独白

全くの独白

嘘吐きは泥棒の始まり

2017-05-27 20:20:30 | 日記
菅さんが所謂理想の上司に選ばれる事はあるまい。
国は組織が大きくて複雑であり、解り難いし、審かにしないが事務次官と云えば
菅さんにとっては間接的な部下に当たると思われる。
誰にとっても理想の上司というのは、重箱の隅を楊枝でほじくる様な細かい口出しはせずに、じっくりと仕事をさせてくれて、
しくじった時には言葉通りの「責任者」として矢面に立ってくれるような人である。
天下り問題の責任を負うべき者も、何段階にも亙って居る筈であるが、最終的には国という事に成ろう。
それをあのように、つい最近まで部下であったものを悪し様に言うようでは、少なくとも部下には好かれまい。
寧ろ菅さんも一緒に国民の前で頭を垂れてこそ、国民からも好かれる筈である。
そういう気にならないのは矢張り慢心からであろうか。
私は別に前川さんの肩を持つわけではない。併し妙な店への出入り等は、頭を掻いて照れ笑いをして済む程度の話である。
それに対して加計問題では、直接国策に与かる問題に就いて、誰かが明確に噓を吐いているのである。
早くその人が出て来て正直な処を明らかにして、頭を下げてくれれば良いのにそうしてくれない為に、学校でもどこでも、
子供に「噓を吐いてはいけない」と教える事もできない仕儀に成ってしまっている今日此の頃である。
英語教育に力を入れるのも悪くは無いが、この様な事を念入りに教えるほうが先であろう。