一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

滝野川大勝軒

2020年11月07日 20時00分00秒 | 滝野川大勝軒

7月中旬の日曜日、お昼時を過ぎた14時30分頃の利用です。到着時、お客さんが自発的にか一つ置きに空席が確保されて、ソーシャルディスタンスを保った店内は満席で、新たに入店してきた方はそこに座らざるを得ないという状況でした。

 

元祖つけ麺もりそば。

 

麺丼。そんなに大きな丼ではないのですが、器一杯に。

 

茹で時間は約3分でした。

 

四角い形状特に角を舌で感じ取れる、水で締められたことで直感的に硬めと感じられた麺。

 

実際に口に運ぶと表面はツルツルとし、シコシコさは弱めで容易に噛み切れました。

 

ストレート形状ですので、つけ汁との絡みが抜群とまでは言えませんが充分な具合。

 

豊富な卓上調味料から、麺には黒胡椒を。

 

すりおろし大蒜と豆板醤はレンゲ内でつけ汁に少しずつ溶かして。

 

つけ汁には、海苔とメンマとチャーシューとネギ。

 

表面にも唐辛子が浮かんだつけ汁。店主さんが全ての丼を味見しているのに今回初めて気が付きました。

 

前々回同様、強めの甘さを受け取りますが箸を進めるのを躊躇させる程ではなく、お酢の酸味や唐辛子の辛さにやや勝っているという程度。甘さがそれらを打ち消す訳ではなく、酸味と辛味と調和を保った状態で特長と呼べるものです。単独で数回レンゲを上下させました。

 

チャーシューは4枚。

 

ほぼ赤身で構成されていますが、ロースハムに似ていてパサパサしていません。

 

赤身にもサシが入って脂身多め。盛付けを行う店主さんの手元を見ていると、数箇所からチャーシューを盛り付けているように見えましたので、肉質に偏りがないよう配慮しているのかも。

 

こちらはやや厚め。見るからに甘そうな脂身。 

 

メンマは軟らかさが先行して、コリコリさは控えめ。

 

小口切りのネギは太い部分を使用しているようで、辛味はさほど感じませんでした。

 

熱が入っても歯応えは残っていました。

 

ネギは2枚。直ぐに麺丼の縁へ退避させます。

 

パリパリを維持しているので風味も保たれたまま。

 

つけ汁の残量がこれ位になった段階でスープ割りをお願いしました。

 

スープの量は惜しげもなくたっぷり。

 

魚介の風味は確かに増しましたが先行し過ぎず、元のつけ汁とスープが相互に支え合ってつけ汁丼を形成しているイメージです。

 

温度が回復したつけ汁を潜らせると麺は軟らかさが増し、箸に力を込めると千切れてしまうように。

 

残しておいたチャーシューの脂身はトロっと赤身はしっとりと。

 

約15分程で完食。前々回感じたマイナスイメージを払拭する、皆さんが高い評価を下すのも納得の一杯でした。

 


滝野川大勝軒

2020年10月12日 20時00分00秒 | 滝野川大勝軒

ラーメンを食べ終えて東十条駅へ向かう道すがら、一応人間らしく逡巡したものの、当初の計画どおりに訪れることとしました。19時30分頃の到着で2~3名の先客がという状況で、その後も退店するお客さんと入替にパラパラと新たな来客があるものの、店内には常に落ち着いた雰囲気が漂っていました。

 

中華そば。食券を渡してから約10分後に配膳されました。

 

やや平べったさのあるストレート形状の麺は表面がツルッとして滑らか。量は多めです。

 

ツルッとした触感も口の中に運ぶとモチモチさも発揮。ただ、プツンップツンと千切れるような感覚も覚えました。

 

海苔は早々にネギの上に避難させ。

 

麺を巻いて。これが正しい使用方法ですよね。

 

小口切りにされたシャキ感のあるネギ。これをスープに沈めて少し熱を入れてから食べるのが好きなんです。

 

