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中国紙報道「アメリカのアフガン政策の失敗はベトナム戦争よりもはるかに無様」成果なしの20年は300兆円の軍事費消費と100万人の死者だけを生んだ

2021-08-21 04:57:11 | Weblog
NHKが報道しないほんとうの世界情勢シリーズ
タリバンによるアフガンの支配は、「近代的民主主義の形でのアフガン再建」という、米国とその西側同盟国の20年間にわたる努力の終焉
NATO外での米国の同盟国という肩書きは、アフガンに全く成果を与えておらず、その国の状況をさらに悪化させてさえいる
アメリカは20年間のアフガン占領後、数兆ドルの出費や多数の民間人の殺害という挙句の果てに、
負け犬のごとくアフガンから撤退することを余儀なくされたのです。


米ブラウン大学ワトソン国際公共問題研究所が新たな報告において、「2001年秋に開戦し、数日後には集結するアフガン戦争でアメリカが支払った費用の総額は、2.26兆ドルに及んだ」と発表しました。

この膨大な出費は、アメリカの国防総省と国務省が拠出したものです。

一方で、この期間中にこの戦争の直接の結果として、24万1000人が命を落としました。

バイデン現米大統領が下した、性急で考えの浅い米軍のアフガン即時撤退命令により、アメリカの対アフガン戦争がこれ以上にない最悪の形で終結しようとしているまさにその時に、この新たな報告が発表されたことは、アフガン戦争におけるアメリカの大失態・不名誉の新たなページを開くこととなりました。

バイデン政権は、米軍のアフガン撤退プロセスが2021年9月11日までに完了すると発表しましたが、米国およびその他の国の軍隊は、この期限よりはるかに早くアフガニスタンから撤退しています。
成果なしの米の対アフガン20年戦争

米国は、テロとの戦いおよび、当時アルカイダとの共謀が疑われていたアフガンのタリバン政権の転覆を口実に、2001年9月11日以降アフガンに侵攻し、同政権を打倒しました。

複数の統計によりますと、情勢不安や国土破壊の助長以外に何の結果ももたらさなかったこの軍事占領では、数十万人のアフガン民間人が命を落としています。また過去20年間で合計2,448人の米軍兵がこの戦争で戦死し、さらにNATO北大西洋条約機構軍の多国籍軍兵1,144人が命を落としています。

さらにこの20年間の戦争で、6万9,000人ものアフガン軍兵士が死亡したほか、72人のジャーナリストと444人の人道支援関係者も殺害されました。しかもこの統計には、病気への罹患や食料、飲料水の不足、インフラへのアクセス不能、および戦争による他の間接的な結果のために命を落とした人々は含まれていません。

アメリカとNATOのアフガン軍事駐留は、戦争で荒廃したアフガンという国に、国民の殺害、情勢不安の増大、前例のない量の麻薬生産という負の遺産をもたらしたに過ぎませんでした。

タリバンが過去20年間で権力を取り戻し再びアフガンを掌握して、トランプ前米政権がカタール・ドーハにてこの組織と和平協定を締結したことで、バイデン現米大統領は現在、ベトナム戦争よりもはるかに無様な形で目的を果たせなかったアフガン占領を、何の成果もなく締めくくることを余儀なくされています。

バイデン大統領が米軍とNATO軍の即時アフガン撤退を命じた後、専門家と一部のアフガニスタン高官は、これらの軍の撤退後の国内における正式な統治権力の不在と、この問題がアフガンでの戦争拡大のためにタリバンに悪用されることに関して警告していました。

その後の出来事、特にタリバンの急速な勢力拡大、アフガン軍と中央政府の崩壊、ガニ大統領のアフガン脱出という予想外の事態は、最終的にタリバンのカーブル支配という結末を迎え、これらの警告が正しかったことを証明しました。

タリバンによるアフガンの支配は、「近代的民主主義の形でのアフガン再建」という、米国とその西側同盟国の20年間にわたる努力の終焉を示しています。

政治評論家の ニコラス・グヴォスデフ米海軍大学教授は、「今回のような米国のアフガン撤退は、ウクライナ、グルジア、モルドバなどの国々に対し、米国が引いている明白な境界線を表している。NATO外での米国の同盟国という肩書きは、アフガンに全く成果を与えておらず、その国の状況をさらに悪化させてさえいる」と語りました。

成果なしのアフガン戦争の余波は、2001年にテロとの戦いという口実の下で同国に侵攻した米国のアプローチ全体に疑問を投げかけています。最近の演説でバイデン大統領は、アフガンの20年間の占領の目的がテロとの戦いであったと主張しています。

しかし、この点でのアメリカの成功度合いは、最高位の米軍関係者からも疑問視されてきました。マーク・ミリー米合同参謀本部議長は、「タリバンによる急速なアフガン掌握は、ほどなくこの地域でのテロの脅威の劇的な増加につながる可能性がある」と述べています。

こうして、アメリカは20年間のアフガン占領後、同国でのテロの脅威の削減の点でも成果を出せないまま、数兆ドルの出費や多数の民間人の殺害という挙句の果てに、負け犬のごとくアフガンから撤退することを余儀なくされたのです。

https://parstoday.com/ja/news/asia-i82936

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