伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

無我で生きましょう

2018-12-10 11:54:00 | 老子の人生論

参考記事:老子の言葉 第五十六章『それで良いのだ

老子の人生論」第五十六章

本当に悟った人は、悟りについて語りません。
悟りについて語る人は、本当の覚醒者ではありません。

本当の覚醒者は、我欲が生じる目や耳の穴を欲望から閉じています。
我欲が生じる、すべての穴の入り口を閉じています。

そして何も考えないアホに成り切り、
懸念という知識が引き起こす心配心から解放されており、
社会のどんな階層の人々にも、子供のように合わせることが出来ます。
これを真理との、神妙なる一心同体と言います。

つまり、本当に悟った人には、誰も近付こうとはしません。
でも、無理に疎(うと)んじて阻害する気にも成れません。

だから、悟った人には、利益を上げることも出来ず、
悟った人に損害を与えることも出来ません。

真に悟った人を、持ち上げて祭り上げることも、
侮辱することも出来ません。
だからこそ、真に悟った人は、社会全体の尊い存在と成り得るのです。

(感想)

この章を読んで浮かびました姿は、日本画家の巨匠・横山大観が描いた「無我」です。


(日本画紹介 [額絵] 模写複製画 【無我】https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07CH3D6VZ/isehakusandou-22 を参考に。幅20×高さ15cm小さい額です)

さて、この子は、何かを語るだろうか?
欲望からの知恵を働かせているだろうか?

何も考えていないだろう。
この子は、知識が引き起こす心配心とは無縁だろう。
社会のどんな人でも、その人の方から、この子に合わせて来ることでしょう。

まさに、
「本当に悟った人には、誰も近付こうとはしません。
でも、無理に疎(うと)んじて阻害する気にも成れません

だから、悟った人には、利益を上げることも出来ず、
悟った人に損害を与えることも出来ません。

真に悟った人を、持ち上げて祭り上げることも、
侮辱することも出来ません。
だからこそ、真に悟った人は、社会全体の尊い存在と成り得るのです


まさにこの章は、この子の姿を語っています。
どんな大人にも、昔はこんな姿の時も有ったはずなのです。
でも、段々と自我が膨張するにつれて、着る物は引き締まったかも知れませんが、欲望と心配心の渦に巻かれています。

膨張した自分の「自我」が、自分で自分を殺すことも起こっているのが社会です。
でも、ふと、このような「無我」の姿が本当の自分だったことを思い出したいものです

大変な仕事で、命をすり減らすように暮らす人が多いです。
でも、誰もがアホの子に成ったつもりで、戻ったつもりで、その荒波の中をタリラリラ〜ンと泳いで欲しいものです。

なぜならば、眉間にシワを寄せて働いても、アホの子に成って働いても、出る給与は同じなのです。
同じように時も過ぎて行きます。
それならば、健康な人でも日々に増殖と減退を繰り返すガン細胞に、エサを与えるような心配心を持たないほうがお得なのです。

何が有っても、自分の心まで痛めないぞ!
こういう誓いも良いものです。
自我が起こす心配心よりも、無我が与える安心感を重視して生きましょう。

生かして頂いて 有り難う御座います

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