている。そのせいか、写真を撮りに来る人も少なくないらしい。この日も、先客がいた。
もっと桜が綺麗な季節になったら、また撮りに来てみたい。
桜のつぼみは、まだまだ固そうだった・・・。
Photo by NIKON D200