伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

すべては必ず変わって行きます

2015-09-09 00:39:02 | Weblog

 安倍総理大臣が再選されました。このニュースを聞きました時に浮かんで来たことは、なぜか、ヘンリー・キッシンジャー氏のことでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC
この御方は、この半世紀でもっとも世界史の隠された裏の真実・真相を知る人物だと感じます。

この米国の陰の実力者である氏に、「干渉が出来ない自由な日本の総理」だと思わせたのが、安倍総理だと思います。安倍総理は、稀有な総理大臣です。
今の時代の危ない日本の綱渡り状態を、誰もが後世に知ることに成るでしょう。歴史が証明します。

アジアのこの50年間は、米国の大統領以上にキッシンジャー氏の手中に在ったことを感じます。
米国の大統領と言いましても、ほんの何年間で変わって行くのです。しかし、この氏のような元・高級官僚という存在は、傑物(けつぶつ:まれな優秀な人物)であれば命ある限り影響力を持つものです。

日本の戦後の成長期は、氏は日本の興隆の協力者・陰の支配者だったかも知れません。氏は、世界的な超財閥を後ろ盾として、アジアではある意味で米大統領並みの存在だったのでしょう。
しかし、日本が成長期を過ぎますと、氏の次の視点は、アジアの他の新興国へと移ったと思います。つまり、国家の成長期こそが、一番巨大な利権を押さえる唯一のチャンスであり、その国で未来永劫に影響力を持てる機会だからです。

しかし氏は、日本以外のアジアの巨龍をコントロールしようとしたが、飼い慣らすことが出来なかったと思います。
氏は、第二次大戦の前に、ドイツにおけるユダヤ人迫害を避けて、米国に移民するという厳しい非日常な苦労体験をした人物です。
歴史上の地獄を知る人物は、厳格な判断を淡々とこなすサガを身に付けるものです。しかしアジアの巨龍は、それを上回る何でもありの歴史の地獄を知る国だったのでしょう。

氏の高齢化と比例して、米国内とアジアでの影響力が低下するに従って、
* 数年前からの、イスラエルに初めて異論を言う米国の始まり。
* アジアの巨龍の威勢の始まり。
が起こっているのは、無関係では無いでしょう。

逆に言えば、昭和時代の氏が持つ権力の大きさが、いかに凄かったかの証明ではないかと思います。
歴史には、表に出ない大きな人物が隠れているものです。
キッシンジャー氏も、その稀有な人物の一人だと思います。歴史の生き証人の一人として、知って置いてください。

今日の話で言いたかったことは、歴史とは表に出ないドラマがその数倍は有るということでした。
皆さんの人生にも、表面に見える以上の「色々な思い」のドラマが誰にでも有ります。
色々な善悪の思いが有るでしょうが、これを今から感謝の思いで上書き修正をして行きましょう。
そうすれば、どんな人生も、「それで良かった」という良い思い出に上書きが可能です。

つまり、今の思いが、過去の思い出も善悪に左右が出来るのです。
今の自分が、感謝が出来る心境ならば、それで大丈夫なのです。

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コメント (404)
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