家の紫陽花はまだ咲いていない「待っているとなかなか咲かない」と主人がつぶやいている。
真っ白な芍薬が重そうに３輪も開いていたので花瓶に挿した。雨に濡れて折れてしまいそうだから・・そしたら部屋の中がパッと華やいだ。
トマトは栄養過多で実が付かないのじゃないかと心配をしたけれど、ちゃんと小さな実を結び、順調にふくらんで葉の間からも目に付くようになってきた。
朝毎にこの実の成長を見ることは、今、私の大きな喜び。トマトはキュウリなどと違って、果物のように、１ヶ月以上の時間を掛けて、青から赤へと色を変え、ゆっくり大きくなって行く。だから一個一個の成長を見続け、その時間を楽しむことができる。
丹精した分、それだけの味わいがある。それは、すごく主観的だけど・・ 。
動物を可愛がりながら食べるなんてことは出来ないけれど、植物にはその楽しみがあるから、食いしん坊の私には素敵！
イエスさまも私たちの小さな小さな実を見つけたら、見守り続けて成長を喜んでくださるのだろう・・。実が見当たらないときには、祝福の肥やしを備え、試練によって御手に追い込み、励まし、トマトの脇芽を詰むように枝を切り込み、朝も夕も絶えず世話をしていてくださるのだろう。
今朝はしっとりと緑色に湿った山に鳴く、透明なホトトギスの声を聞きながら、聖書を前にしてひとりで感動していた。
私たちはやがて、このお方に顔と顔を合わせる日が来る。なんという晴れがましいことだろう、なんと嬉しいことだろう、はっきりと主を知るときが来るとはなんという希望だろう、私は今からその時を楽しんでいる！
「今、私たちは鏡にぼんやり映るものを見ていますが、その時には顔と顔とを合わせて見ることになります。今、私は一部分しか知りませんが、その時には、私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになります。」（Ⅰコリント１３：１２）
