一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎越谷店

2019年10月30日 20時00分00秒 | ラーメン二郎越谷店

 台風19号が各地に甚大な被害をもたらした直後の祝日のことです。たまたま難を逃れたことで、今迄通りの生活を送る
 事が可能となり、この日の訪問となりました。14時56分の到着で店内待ち5人、15時ちょうどに閉店しました。

  

 大ラーメン、大蒜。到着から15分程で配膳されました。

  

 麺丼、大蒜と豚が添えられています。

  

 盛り上がった部分の麺。

  

 噛むとフカフカとした感覚を覚える、柔らかさが先行したものです。

   

 丼中の麺の表面部分はツルッとしてしっかりと顎を使うことを必要とされるも、中心部分は強すぎない弾力で、もっちり
 さを存分に楽しむことが出来ました。

  

 おまけ。流石に中は生煮えでした。

   

 大蒜は控え目な量、レンゲに移してスープに少しずつ溶かすとその旨味と自身の辛味が増していった気がします。

  

 豚出汁が良く回ったことで醸し出される奥深さと醤油のキレの良さを同時に味わえる、バランスの取れたスープ。

  

 豚は2つ。

  

 スッと歯が入った後に唇と歯を通してプリッとした感覚が伝わった後にサクッと裂ける肉質、旨味もたっぷりと含んでい
 ます。

  

 裏側に弾力と甘さの両方を備えた脂身びっしりの端豚の赤身は、噛むと筋繊維が存在を声高に主張する、野性味を帯びた
 もの。

  

 サブ丼には野菜のみ。

  

 甘みと強めの食感で存在感際立つキャベツの比率が高めの野菜は、麺丼からスープを含んだ麺を移しておのおのを和えて
 から口に運ぶと、もやしの歯応えも加わって舌触りのコントラストを感じることが出来、箸を動かす速度が加速していき
 ます。

  

 店主さんのお知り合いや二郎関係者と推測される方々で賑わう閉店後の店内で、最後の客として約16分を要して完食。
 二郎の内部事情に興味のある人にとっては貴重な情報と思われる内容の話が漏れ聞こえてくるも、絶対的に基礎知識が不
 足している私には豚に真珠。いつものように店主さんと助手さんにご挨拶出来る喜びを噛み締めて、小雨降りしきる中、
 JR南越谷駅へと歩みを進めました。

  

ラーメン二郎越谷店

2019年10月27日 20時00分00秒 | ラーメン二郎越谷店

 10月の日曜日、午前中に来週からの仕事の準備をする為出勤し、お昼を過ぎた頃職場から自家用車でお店に向かいまし
 た。お店に到着すると、閉店間際にも関わらず5名程度の外待ち。その最後尾に並んでからラーメンが配膳されるまで、
 およそ40分の時間を要しました。

  

 大ラーメン、大蒜。

  

 麺丼の大蒜はとても細かく水分多め、辛さや風味はそれほどでもなかった気がします。

  

 麺の盛り上がり具合はいつもと同じ位。

  

 その塊に箸を入れると周囲に携えた茹で汁が視界に現れてきた麺は柔らかめの茹で加減で、ファーストタッチでモチモチ
 さを感じた後は、歯が麺に包み込まれていくような感覚を覚えます。

  

 スープとしっかりと交わることで、表面がツルッと縦横にぷっくりと膨らんでもモチモチ感は健在。ここ数回はそれまで
 に比べてモチモチ感がより強調されている気がしています。店主さんか助手さんにその理由を聞いてみようとも思うので
 すが「いや、別に何も変わってませんけど。」と言われ、馬鹿舌が白日の下に晒されるのが怖くて聞けずにいます。

  

 提供時のスープの様子。

  

 どちらかと言えば、醤油のスッキリとした後味が、最初に舌で感じた円やかさや奥深さを上回る印象を残す、総合的には
 薄目若しくはライトと言える味わいでした。

  

 サブ丼には、野菜と大蒜。

  

 野菜は茹で立てで熱々。もやしはしんなりとしてお辞儀をした状態、ザックリ切られたキャベツは芯の部分に仄かに甘さ
 を持ちます。麺をこちらの丼に移し、よく混ぜてから口に運びました。

  

 サブ丼にも大蒜を添えて頂きました。

  

 豚は大きく厚いものが2つ。

  

 脂身と旨味がしっかりと閉じ込められた赤身のバランスが取れた豚。箸で持ち上げると3つに分裂してしまうも、それぞ
 れには豊かな弾力を備えられています。

  

