孫が帰郷して楽しい数日を過ごすことが出来た。孫は散歩に連れ出すと、とたんにおしゃべりになり、道ばたの花や猫じゃらしや鳥の声に反応して、色々なことをお話ししてくれる。きっと保育所の帰り、おかあちゃんに手を引かれて、いっぱいおしゃべりしているからだろう。
彼女の相手をしていて、はるかな昔がよみがえってきた。
私もお話をつくるのが好きだった。現実は貧しかったけれど、お話の中では松姫であり、王女さまだった。坂道を駆けるときには何時も白馬に乗っていた。さくらの花びらになり、川を流れる下る冒険もした。小学校の日記には、ニワトリの名前から会話まで書いて終わらなかった。
母が死んだとき、心の中にしっかり戸を閉めて封印をした。それらが傷つけられないように隠した。自分の感情も一緒に閉まって、嫌なこと、悲しいことに反応しない心を表に出して生きようとした。それがその時の私の知恵だった。
イエス様に出会って、ゆっくりとそんな心が開かれていった。自分でも気づかないほど自然に・・・封印はイエス様の愛で解かされて再び感情がよみがえっている。まだ、泣くことは少ないけれど(これが最も心の奥深くに仕舞われているように思う)
孫の豊かなおしゃべりが、いつまでも何時までも続いて欲しいと心から願う。心の中に夢があふれているときは本当に幸せなとき。それは沢山の物には変えられない幸せだから。
キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。聖書
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