すぐに、「祈ろう」と主人と座る。うろたえる心を受け止めてくださるのは主、すべての命は御手の中、重傷という言葉にある一縷の望みの中で、小雀さえも省みられる方にただ、すがる祈り。
主人が詳しいことを聞いてきてくれた。それは幾らかホッとする内容だったけれど・・それにしても、私たちからみれば若くて頼りにしていた方だったから、なぜという問いが心を占めて、寝返りばかりで眠れない一夜。
「乗っていきませんか。」と、いつも息子を車に誘ってくださっていた方が、今朝は意識をなくして集中治療室におられるという残酷さに、胸が詰まって土の器のもろさを思い知る。
そんな私の駆け込む所は祈り、つぶやいているような・・哀願するような・・問いかけるような・・そんな時間の中で、曙をみるように少しずつ癒しの形が描けるようになってゆく。
誰の時間にも限りがあるということを私は思い知らされた。だから・・だから・・まどろんでいる時ではないのだよと。
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