石ころ

リフレッシュ休暇




 勤続20年のリフレッシュ休暇で帰っている次男と、まったりと聖書を読んで話す。
「ヨナってすごいね。旧約の預言者でヨナのように神様と語っている人はいないだろう」「たしかに・・」
「どうして彼は、他の預言者のように神様が恐くなかったのだろう・・。どうして神様は罰して殺すこともなく、親しく語ってくださったのだと思う?」

「ヨナは恐れることは知って居たけれど、『恐いから取りあえず神様の言う通りにしておこう』ではなかったでしょう。
すでに神様に自分の命を預けていて、反抗的に見えるけれど神様から自分を守ろうとはしていない。だから、嵐の船の中でぐっすり眠っていたんだと思うよ。

そのとき、主が大風を海に吹きつけたので、海に激しい暴風が起こり、船は難破しそうになった。
水夫たちは恐れ、彼らはそれぞれ、自分の神に向かって叫び、船を軽くしようと船の積荷を海に投げ捨てた。しかし、ヨナは船底に降りて行って横になり、ぐっすり寝込んでいた。(ヨナ書1:4~5)


神様に自分の思いを訴えようとする時、また主を知ろうとする時は命がけのようでもあるけれど、神様は真実に聞いてくださり語りかけ導いてくださる。
それは賭けみたいに思えるけれど、必ず勝たせてくださる賭だよ。けれど掛けてみないと『必ず勝たせてくださる』ということを知ることができないけれど。」

神である主は一本のとうごまを備え、それをヨナの上をおおうように生えさせ、彼の頭の上の陰として、ヨナの不きげんを直そうとされた。ヨナはこのとうごまを非常に喜んだ。(ヨナ書4:6)

 ヨナやヨブの素晴らしさは神様の御声に直接導かれたこと。そこには試練もあるけれどどれほど素晴らしいことか!人にとってこれ以上の幸いはないと思う。
でも、今はそのことが何時でも可能なのである。なにしろ内に居てくださるのだから・・なんと光栄なことだろう。
それでも、御国でリアルにお会いできるその日は待ち遠しい。

 会社が嵐の中にあるこのタイミングで、長期の休暇は主の備えてくださった避け所であって感謝なことである。
初めから選びも入社も私たちの計画では無かった。主の備えてくださったことだから平安なのだ。ことは人の熱心には拠らず、ご真実な主が始めてくださったことなので途中で見捨てなさることはない。

10年目の休暇には旅行に行ったけれど、今回はそれを準備する気になれなかったと言う。今は何の計画もなく、主に在ってゆっくり過ごすことなるだろう。
御翼の影に・・砦の中にかくまわれて・・。

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コメント一覧

ムベ
「主が私たちに何をしてくださったのか・・」
時間が必要だ~と思ったのですが、永遠であることに気づきました。

時はたっぷりあるので、ゆっくり話すことができるのですね。
ああ・・すべて家族の会話なのですよね。
電気屋
「ヨナもヨブも神様を「知っている」と言いながら、「知りたさ」が溢れています。」

本当にそうですね。

「天で彼らと開かれる宴会はすごく楽しいでしょうね。そのとき彼らから何を聞くのでしょう!」

そしてそれ以上に彼らは主が貴方にどれほどの事をして下さってきたのかを、聞きたがるでしょうね。
普通の人には何気ない新聞の隅っこであっても、自分の家族が載っている話なら、切り取ってアルバムに挟んでおきますものね。みんなイエス様が大好きな家族ですから。
ムベ
電気屋訳。ありがとうございます
アーメン。
とても実感できる訳ですね。
ヨナは敵に対することで不満をぶちまけているのですが、
私は自身の憐れみに驚き呆れて「あなたはなにゆえこれほどまでに良くしてくださるのですか」って、もうどうして良いのかわからなくて呻きます。
どうしてよいのか分からないところで出る結論は、とことんずうずうしく頂くこと・・。

ヨブの訳も「ああ、そこまで訴えていたんだ」ととてもよく分かりました。
神様の前で熱くなって訴える・・それも信仰の証しですね。ヨナもヨブも神様を「知って居る」と言いながら、「知りたさ」が溢れています。


旧約聖書にこの二人がなかったら、神様を勘違いしてしまいます。血の通った魂の関係も持つことも出来るのだと教えてくれていると思います。
天で彼らと開かれる宴会はすごく楽しいでしょうね。そのとき彼らから何を聞くのでしょう!
電気屋
ヨナは4章2節で主に

「私前にちゃんとあなたに言ったよね。まだ出発するまえですよ(的な)、、私はあなたがドコまでもお人好しでありえない程優しく、普通絶対切れるでしょって時にもなんとも穏やかで、ドコの馬の骨ともわからない輩にもどれだけ親切にするの?って感じで、やり返されて当然でなく必然という時でも、何とかどうぞ私に免じて水に流してもらえないかと誰にでも自分の立場もわきまえず頭を下げて回る、そんなあなたを私は誰よりも知っているからこそ、やだったんです」

ヨブはヨブで遠方からお見舞いにわざわざ来てくれた親友から(例えば5章17などですが)

「ヨブ、、今は大変だろうけど、唯一誠の神からそこまで訓練させようとしてる、、お前はある意味では本当の幸せ者だよ、、だってそうだろあのお方がお前の為にその手を上げているんだぜ、、時が来れば必ず癒してくれるから、、」

なんて慰めようとしても

「お前に何がわかる?誰だって意味なく牛は泣叫んでいると思わないだろ。俺は誰よりあのお方の事を良く知っている。私の願いはこうだ。 
もし神が私に何か問題があってそれを矯正しようと今これをしているなら、私は家内とフォークダンスしながら祝杯をあげている。教えてくれよ、俺が何悪いことした?何か悪い事言った事ある?お前は俺の日常を良く知らないから何でも、言うけどほんとに何も思い浮かばないんだ。でも身に覚えのない事の為にここまで俺がこうなっている事に悩んでいるんだ。あの方がそれをゆるされている事実にただ呻いているんだ。」(両方とも電気屋訳ですが)

ヨブもヨナも大好きな旧約のメンバーで
イエスは知恵有る者の代表としてソロモンを
預言者の代表としてはヨナという個人名を上げて説明してます。
ヨナはそれ程の人だと神自身が認めていたってことですよね、ああ、天に行って彼らと語り合える時が本当に楽しみです。

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