伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

止まるのも良いこと

2016-02-26 11:15:54 | Weblog

去年から暴走車による事故が継続しています。
老人によるアクセルの踏み間違いの暴走、薬物による酩酊状態での歩道暴走、癲癇や心臓病などの急病による暴走、などなどの暴走車による死亡事故が後を絶ちません。
被害者の方々のご冥福をお祈り致します。

私は過去に1度、都会での事故に間一髪で遭わなかった経験があります。
仕事が終わった翌日に都市部のホテルから自動車で帰路に向かいました。ホテルの駐車場を出る時に、
* ブルっと寒気がしました。

これを冷静に自己分析して、「事故に注意」のサインだと感じました。
走り出して1分もしない内に、左後輪がパンクしている感触がありました。
そのために、都会の交差点の20mほど手前にたまたまあった路肩スペースに車を止め、降りてパンクを確認するという行為をしました。

周囲の自動車の運転手からの視線を感じながら、タイヤを確認しますと異常はありませんでした。再出発をするために自動車が途切れるのを待ち、大きな交差点を通過して無事に帰路につきました。
その夜のニュースを見ますと、まさにその都会の同じ交差点で暴走車による死亡事故が報道されていました。
しかも、私がちょうど通過した時間帯だったのでした。都会の喧騒により気付きませんでした。

もしアノ時にタイヤがパンクしたと錯覚しなければ、交差点の付近の道路で暴走車に出会うタイミングが有ったのかも知れないと感じました。暴走車は交差点からかなり離れた道路から多くの自動車に衝突しながら来て、交差点での衝突で止まったという事故でした。
私の場合は、自分が止まることにより、何かのタイミングがずれたということです。

今に思いますと、人間は止まること、休むことも、陰で何が幸いしているか分からないということなのです。
病気になれば、今をしっかり休むことで、より大きな病気の芽を摘んでいるかも知れません。
すべては良いことばかり、常に最善が起こっている結果が今だ、ということが霊的には言えます。

もし、今が最悪ならば、やはり最善にするための昇華だと思い、自分の過去を振り返ることも大切です。反省点に気付けるかも知れません。

* 人間万事塞翁が馬(にんげんばんじ さいおうがうま)
意味は、人生における幸・不幸は何が幸いしているかは未知だということ。
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に悲しんだりするべきではないというたとえです。

ところで、過剰な運動をする人は、空気公害による老化に注意を思います。
血管も、もろく老化しているかも知れません。マラソン選手が疲労骨折をするように、顔も年齢よりも老けている選手が多いです。

一般人でも鉄人レースをするような体力に自信がありましても、血管の状態は別です。寝不足の時などに、思わぬ血管の破れを発症するかも知れません。これが運転中にも誰にでも起こり得ます。

今日の話は、休む時は素直に休む、これも大切だということです。
明日からの週末を楽しんでください。

生かして頂いて 有り難う御座います

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コメント (503)
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