主人公は「カバネリを駆逐してすべての田んぼや町を取り戻す!」と決意するが、
もし仮にカバネリを駆逐したところで、今度は人間同士で争うようになって結局また田畑は荒廃し、
弱い人々は死んでいく。
カバネリ共があらわれる前もそうだったように・・・。
進撃の巨人と同じスタッフが作ってるだけあって、人間の業の深さとかどうしようもなさを描くのが好きだよな。
進撃の巨人も、巨人によって絶滅寸前の人類はそれでも壁の中で内輪揉めを繰り返し、権力闘争をしている。作中でキャラが呆れていたくらいなわけだが(笑)
これは現実世界も全く同じ。例えばイスラム教徒から見ても全否定の敵となりうるISのような連中が実際に存在するのに、
各国は一致団結できない。それどころかISを利用して対立し、自分たちの利益にしようと、どの国も勢力も躍起だ。
全くどうしようもない種だな人類は。これはもう滅びるべきだろう。
そう、滅びるべきだ人類は。