伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

実際にモノを捨てなくても、「所有感」と「執着心」だけを捨てることは可能

2018-12-19 11:54:39 | 釈尊の言葉 スッタニパータ編

(記事「自分の中の欲情の火で、他人を怪我させてはダメ」からの続き)

釈尊との問答を終えた雪山に住む神霊が、釈尊への賛辞を語ります。

「釈尊こそは、限りなく深い知恵と、神妙なる真理に到達している。

あらゆるものの所有を完全に放棄し切っている。

欲望や社会的な名声・地位への執着が消滅している。

このように全てのことから離れて完全に自由である。

神々の世界である静寂の禅の境地を自由に歩み進む、大仙人を見るがごとくである。」

(原始仏典 釈尊の言葉 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章9節-No.176)

(感想)

神霊が、釈尊と面会した上で、釈尊を評価する点が羅列されています。
当時の釈尊と面会した・・・・。
これは、釈尊の実像を知る重要な手掛かりと成ります。
現代の私達への、大切な生きるためのヒントに成りますことは、

(1)すべてのモノへの所有感を捨てると、自分自身が自由に成れること。

現代に生きる私達は、釈尊のように所有物の全てを、本当に捨てる訳にはいきません。
でも、モノは所有していましても、その「所有感」は捨てることが可能です

子供を持っているが、子供を自分のモノだという所有感は捨てる。
子供を天から預かっているだけだ。

家や貯金が有るが、社会から一時的に自分が預かっているだけだ。
仕事の役職を持つが、自分が一時的に就かせて頂いているだけだ。

このように所有感を捨てるだけでも、自分自身の生き方が大きく違って行きます。
他人とムダに争うことも、しなく成ります。
これはつまり、来生に嫌な転生をする因果を創らない、残さない生き方に、自分の「所有感」を捨てるだけでも近付くことが可能なのです。

(2)欲望や社会的な名声・地位への執着が消えるほどに、その人は自由に成れること。

欲しいモノや、社会的な地位が、今の自分に有っても別に良いのです。
でも、それに対して「執着」するほど、自分の心の自由は消えて行く訳です。
執着するほどに、腹が立つことや、心配することが増え出します
すると、自分の心がいつの間にか、ソレに対して縛られているのです。

私達は、色々なことで悩みますが、ソレに対して執着をしていないか?
「自分が預かっているだけ」
という視点に切り替えた場合、自分の心労の具合が変わるのではないでしょうか。

仕事にも、家族にも、お金にも、恋人に対しても、
・「嫌な執着はしない」
・「今の自分が預かっているだけ」
という心境は、逆に良い関係や、良い継続をさせるものなのです。

人は死ぬ時に、自分の肉体でさえも、預かっていただけだったことを、誰もが思い知らされます。
自分の遺体を、誰もが天井付近から眺める体験をします。
その時に、コノ世で色々なことで、争ったことや、憎んだことや、怒ったことが、とても愚かなことだったと分かり始めます。

すべては、自分の「所有感」と「執着心」が起こさせる、喧嘩であり、心配であり、悲しみだったことを、死後に分かり始めます。
でも、その時は既に、コノ世で因果(再び転生する因子)を創った後な訳です。

だからこそ、生きる内から、自分の「所有感」と「執着心」に、色々なことに対して注意をしましょう。 (続く)


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コメント (514)
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