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高圧下で散らばる船体の不思議

※(6/24)本記事の続編「解せないタイタン号報道」を(真)ブログに掲載しました。

海外で何やら悲しい事故が起きたようですが、この事故、本当に「事故」と呼んで良いのかいささか疑問な点も残るのです。


(以下略)

引用元:YAHOOニュース(ロイター) https://news.yahoo.co.jp/articles/eadf58839c4caa75716f72c5529952e0bbd8a214


5人を乗船させて遭難したこのタイタン号、何でもタイタニック号の沈没現場に向かったとか。1912年の4月に沈没したタイタニック号はあまりにも有名で、あの大ヒット映画でも取り上げられましたよね。


「私、飛んでいるわ。」(映画「タイタニック」1997 から)

しかし、このタイタニック号、陰謀論界隈では以前から陰謀説が囁かれているのをご存知でしょうか?

まずは、同説を理解する前提として、タイタニック号にはその姉妹船「オリンピック号」が存在し、タイタニック号完成の前に就航していた事実があるということです。


写真1:2隻のタイタニック同型船 (引用元:Wattpad*)


写真2:2隻の違い (引用元:Wattpad)

*「wattpad conspiracy titanic」と検索すれば関連記事(英文)が表示されます。

写真1を見れば分かるように2隻の船の違いは素人目には良く分かりません。写真2のように、船窓の配置の違いを比べれば何とか分かる程度なのです。

さて、タイタニック号のお姉さんであるオリンピック号ですが、妹船のタイタニック号が就航するまでに、大事故を2度も起こしており、賠償金や船体が曲がる程の事故の修理のため、運営会社ホワイト・スター・ラインは財務状況が悪化していたと言われています。

そこで、これまで語られていたような次の様な陰謀論が登場するのです。

 タイタニック号は、実はお荷物のオリンピック号であった!

タイタニック号には多額の保険金が掛けられており、運営会社の資金状況はこの事故で一気に改善したと言われています。もしかしたら、沈んだと言われるタイタニック号は、実は船名を塗り替えられたオリンピック号だったのではないか?

これだけだと単なる噂なのですが、この説には次の様な状況証拠が添えられているのです。

 1) 頑強な船体が氷山と衝突したくらいで真っ二つに折れるのか?
 2) 認可を受けない限り船体調査は国際条約上許されていない
 3) 大富豪J.P.モルガンとその関係者が就航直前に大量キャンセル

1)の疑問を解消する為にも、1985年に船体沈没位置が発見された同船の徹底調査は行われるべきなのですが、何故か同船は船体発見後すぐに国連のユネスコから「水中文化遺産」登録され、更に最近では米国と英国の間で「タイタニック号保護条約」が締結されているのです。

要するに、1500名も命を落とした大事故にも拘わらず「調査するな」という枷が掛けられている状況なのです。調査されるとマズい事情があるのでしょうか?

ちなみに、修復が終わったオリンピック号(本当はタイタニック号?)は第1次世界大戦で軍に徴用され体当たり攻撃を敢行し、そんなハードな運用をされたにも拘わらず、戦後は大西洋航路の商船として、数百回も航行し続けたと言います。極めて頑強な船だったことがそこから窺えます。

この船体すり替え疑惑について、1980年台に行われた沈没船の調査では次の様な写真が撮られているそうです。


写真3:船体に浮かび上がった文字 (引用元:Wattpad)


写真4:上の写真をハイコントラスト処理したもの

船体に「MP」の文字、これはもしかして「O L Y M P I C」の[M P]が写り込んだものではないのでしょうか?これについては「T I T A N I C」の船名からどう切り取っても出て来ないのです。おそらく海の底で少しずつ表面塗装が剥げ、下地の塗装が見えてしまったのでしょう。

そして、3)については、おそらく乗船名簿の調査などから判明した事実と思われますが、もしも事実だとすれば、この大事故が何かの謀略によって行われていたという説を一層裏付けるものとなるのは間違いありません。

このように、タイタニック号に関する陰謀説は、「くだらない」と一蹴するにはあまりにも辻褄が合っており、改めてきちんと調査を行う必要があるのではないかと私も同感するのです。


■タイタン号に何が起こったのか

上述したようなタイタニック号を巡る陰謀説が事実だったとすれば、例えそれが興味本位、あるいは観光目的の潜水航行だったとしても、タイタン号の乗員たちは状況的に極めて危険な冒険に及ぼうとしていたと考えられるのです。

ここから先は、想像に頼るしかありませんが、参考までに私が情報ソースとしている先からは、本件について次の様な回答を得ています。

 ・本件は事故でなく破壊工作の結果である
 ・工作の首謀者は米・英政府
 ・実行役は英海軍特殊部隊
 ・目的はタイタニック号調査の妨害

私にはこれが事実かどうか検証する術はありませんが、ただ一つ、報道内容に合点が行かない点があるのです。それは、船体が高水圧下で圧壊したのならば破片がバラバラに散らばるとは考えにくいことなのです。

もちろん、どのように散らばったかは報道からは分からないので何とも言えませんが、幾つもの断片に分断されていたのならば、それは圧壊というより、もう少し浅い深度で爆発物によって破壊され沈降した可能性の方が高いのではないでしょうか?

少なくとも私はそう考えるのです。


 * * *


2001年に起きた911テロでは、頑丈なH鋼でがっちり組み上げられた貿易センタービルが瓦礫のように崩れ去り、1985年の日本航空123便事件では、圧力隔壁など多くの疑問が解決されることなく調査が打ち切られました。


写真:建設中のWTC第1タワービル(引用元:911エヴィデンスさん)
   ビル重量の60%を支えていたコア鋼材はどうして簡単に崩落したのか?

そう言えば、911の当日、某国の企業は休業日となり、その会社の社員だけは助かったなどの話もありましたね。その逆に、日航嫌いで有名だった坂本九さんは何故かその日だけは123便に乗らざるを得なくなり遭難に巻き込まれてしまったのです。

タイタニック号のケースは、そのような疑わしい事象が110年以上も前の事故にも見られることを如実に示しています。果たして、この社会に正義や公平性は存在するのだろうかと、私の視点はもはや人間の性(さが)そのものに向いているのです。


VAE QUI AEDIFICAT DOMUM SUAM IN INIUSTITIA ET CENACULA SUA NON IN IUDICIO AMICUM SUUM OPPRIMET FRUSTRA ET MERCEDEM EIUS NON REDDET EI
災いだ、恵みの業を行わず自分の宮殿を/正義を行わずに高殿を建て/同胞をただで働かせ/賃金を払わない者は。
(エレミヤ書 第22章13節)


キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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