 成形されてバラ肉のような見た目の豚の赤身はただ柔らかいだけでなく、しっかりと噛み切ることを必要とされる肉質。
 脂身はとろけるというよりも、歯を入れると内包された液体の脂がピュッと飛び散ってしまうようにパンパンに詰まって
 いる、というイメージの歯応えです。

  

 丼底から現れた第3の豚は、赤身多めで筋繊維の強さを感じる端豚。

  

 最高気温20度そこそこでも汗だくになりながら、およそ20分で完食。越谷店でラーメンを食べると、食後は他店と同
 じく強い満腹感を覚えるものの、その後に襲ってくるはずの胃もたれや胸やけとは無縁で、直ぐにこれだけの量を食べた
 のを忘れてしまう位胃腸の回復が早いな、と毎回感じています。

  

宇ち多゙

2019年10月24日 20時00分00秒 | 宇ち多゙

 土曜日のこと、JR田町駅から電車を乗り継ぎ、11時過ぎにお店に到着すると行列は約20人。入店までには、30分
 を要することとなりました。この時間帯だと待ち時間が短くて良いのですが、入店時に残っていたのは、煮込みとシロと
 ガツとアブラのみ。そこまでは想定の範囲内だったのですが、レバが売切れだったのは残念でした。

  

 初めは梅割り。

  

 煮込みも頼みました。

  

 脂たっぷりでフワフワの部分、しっかりとした嚙み応えのある部分、スポンジのようにスカスカ食感の部分等いろいろな
 特徴を感じながら食べ進めました。

  

 ガツ生とアブラ生、塩。どちらも冷たい状態で提供されました。ちなみに、添えられた塩はほとんど使用せず。

  

 ガツは身がしっかりと締まっています。味はもちろん、歯応えも楽しめました。

  

 アブラも冷えていることで脂と旨味がギュッと濃縮されていて、しつこさもありませんでした。

  

 2杯目は葡萄割り。

  

 気前の良い注ぎ具合ですね。

  

 3杯目も葡萄割り。普段、葡萄味を好んで選ぶことはないのですが、ここでは、梅よりも葡萄派です。

  

 アブラとシロ、塩。実は、どちらも「生」で注文したつもりだったのですが「1本づつ」と言わなかったので、焼き物の
 注文として認識されてしまったようです。次回からは、「生」か「1本づつ」を忘れないように。

  

 アブラは火が入ったことで蓄えられていた脂が一気に噴き出した感じ。

  

 こってりさがありながらも後味がスッキリした、キレのある脂です。

  

 シロは焼かれたことで鶏皮のようなコクに香ばしさが加わっています。

  

 45分程の滞在で、会計は1,400円。やはり希少部位がなくても満足出来ますね。これで、レバがあったら尚良かっ
 たのですが・・・まぁ、贅沢は言わず、少しづつ勉強していきます。

   

ラーメン二郎三田本店 昼の部

2019年10月21日 20時00分00秒 | ラーメン二郎三田本店

 10月の土曜日、久しぶりの訪問です。8時30分頃の到着で、20人程の行列は裏口辺りまで伸びていました。総帥の
 手による一杯が頂きたく、朝6時に家を出てきたので、自分が着席する頃には助手さんにバトンタッチされてしまわない
 だろうか、という不安を抱きながら最後尾へ。それから40分で入店、さらに10分が経過した頃、念願が叶いました。

  

 ぶた入り大ラーメン、野菜大蒜脂。

  

 盛付けた野菜の上からギュッと手で押さえ、こぼれ出すスープが捨てられた後、直接総帥から提供された丼は既に油まみ
 れ。 

  

 脂はフンワリとして甘さをしっかりと持つもの。野菜や麺に添えて食べました。

  

 冷まされた野菜はしんなりとしつつ、図らずも油を纏ったこともあってか艶があり、そのまま口に運んでも、キャベツの
 甘さに代表される美味しさを充分に感じられます。 

  

 スープは白濁して油の存在感が非常に強く、一口含むと、口中に油膜が形成されたような錯覚を覚える程。脂をお願いし
 たから、だけとは思えない仕上がりで、これが乳化なんだなぁと、一人納得しつつ持参したレンゲを動かします。

  

 醤油の鋭さは鳴りを潜め、豚出汁のコクが前面に出た円やかな味わい。冷えた野菜と豚により、温度が下がっていたこと
 による飲みやすさも手伝い、いつしかレンゲは止まらなくなっていました。

  

