『ナチスとUFO(序論』ヘラトリトピックス第18号「その2」
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北海道正心館
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*メル友北海道*
『ナチスとUFO(序論)』[その2]
(本稿は、2011年2月17日北海道正心館
七の日講話の内容をまとめたものです。)
スウェーデン空軍、ノルウェー空軍、アメリカFBIの記録に残っている証拠
まず、1933年12月、確かヒトラーが首相になって、ナチス政権が誕生した
すぐ後だったと思いますが、12月のクリスマス・イブの頃、スウェーデンの
国境沿いで、ナチスの空軍による領空侵犯事件が起きるということがありました。
ところが、その侵犯事件を起こしたナチスの「飛行物体」なのですけれども、
猛吹雪の悪条件の中、当時のプロペラ機では、航行不能な悪天候下で、
その飛行物体は、領空侵犯を犯したのみならず、
グーッと降下して、かなり低い地上スレスレのところを、
信じられないような小さな半径で、円運動の高速回転をするという「離れ技」を
やってのけ、しかも、それが完全無音(perfectly silent!)だったことが、
スウェーデン空軍の資料の中に、記録として残っています。
しかも、天候回復後、その飛行物体を追いかけたスウェーデン軍の飛行機は、
行方不明になり、消息を絶ってしまいました。
パイロットは脱出して帰ってきたようですが、その後、「おかしい!」
ということで、陸路、スウェーデン軍の大尉が一人、消息不明になった
地点に探索に行ったところ、彼もそれっきり帰って来なくなってしまい、
その彼を救出に行ったチーム(3人)も、やはり戻って来なかった
という事件が起きました。
「実際に宇宙人のUFOそのものだったのではないか」
という見方もありますが、当時、ナチス政権誕生直後という大変
デリケートな時期に、わざわざデリケートな国境付近で起きた侵犯事件
であるということで、専門家の間では、「ナチスが作った何らかの飛行物体
(空飛ぶ円盤)だったのではないか」という説が強いです。
また、1934年4月には、ノルウェー空軍によって、
「空中で滞空(hovering)している、ディスク状のグレー色の円盤で、
徽章(国の識別)の何も付いていない飛行物体が、ノルウェー国境に
飛来して、領空を侵犯している」のが目撃されています。
更には、1958年に取られたアメリカのFBI(連邦捜査局)の調査
記録(証言)によると、「あるポーランド人のドイツでの捕虜
(おそらく抵抗運動か何かで逮捕され、捕虜としてドイツに
送還されたものと思われる)が、ベルリン郊外の捕虜収容所に
おいて、「1944年に、近くのドイツ空軍基地の敷地内から、直径70m
から90m!の円盤が、ゆっくりと垂直に離陸し、上昇していった」のを
目撃したと、記録に残っています。それによると、
「円盤の高さは4mほど、そのうち、ディスク状の上のキャップの部分の
高さが1.5mほどあった」と説明されています。
更には、1967年のFBIの記録によると、「ドイツ空軍で円盤の
テストパイロットをしていた男」の証言が出てきて、それによると、
「オーストリアにあったドイツ空軍の基地で、円盤のテストパイロットを
やっていたが、自分の操縦した実験機は、直径が約6Mだった。
自分はやらなかったが、私の同僚は、その円盤を使って、
アメリカのB26爆撃機を一機撃墜した」と証言した記録が残っています。
面白いのは、アメリカ大西洋軍の最高司令官だったアイゼンハワー
(後の大統領)が、
「指揮命令系統上は、私の部下のはずなのに、私の指示を全く無視して、
勝手な動きをしている諜報部隊がいる」と怒っている場面が、結構出てくるの
ですね。
「彼らはどうも、本国(のかなり上の方の組織)から、直接指示を
受けているらしい。
そして、私(アイゼンハワー)の知らないところで、ドイツの新型兵器
(空飛ぶ円盤、新型ロケットなど)のスパイ、資料奪取、身柄の拘束など
をやっている」というのです。
アイゼンハワーは、後に大統領になったとき、
「実際に宇宙人と会見した」と言われている大統領ですが、退任演説の際、
「今、アメリカには制御不能な(つまり、民主主義によるコント
ロールが効かない)"産軍複合体"(軍需産業と軍の共同体)が勢力を
伸ばしており、民主主義の重大な脅威になっている」という有名な言葉を
残しました。
そのあまりに唐突な表現の真意は、
「"宇宙人から入手した技術"を独占した軍と国防産業が、政府
(大統領)の言うことも、なかなか聞かなくなってきている」
ということだったのでないか、という説が、結構あるのですが、
そのことに関するアイゼンハワーの“こだわり”の強さには、昔から異常な
ものを感じてはいましたが、
今回、ナチスのことを調べていく中で、「その淵源(えんげん)が、
第二次大戦中の大西洋軍司令官時代までさかのぼる」とわかったことは、
ある意味で、驚きでもありました。
(「その3」に続く)
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