コーヒー豆を売る店を設計し、昨年の春に完成した。この店はコーヒー農家と直接取引することで、良質な豆を適正な価格で売ることをモットーとしている(from seed to cup)。今までのように大手商社が流通に入ると、生産者までちゃんとした労働対価が支払われない。そして、なによりも消費者と生産者をつなげ、消費者が生産者の顔を見られることの安心感を売りにしている。実際に開店してからこの店の豆を買ってみているが、おいしくて質が良いし断然安い。いかに今まで大手資本に「ぼったくられて」いたかということが分かる。
ここでも書いたが、建築の世界でもすでに流通の中間を飛ばしてトータルコストを抑えることは「分離発注」として行われつつあり、ネット時代においてさらにこのようなフェア・トレードは容易になりつつある。大手資本にささやかながら対抗するため、そしてなにより安全と安心を得るために、消費者の自衛手段としてこれからもっと意識されるようになるだろう。
ここでも書いたが、建築の世界でもすでに流通の中間を飛ばしてトータルコストを抑えることは「分離発注」として行われつつあり、ネット時代においてさらにこのようなフェア・トレードは容易になりつつある。大手資本にささやかながら対抗するため、そしてなにより安全と安心を得るために、消費者の自衛手段としてこれからもっと意識されるようになるだろう。
アスクルやamazon.comのように、技術が進歩したために二者が再び近づけたことは近代化からの逆行として面白いと思ったのですが、いつもどおり外していますか?うんきっと。
いや、やはり技術革新を効率化という軸で見ると、やはり近代化の先だと思う。細分化や専門化はますます進むだろうし、それをどうつなぐかの効率性が、今この時代に起こっている大きな革命(技術革新)のベースだと理解しています。どう?
技術革命、というより技術を使った経済社会革命だと思います。しかし金を介してはいるのですが消費者と生産者の物々交換に近いものがあります。これを近代化の逆行だと思ったわけです。もっと言うと、物々交換とは部族社会固有のもののはずで、商業主義でありながらやっていることは非商業。と書くと俺こそはずしている機がするなあ。腱鞘炎だから許して。というわけで今日は腱鞘炎であるにもかかわらず病院にもいかずひたすらもの書きしていました。これから夕食です。