韓国映画『アクトレス』

いよいよ、１２月公開が決まりました。

ユン・ヨジョン、イ・ミスク、コ・ヒョンジョン、チェ・ジウ、キム・ミニ
キム・オクビンのトップ女優６人が出演した映画『アクトレス』
映画に実名のまま登場する６人は、今回の作品でファッション誌特集のグラビア
撮影のため、初めて一堂に会した２０代から６０代までの各世代を代表する女優
という設定。
女優たちのお互いへの警戒心、神経を使ったひやひやのグラビア撮影など緊張感の中
グラビア撮影に臨む女優たち。そして、撮影の最中に、どんな事件、事故が起こる
のでしょうか。
映画の中のキャラクターと実際の女優が重なりながら、発生する事件の過程を描いた作品。
それぞれの女優が、監督と話し合いながら、自分のキャラクターを設定し撮影に臨んだ
と報じられています。現実とフィクションの境目がどう描かれるのか、注目です。

以前にもお伝えしましたが、今回６人は「監督との信頼、友情」によって、ノーギャラで
１５回の撮影に臨む、ことが当初から報じられていました。

国際的な景気の低迷などの影響ももちろんあるのでしょうが、逆に制作者サイドは
「複数のトップスターを競演させることで、良い作品を作り、話題作りにもなり
興行成績を上げることで、俳優にペイバックしていく」狙いもあるのか、と。
出演者側は「信頼のおける監督の下で、良い作品に出演し、またワントップでの撮影
ではなく、共演したいと願う俳優さんとの作品に参加できる」というメリットも。

韓流トップスターが大勢出演したドラマとしては、今、韓国で放映中の「アイリス」
などもそうですが、人気の俳優陣を集め、豪華なキャスティングで注目もされて
クオリティーと共に、経済的にも成功を収めたい、という双方の狙いがあるのかな～
と感じます。