 サラッとして、噛むとカリッとした舌触りで風味弱めの大蒜。

  

 豚は5つ。

  

 しっとりとした赤身と脂の旨味を感じさせてくれます。

  

 タレが良く染みていました。

  

 小振りではありますが、この品質の豚に巡り合えるのなら文句は言えません。 

  

 冷えているのですが、脂肪分が凝固することもなく冷製焼豚といった具合。

  

 端部分も変わらず、しっとり。

  

 味濃いめの脂身が美味しいです。

  

 黄色掛かった麺は丼にぎっちりと。今回裏口付近の席だったので調理過程が良く見えたのですが、ほとんど湯切りしない
 んですね。意外でした。

  

 全体的に柔らかめに茹で上がられ、歯を入れると芯を感じることもなくスッと千切れ、弾力やモッチリさは控えめの印象。
 ただ、濃縮された小麦の風味は存分に感じられました。

  

 約10分で完食。最初はスープの油が強すぎるのでは?とも思ったのですが、食べ進めるにつれ、それが麺や野菜や豚を
 包み込みラーメンに不思議な一体感をもたらしているように感じました。これで区切りが付けられたという思いと、土曜
 日でこの程度の待ち時間なら容易に再訪出来そうだという2つの思いを抱きながら、退店しました。

  

 着席すると、新小金井街道店でお世話になった髭の助手さんから大きな声でご挨拶が。それ以上の会話は特にありません
 でしたが、いつまでも覚えていて下さるのは嬉しいことですね。  

ラーメン富士丸神谷本店

2019年10月18日 20時00分00秒 | ラーメン富士丸

 京成立石を後にし、こちらを訪れる為JR東十条駅を目指したのですが、酔いが回り過ぎたことで、ことごとく反対方面
 へ向かう電車を利用してしまい、予定より1時間遅れで17時24分にお店に到着。10人以上の行列を覚悟していたの
 ですが、先客は6人。幸運にもベンチに座って開店を待つことが出来ました。ただ、18時17分の開店時には、行列は
 35人に達していました。

  

 国産ブタメン、大蒜多め+野菜増し+ブタかす入りアブラ+大盛。

  

 野菜と豚の配置で絶妙にバランスが保たれています。

  

 野菜と豚を脇に移すと麺が登場。

  

 量はこの位です。

  

 以前よりも大人しくなったとは言え、厚み太さ共に豊かで縮れが強く、ゴワゴワとした舌触りの麺は、主に中心部で小麦
 粉が強く主張し重量を感じるもの。しっかりと顎を使わないと負けてしまいそうですが、不思議と食べ易く次々に口の中
 へ吸い込まれていきます。

  

 てっぺんには野菜との相性抜群のアブラがちょこんと。

  

 富士丸の代名詞とも言えるクタ野菜。野菜本来の甘味以外にも旨味を感じます。見える範囲では、普通に茹でているだけ
 のようなのですが、不思議です。

  

 豚です。

  

 横から見ると驚く位厚く切られているのですが、スッと歯が入りサッと千切れる肉質なので、良い意味でそれを感じさせ
 ません。

  

 脂身はもちろん、赤身もたっぷりと旨味を内包しています。

  

 濃厚な脂の美味しさを楽しめる豚。

  

 ほぼ赤身なのですが、適度にサシが入っているので柔らかく、スープに浸さなくともそのまま美味しく頂けました。

  

 欠片も見るからに美味しそう。

  

 丼底にしばらく沈めて置いた豚。スープに浸っていたことで、より柔らかくよりしっとりと。

  

 セルフ油そばの具材として黒胡椒をたっぷりと振って。

   

 スープは豚出汁と液体油の存在感が際立つ円やかな味付けで、醤油はほんのりと優しく感じるだけなので非常に飲み易い
 です。ただ 時間が経過するにつれ、液体油がその他の味を凌駕してしまうものに変化していきました。

  

 大蒜はかなり粗めに刻まれ、その形状を口の中ではっきりと認識出来ます。辛さは弱めも香りは強めでした。

  

 ブタかす入りアブラはお椀で。前回もそうだったんですが、中央には野菜が少し。たまたまなのかあえてなのか・・・

  

 20分程で完食。先週久々に食べましたが、やはりクセになるラーメン、2週連続となってしまいました。本当なら先週
 で区切りとするはずだったのですが、また近いうちに・・・となりそうです。退店後は、大きく膨らんだお腹をさすりな
 がら開店時と変わらない長さの行列を横目に、駅へと向かい歩き出しました。