メンマはコリ加減控えめで薄味。

 

なると。最近見かけませんが大好き。何の変哲もない品質のものでしたが最後のお楽しみに。

 

チャーシュー。

 

1枚かと思っていたら薄くスライスされた4枚が重なっていました。どれも赤身が大部分を占めるものでしたが、パサつきを覚えない程度にしっとりさを持ち合わせていました。

 

チャーシューを巻いていた紐かな?おまけと解釈しておきましょう。

 

茶色くも輝きを放つ見た目のスープ。

 

最初に魚介の香りを奥ゆかしく感じ、口に含むと煮干しに代表される魚介系の旨味が伝わってきました。ただ、それが突出しているという訳ではなく、恐らく動物系と思える旨味が隠し味的な役割を果たして全体をまとめ上げているように感じました。独り言ですが、後味にはしじみの面影を。まさか、ねぇ。

 

お腹の機嫌を損なわぬようにのんびりと10分程で完食。個人的な好みは、もりそばよりも中華そばです。丁寧な接客に営業時間が長いということで気軽に立ち寄れる美味しいラーメン屋さんだと。

 


滝野川大勝軒

2020年09月22日 20時00分00秒 | 滝野川大勝軒

膨らんだお腹を抱えて久しぶりにJR池袋駅周辺をウロウロしていると、こちらのお店を発見。真偽不明ですがネット上で、ついさっき訪れたべんてんは大勝軒をお手本とした、池袋地区の大勝軒では本店よりもこちらの評価が高い、との記載があったのをふと思い出し、4店目として利用することとしました。17時頃のことでした。

 

お客さんの姿のない貸切状態の店内には、白胡椒と黒胡椒と唐辛子とお酢と豆板醤と擦り下ろした大蒜と楊枝。

 

元祖つけ麺もりそば(あつもり)。大勝軒=もりそばというイメージだったので、麺が冷えた普通のもりそばを注文するつもりでしたが、券売機にボタンが見つからずこれかなと。その上にデカデカとありましたね。あつもりとは、一旦冷水で締めた麺を再びお湯に潜らせてから提供するものを指すそうで、もりそばとの違いはそこだけのようです。

 

太めで真っ直ぐとした形状の麺。

 

少し熱と水分が取れるとお互いが癒着していきました。

 

かなり軟らかめに感じる茹で加減でプッツンプッツンと千切れます。

 

つけ汁を行儀悪くたっぷりと潜らせて。ストレート形状なので絡みが良いとは言えないかも。

 

つけ汁には小口ネギがたっぷりと表面に漂い、海苔が一枚乗せられています。

 

配膳直後は魚介の香りに心奪われるも、いざ口に含むと調味料による甘さが暴力的にすら主張することで、魚介や動物系の旨味や唐辛子の辛さそして想像していた酸味を隅に追いやってしまったつけ汁。一口目二口目までは良いものの、それ以上になると甘さがしつこく感じて全てを覆い隠してしまい、あまり得意なタイプではありませんでした。店内には上白糖と表記されたダンボールが積まれていたので、何かしらの形で大量に使われているのかもしれません。

 

ネギ好きには堪らないビジュアル、シャキシャキ感も残って美味しかったです。

 

底には脂身がトロっとしたもの、軟らかな赤身がほぼ全てを占めるもの等4枚のチャーシューがありました。

 

歯応え充分のメンマ。

 

海苔は麺丼に移して、くるっと巻いて食べました。

 

12分程で完食。べんてんに影響を与えたという話は眉唾だな、という食後の感想も、もりそばや中華そばを食べて大勝軒の味を知りたいという希望に、この甘さの程度が標準仕様なのかを確かめたいという願望も加わり、最低もう一回は訪問したいと思います。
尚、食後は当然のように丼をカウンター上に。丁寧な接客で好印象の店主さんと助手さんに、その行為にも改めてお礼を言われましたが、そのままでも良かったんでしょうかね。