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北陸電力本店の地下電源

今回は、先日の記事「各国首脳の皆様、核の島にようこそ」でお知らせし、今月からの電気料金値上げに合わせてお約束した「北陸電力本店の地下電源マップ」を公開します。

北陸電力は今回の値上げ申請の中でも39.70%と、最も高い値上げ率を申請しており、同社の資料の中でも、石炭やLNGの輸入化石燃料による発電割合が高いと示されています。原子力に至っては全体の2.4%と非常に小さい割合となっていますが、果たして実際はどうなのでしょうか?


写真:北陸電力本店 富山県富山市牛島町15−1 (画像Wikipedia)

まずは、北陸電力本店が実際にどこを電源としているのか、以下の地図を見て頂きたいと思います。


図:北陸電力本店の地下電源マップ
  電力需要の多い市中心部に集中しているのがお分かりでしょうか?
  数字はメルマガ79号でお知らせした各電源のリスト番号です
  ※13番の座標に誤植がありました 208 → 708 に訂正願います

ご覧になればお分かりのように、特殊な1箇所を除き、北陸電力本店は富山市内17ヶ所の地下電源と接続可能であり、そこから電力を得ているのです。敢えて説明するまでもありませんが、その発電方式は100%原子力となっており、マップ上18か所の地下に設置された原子炉の総数は、大小含めて1929基となります。

これらの電源は何も北陸電力本店の為だけにあるのではなく、富山市中の一般電源、鉄道や工場などの大電力源としても活用されています。

上マップの具体的な位置情報については、昨日配信の(神)ブログメルマガでお知らせしていますが、正直なところ、そのリストの中には住宅街なども含まれていますので、敢えてここではこれ以上の詳細はお出ししません。

読者の皆様に知って頂きたいのは、まず今回の値上げの最大の理由となった「LNGや石炭などの価格高騰」が、少なくとも北陸電力本店と多くの富山市民には全く関係ないことです。

もちろん、このような電力事情は富山市に限ったことではありません。これから、北海道、沖縄・・・と各電力会社の本店電源を公開していきますが、どこも事情は変わらないことを確認するだけとなるでしょう。

アンフェアになるといけませんので、今回値上げを見送った、中部・関西・九州の各電力会社についても同様の情報を出して行きます。特に、大規模な放射能漏洩事故を起こした中部電力については、その事故発生地点の座標と規模、関連企業名をブログ上でも公開したいと思います。

これでも化石燃料の高騰や円安が今回の値上げの理由と強弁できるのか、経産省や電気事業連合会の会員企業は今一度ご検討を願います。もっとも、私が一番求めているのは、値上げ云々の話よりも、100年以上に亘る現在まで、電力について国民を騙し続けてきた事実を認め、電気エネルギーの実態を政府からありのまま説明して頂くことなのです。

もしも何も変わらないようならば、今後、皇居や官邸など、国内主要機関の電源についても公開を進めて行きますので悪しからずご了承ください。


 * * *


何度も申し上げますが、今回の情報をトンデモだインチキだとご批判されるのは自由です。しかし、電力ミックスや電力プールなどという政府/電力会社がこれまで説明に使ってきた理論はとっくに破綻しており、これを読んでいるあなたが、お近くの地下原子炉で生産された電気エネルギーを使用している現実は何も変わらないのです。

再生エネルギーと呼ばれているものすらも、自家用でない限り、市中電力に1ミリアンペアも貢献などしていません。あれらは、地下原子炉で過剰生産された電力を消費するためのバランサーに過ぎないのです。要するに、月々徴収されている再エネ賦課金とは、クリーンな電気エネルギーを供給するために使われているのではなく、地下原子力電源の運用を安定化させるための施設、その建設を見た目に正当化するための方便でしかなかったのです。


写真:再エネの正体は電力消費装置なのです


写真:東急電鉄の再エネ100%使用宣言ポスター
 東急さん、それは絶対にあり得ません。嘘は良くないので、貴社が使用している本当の電源も公開して差し上げましょう。

人が造るものである以上、事故の発生は避けられず、大深度地下に建設されていてもその影響から逃れられないケースもあります。その現れが昨年の長万部の水柱であり、2000年台初期に東京都心で発生した放射能漏洩事故、そして2018年に名古屋の中心部で発生した大規模な放射能漏洩事故なのです。

地下原子力発電は国の極秘事業ですから、事故の事実は住民に伝えられず、国家官僚など事故情報を得られる関係者の家族だけが汚染地域から逃げ出すということをこれまで何度か繰り返しています。放射能による身体への影響には時間差があるので、後に癌などの罹患率が増えても「生活習慣病」と片付けられ、結局、誰も責任を取ることはないのです。

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これは信じる信じないの話ではなく、シビアな現実の話です。もちろん、そんなことを気にせずグルメやファッション、アニメや映画などお好きなことに興じるのもその人の人生ですから、それを否定するつもりは全くありません。しかし、これまでの利便の代償は必ず払うことになり、それは、今回の値上げ額程度では到底賄えない、重い支払いになることだけは覚悟して頂きたいのです。


PRETIUM ENIM SCORTI VIX UNIUS EST PANIS MULIER AUTEM VIRI PRETIOSAM ANIMAM CAPIT
遊女への支払いは一塊のパン程度だが/人妻は貴い命を要求する。
(箴言 第6章26節)


キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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